モバP「あったかくなってきたと思ったのに……」
モバP(以下P)「何だこの寒さは!手先がふるえる!」ガタガタガタガタ
光「そうか?アタシはぜんぜん寒くないぞ!」シュパパパパ!
P「半袖短パンなのにか?」
光「ああ!鍛えてますから!」シュッシュッ
P「人間離れしてるな……もしかして、晶葉に改造とかされたのか?」
光「……大丈夫!それはまだしてないから!」
P「まだ!?それは!?今のは何の間!?」
光「……やみのま?」
P「違うだろ!!」
光「それはそうと、P!暖まるのにいい方法があるぞ!」
P「何をするんだ?」
光「こうする!」ピトッ
P「くっついた!?」
光「そして、こう!」ドン
P「わっ、おしくら饅頭か!」
光「絶対暖かくなるだろ?さあて、大暴れ待った無しだ!」
P「ぬお!やられるがままでは無いぞ……おしくらまんじゅー!」
光「おっされってなっくなー♪」
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光「ゼェ……ハァ……お、おっしくっらまんじゅー……」フラフラ
P「一時間ぶっ通しで、ぐぅ、やることじゃなかったな……汗かいたろ。シャワー浴びてくるか?」
光「いいの?」
P「いいんだ!寒いんだし、早めに暖をとるべきだ」
光「サンキュッ!」ダッ!
P「転ぶなよー!」
光「心配しすぎーーおっととっ!?」フラッ
P「いわんこっちゃない!」
光「大丈夫だってば!お風呂に向かってゴー!」
タッタッタッタッタッタッタッタ…………
P「……行ったか」
P「さて、現状を語らねばなるまい」
P「光は小柄で、しかし出るところは出た体型である。手垢のついた物言いであるが、トランジスタ・グラマーと言って差し支えない」
P「さらに、平熱が高いのか、あるいは服に拘らないからか……夏服同然の、たいへん涼しげな格好である。寒そう」
P「そして、脇が甘い。さきほどまでピッタリピットリくっついてたのだから、その隙の多さは尋常でない」
P「だから、仕方ないのだ。ーーMY SONがオルタナティヴしたって仕方ないのだ……!」
ムスコ「アナタハウンメイヲエラボウトシテイル」ギンギン
P「上目遣いでこっちを見てきた時に、目と目を合わせれば……シャツの隙間から見える!何とは言わん!しかし見える!」
P「ええい、光で反応とか、犯罪もよいところだぞ!いくら光が140cmに詰まるだけ詰まった奇跡のぷにボデーだろうと、俺はJC大好きのロリペドど変態野郎ではなく、346プロのプロデューサーなのだ!こんな事実、あってはならぬことである!」
P「……仕事しよう。無理に刺激はするまいて……」カタカタカタカタ
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P「そうこうしてるうちに、山積みの仕事が全部片づいてしまった」
P「ずいぶん遅いな」カチカチ
P「帰ったらしきメールはなし。光に残りの仕事は無いし、移動してるか、あるいは……。シャワー室に行ってみるか」
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女子シャワー室前
P「おーーい!光ー!長風呂がすぎるぞー!」
オーイ!オーイ!オーイ!オーイ……
P「……大丈夫なのか?返事してくれーー!!」
シテー!シテー!シテー!デシテー……
P「利用者名簿に載っているのは、光だけ……」
P「ままっまっまっまっまままさか、のぼせてたりするのか!?助けねばならぬ!ええい、ままよ!」ガラッ
P「……やはりか!」ヨッコイショ
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P「せぇの……あっそれ!」ドサ
P「まずすぐに拭かないと……」
光「……ン……」ムニィ
P「あ、反応しちゃうヤバイヤバイ」
P「……ってそれより!水、水はどこにある!?」
自販機「呼んだかね」
P「何か飲み物は……スタドリ!これだけか!」ガチャコッ
P「あれ、こんな容器だったっけ……関係ないか。まず一口飲ませて、着せてっと」
光「う……かぽぉ……」ダラァ
P「ああ、こぼれちゃって、ハフスタになってしまった……いや!あとは安置出来る場所だから、つまり仮眠室だ!」ヨッコイショ
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仮眠室
P「備品の冷えピタ、ふかふか毛布にエトセトラ……流石346プロ。食堂でよい油を使ってるだけあって、福利厚生や事前の準備は万端であるな」
P「さて、足りないものを買いにいこう。水分はいくらあっても多すぎることはないし、よっこいせっ」
光「……う……P、なのか……?」
P「ああ、起こしてしまったか」
光「助けてくれたんだ……。ごめん、かっこわるいところ何か見せちゃってさ。
アタシ、自分の疲れとかが、未だよくわかってないみたい……」
P「気にしないでくれ。フォローは出来るし、ヒーローだって四六時中カッコいい姿じゃないだろう。クサい言い方だが、俺の前でくらいは、カッコ悪くていいぞ」
光「……いいの、か?」
P「光はかっこいいんだって、知ってるからな。だから、いいんだ。……その、なんだ。こっちも見ちゃったことを謝る。すまなかった」
光「いや、アタシがしっかりしてれば起きなかったんだし。Pは謝らないでよ」
P「そうは言うが……」
光「……じゃ、これ以上は無しにするか?」
P「いや、事故といえ風呂に入ったんだし。思うところだってあるだろう……」
光「え?……あ、そっち!?」
P「それ以外のなんだとでも?」
光「かっこわるい所の方かと……うぁあぁぁぁっ……//////」カァァァ
P「……すぐ忘れるから」
光「恥ずかしいのが止まんなくてぇぇっ……/////」
P「本当にすまない……。ところで、軽食やドリンク類を買ってきたいんだが」
光「何から何まで、本当にありがとね」
P「いや、買いに行きたいからさ」
P「袖掴むの、やめてくれるか?」
光「えっ。掴んでるのか?」ギュー
P「ほら」
光「あっ。……今はなすね」パッ
P(まさか、無意識なのか!?)
光「えっと、買いに行っちゃうってことは、ここから離れるんだよな?」
P「ああ。そうなるが」
光「そっか、そうだよな。……よし、行ってらっしゃい!気をつけてね!」
P「すぐに戻る!」ガチャ
光「ひうんっ!?」ビクッ
P(こんな状況ですら虚勢を張ってるが、すっかりナーバスになりきってる……急がないと!袖つかんだ手をグーパーしてるし!)
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P「……よし、これだけあれば、あと十年は戦える」
P(トイレに一度寄りたかったが……まぁ、スピード優先だな)ガチャ
光「あ、P、お帰り……」
P「ただいま。ちょっとだけ楽になったみたいだな」
光「うん。ありがとね、P。ただ……」
P「ただ?」
光「な、何かさ……熱いっていうか……せつないんだ。きゅんっ、てして……///」
P「なんじゃとて!?」
P(紅潮した頬!濡れた瞳の長いまつげが、ああ、また上目使いだからピンクの星が!落ち着け!文法を正せよ俺!)
P(なんでこんなことに……いや、まさか!光に飲ませたスタドリの正体はーー)
スタドリ?「捨てろプライド、捨てろサクセス」
P「やはり!!噂に聞く試作スタドリ『元気一発レコンギスタG』じゃないか!?」
光「何それ……それとも、この変なの、っは、それのせいなの……?」
P「いやいやいやいや!やはり長風呂が祟ったんだ!」
P(ごめん、全くその通りだっ。笑っちゃうくらいにブチ込まれたオーガニック的な何かが、飲んだ人間に『素直になっちゃう』作用をもたらしてしまうのだ!)
P(おのれちひろ奴ッ!いい加減に新しい薬棚を買いなさいよ!何で自販機に混ざるんだ!)
Pの心の天使『これもアイドル力の発現か……』
P(知るか!)
光「むー。P、今うそついただろ……?」プクー
P(むくれ顔hshs)「サテ。ナンノハナシザンショ?」
光「……相棒だって、信じてたのに……」ジワァ
P「んぐっ!?」
光「ねぇ、そんなにアタシってさ、頼りないのかな。相棒だって思ってたの、アタシだけだった……?」
P「えっ……」
光「……背の低い女子は、ダメか……?」
心の悪魔『そんなことはないゾ』
ムスコ『そうだよ』ムクムクッ
P(先に言うなッ!)「そ、そんなことはない!」
心の天使『止まんな!』
心の悪魔『ビビんな!』
天使 悪魔 『思ったそのまま your on the right track!』
P(しゃべるなぁぁ!)
光「はは、そっか。……みっともないついででさ、ちょっとだけ、本当にちょっとだけ、甘えてもいい……?」ピトッ
P(ど、どうなってる?光が甘えんぼになりすぎてるぞ?)
光「……う、うぅ……」グスグスッ
P「どうしたっ!?」
光「あれ、アタシ、泣いて……?止まんな、なんで、アタシ泣いて……?」スリスリスリスリ
P(スリスリヤメロォ!)「大丈夫!ってか、どうなったんだ!?」
光「なんかさ、うぁ、こわい、怖いんだ……変なキュンキュンがして、うう、熱くって……それが、怖くて、怖くって……!ねぇ、これってさ、なんなんだろ。Pは、知ってるか……、おしえてよ、教えてよPっ……」
P(さっきと同じくくっついてるけど!ヘヴィさが違う!シャンプーの香りが甘くって!華奢で小柄な体がピトリと!)
P「ほっとけば治るから……とにかく今は、放置すればいい!別に死なないし!」
コメント一覧
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- 2015年03月14日 23:41
- ?
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- 2015年03月14日 23:50
- おかしいですよちひろさん!
-
- 2015年03月14日 23:50
- イチゴ最強説
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- 2015年03月14日 23:51
- ネタつめこみすぎィ!
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- 2015年03月14日 23:52
- 光「ああ!鍛えてますから!」シュッシュッ
あ~^いいねぇ!おじさんのおじさんも暖めておくれ(ボロン
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- 2015年03月14日 23:55
- ※5
(無言の全力キック)
あ、ご褒美だコレ
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- 2015年03月14日 23:55
- てるこをバイストンウェルに送らないと
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- 2015年03月14日 23:58
- 光ってこんな感じだっけか
PaPではないから正確なことは言えないけど
所々違和感があるなぁ
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- 2015年03月15日 00:00
- 荒んだ心にスタドリは危険なんですプロデューサーさん!
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