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「不老不死」は誰もが考える永遠のテーマである。テクノロジーは我々の心が永遠に生きながらえる手助けをしてくれるだろうか?
これから話す、1人の大富豪の寓話について考えてみて欲しい。その男の名はニコラス・フラメルとでも呼ぶことにしよう。
フラメルは歳を取るにつれて、死にたくないと強く願うようになった。ずいぶんと思案した末に、心の中身を人間の頭よりもずっと安定した容器に移し替えればいいと気がついた。フラメルはネットワークのエンジニアで、脳としての思考、そして我々自身とは、単なる電気回路の組み合わせでしかないと確信していた。
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確かに、これらはコピー可能で、安全な場所に貯蔵できるかもしれない。850億個の神経細胞からなる脳のマッピングは難しそうだが、インターネットのそれと全く別物というわけでもない。
フラメルは脳のアップロード計画に全財産を投じ、数年後に彼の望みも夢ではないと感じるようになった…が、そこには重大な罠があった。物理的な脳内の情報を移転するには、脳を破壊しなければならないのだ。だが、すでに85歳になっていた彼は、幾度かマウスで実験を行った後、結局実行することを決心した。
手術は意識を保ったままで行った。病院のベッドに横たわり、脳が分解されると、その情報が神経と接続されたコンピューターに転送された。最初、彼は何も感じなかったが、次第に意識が薄れて行くのを感じ始めた。そのとき、予測していなかった出来事が起こる。コンピューターがはっきりとした声で、「目覚めたぞ」と喋ったのだ。しかし、フラメル自身はまだベッドの上で寝ている。そして、悟った。コンピューターに起きた現象が何であれ、自分は今死ぬのだと。
フラメルの物語は単なる寓話だが、脳のアップロード、すなわち”脳全体のエミュレーション”はここ数年で大きな脚光を浴びている分野だ。「理論的には脳のコンピューターへのコピーは可能であり、死んだ後の命の形をもたらしてくれます」と、昨年スティーブン・ホーキングは述べている。
技術的特異点に関する著述で知られる発明家のレイ・カーツワイルは、脳のアップロードは23世紀までに可能になると宣言した。この分野において、現在最も有名な取り組みは、ロシアの大富豪が資金を提供する2045イニシアティブと呼ばれるもので、「個人の人格を高度な非生物キャリアに転送し、不死も視野にいれた延命を図る」ことを目的としている。
このように脳内の情報をデジタル化し、別の場所に保存することが可能だとしよう。また、心が実際に肉体の脳にあるものだとしよう。しかし、ニコラス・フラメルの寓話が示唆するように、脳のアップロードが意味することはっきりとしない。そこで産み出されるものは、あなたなのだろうか?
この問題については深入りしない者もいる。彼らにとっては、コピーがあなただと感じていれば、それで充分なのだ。哲学者のデイヴィッド・チャーマーズは、私たちが毎晩、眠る前に意識を失うことを指摘する。そして、目覚めたとき、それについては特に何も思わない。「目覚めは正しく新しい人格の始まりにも少し似た、新しい幕開けです。それでいいのでしょう…ならば、再構成的なアップロードもそれで構わないということになります。」
おそらく、それが問題の全てだ。自意識は幻想だと考える者にとってはなおさらだ。仏教徒の多くがこれに近い立場をとる。彼らは自意識とは、記憶や思考や感情などを、つかの間の感覚以上の何かと勘違いした結果の産物に過ぎないと見なしている。そうした自己が無意味であるなら、死も大事ではなくなる。もしコンピューターがあなただと思うのならば、おそらく本当にそうなのだ。
だが、不死を求める大抵の人たちは、自分には自己があるとかなり強く信じているのではないだろうか。だからこそ、生きるために惜しげもなく大金を投じるのだ。クローンのように彼らなしでも脳は生き続けると知っても、満足はしまい。
自意識がコピーを生き延びることができるか否か見解の一致を見ないという事実は、意識と自己認識についての一般的な理解が、極めて薄弱で限られたものであることを思い起こさせる。科学者はそれを定義することができず、哲学者もまた手こずっている。
ウィスコンシン大学の神経学者ジュリオ・トノーニは意識を「夢を見ない眠りに落ちるとき薄れ行くもの」とシンプルに定義している。近年、彼やクリストフ・コッホなどの科学者たちは、脳の様々な部分の間にある極度の複雑性と繋がりから意識が浮かび上がる時点について、理解を進展させた。「意識を有すためには、大きなレパートリーを持つ高度に分化した状態が備わる単一の、統合された実存が必要」とコッホは記す。極めて抽象的で、自己を他の容器に移し替えるその意味についてはほとんど何も教えてくれない。
アップロードした脳だけで身体がないとしても、きちんとした意味で意識は存在していられるのだろうか? 『Out of Our Heads: Why You Are Not Your Brain(脳を越えて:あなたが脳ではない理由)』の著者アルヴァ・ノエによれば、答えはノーである。彼の主張では、自意識は単に脳があることから発生するものではない。
それには身体と世界で生きることが必要なのだ。「意味のある思考は、環境と動的に関与する一個の動物だけに発生します」とノエ。私たちが意識と呼ぶものは、「その環境的文脈の中における一個の動物の達成」なのだそうだ。その意味では、重大かつ意識ある不死には、電気的な脳だけでなく、それに従う精巧なロボットの身体を持ち、周囲の出来事を感知するしっかりとした神経を備えることが必要だろう。
ところで複製する力はその分野での思考を歪めるのだろうか? 私たちはバッハのカンタータや誕生の瞬間のイメージなど、先祖なら恐れ多いと感じたであろう物をコピーすることができる。心のように形のない物をコピーできると私たちが考えるようになったのは、おそらくこの能力のせいだろう。だが、もちろん不死を実現するのは、ハードディスクのバックアップよりも遥かに難しい。
多分、未来のニコラス・フラメルにとってもっと上手いやり方は、脳をコピーすることではなく、自己を新しい物理的な受け入れ先に移し替えることだと思う。新しい貝殻を探すヤドカリのように、不死は自己をコピーすることではなく、現在の生物学的な家からゆっくりと離れ、もっと長持ちする場所へ引っ越すそのプロセスを作ることなのかもしれない。これはイェール大学のスティーブン・ノヴェラが指摘したことだ。
一体、どうすればいいのか? 過去20年間の間に、科学者たちは神経可塑性という、脳が絶え間なく自分を書き換える概念について理解を深めてきた。例えば、脳梗塞の患者は、脳が特定の行動のコントロールを障害のある領域から移し替えることが原因で、失った機能を取り戻すことがある。この考えを進めれば、脳の活動をびっしりと相互に接続された電脳へゆっくりと移転させることに繋がるだろう。時が経てば、上手くすると私たちの知性とアイデンティティが古い脳を離れ、より長持ちするユニットへと避難してくれるかもしれない。
それでも、これが必ずしも成功するとは限らない。実は、ニコラス・フラメルのモデルになったのは14世紀に生きたフランス人の書籍商である。彼は錬金術を実践し、不老不死の秘薬と賢者の石を発見したと広く信じられていた。だが1418年に死亡し、今はパリに埋葬されている。
via:newyorker・原文翻訳:hiroching
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コメント
1. 匿名処理班
十分生きた身としては、不老不死に興味なんて全く沸かないんだよなぁ
まあ、100%完全に現実を再現できるだけの能力があるコンピュータ内に取り込まれて、100%完全な仮想空間に住めるって言うなら多少は興味が湧くけど、それでも外の世界の存在を知ってしまえば、やっぱりこんな嘘は要らないっていつかは思うようになりそうだし
2.
3. 匿名処理班
シミュレーションをシュミレーションと言う人はエミュレーションもエュミレーションと呼ぶのかな、とか至極どうでも良い事を考えてしまった
4. 匿名処理班
脳のコピーは作れても、自分の心や意識まではコピー出来ないと。
5. 匿名処理班
オリジナルの方は普通に死ぬから、複製した方が永遠に生きてもオリジナルからしたら意味がないのではないか
6. 匿名処理班
俺の人生ってたいした価値は無いんだなって、中年になって気づいた
だから永遠に生きる必要はないんだと思う
それにコピーできたとしても俺と繋がってないんだから
延命した実感もないと思うんだよなぁ
7. 匿名処理班
>仏教徒の多くがこれに近い立場をとる。
やっぱりブッダって神だわ
8. 匿名処理班
んまあ、自分のコピーを作るというのは子孫を残すのと同じ
はたまた、アメーバのような分裂による生殖みたいなもので
不死とは程遠いけど極めて健全な本能の発露であるよ
9. 匿名処理班
仮に脳の記憶を移し替えが出来たとしても、本当にその人本人なのか、分からないな・・。
単にコピーされた別人かもしれないし・・・・・
10. 匿名処理班
不老不死も良いけど死んだ時にリザルトが出たらいいなとは思う
走馬灯ってどれくらい詳しく見れるもんなんだろうな
11. 匿名処理班
人単一で考えたら死だけど細胞単位では毎日死んで生まれてを繰り返してるんじゃないか。
何十年後かには自分はいなくて新しい自分になってるんじゃなかろうか。
記憶できてない分は細胞が死んでる分とか思っちゃう。
ネットワーク上に自我を投影しても完全に自己を保てる気がしない
12. 匿名処理班
脳のコピーで不死を、ね
色々とがんじがらめな問題だな
13. 匿名処理班
銀河鉄道999の「機械の体」みたいなもんだな。
14. 匿名処理班
どこまでいってもコピーはコピーじゃん
15. 匿名処理班
意識をデジタル化して伝送できれば光速で宇宙旅行ができるね。
受信機と再構築の時間が必要だけど。
16. 匿名処理班
※1
100%完全な仮想空間って「今」なんじゃない?
完全なら気づかないし、わざわざ「あなたはもう死んでいて、今いるのは仮想空間ですよ」なんて教えてはくれないだろうしね。
17. 匿名処理班
機械の身体で不死身になるより、80年程でいいからずっと生身の若い身体でいたいな
18. 匿名処理班
自分で試してみない限り自我を移せるかわからないものだね
19. 匿名処理班
[不死を求める大抵の人たちは、
自分には自己があるとかなり強く信じているのではないだろうか]
パルモたんなんか凄い事に気がついたんじゃない?
でも記憶をネットに移してもソレを生命と定義できるんだろうか?
人工知能が出来た場合それは生命と定義できるのか?
かなり境界線があいまいな話だよね
だって同じになるわけだから
20. 匿名処理班
*1
>>100%完全に現実を再現できるだけの能力があるコンピュータ内に取り込まれて、100%完全な仮想空間に住める
なるほど。自我を100%コピーするのも、自分以外を100%(と信じられる範囲で)コピーするのも同義で、後者の方があるいは楽かも。
21. 匿名処理班
ゼーガペインの世界だな
22. 匿名処理班
人間のソフトウェア(意識)とハードウェア(脳)は不可分なんだね
23. 匿名処理班
永遠に生きたくはないけど死にたくはないという矛盾した気持ちが解消されるときは来るんだろうか
24. 匿名処理班
意識を移せるとしても、やっぱりそれは自分以外の誰かになっちゃうよね。
他人のエゴだよ
25. 匿名処理班
アナログ→デジタルの過程で、どうしたって必ず量子化誤差は生じるから、完全にそのままってのは無理ぽ
26. 匿名処理班
自分が死ぬときに自分のコピーの体に自分の記憶を
移し替える映画があったけど
でも結局自分は死ぬんだよね、自分と全く同じ人間が
生きてても永遠の命ってことではないのが悲しい
自分の意識そのものを移し替えることが出来ればいいんだけどね
27. 匿名処理班
自分だけ長生きしてもしょーがない
家族や友人がいないとねー
28. 匿名処理班
脳のコピーはできるかもしれないけど、外界からの刺激をキチンとエミュレートできないと、真っ暗な部屋に浮かんでる状態とおんなじで早晩気が狂うと思うわ。
あと肉体由来の生理的な刺激も重要らしい。たとえば人間、常にちょっと揺れてるけど、それを脳が補正して「止まってる」と思ってるらしい。
だからその揺れてる刺激もインプットしないと超酔うみたいね。
逆にそんな諸々を超越して気にしなくなれるなら、人間以外の新生物になれる気もするから楽しそうではありますが。
29. 匿名処理班
なんだか難しいが、とりあえず今の人生を精一杯楽しめということかな
30. 匿名処理班
命や意識という物を科学的に解明するというのは如何なものだろうか?
「死」と「自己」が未知の領域であるからこそ、人類は誕生したときからそれらに苦しめられて来たワケだけど、同時に救われてもいたんじゃないだろうか。
未知であるが故に、どうとでも想像できるってとても幸福なことだと思う。
たとえどんなに複雑だとしても、自分の存在を数式や科学用語の羅列で表すことができるってムチャクチャ恐ろしくない?
もちろん、研究によって今の自分が想像もできないようなハッピーな結果が得られる可能性もあるんだけどね……それでもコワイ
31. 匿名処理班
いきなり外部のコンピュータに意識のコピーを作ってもしょうがない。
脳細胞の新陳代謝に合わせ、だんだんに劣化しない脳細胞の代わりの機械に交換する、
そういうナノマシーン技術、みたいなのがあれば、コンピュータに意識入れ替えは出来るだろう。
そういうSFを山本弘が書いてたかな。
そんな超高度技術よりも。先に老化を起こさないようにテロメアをどうにかして、
脳細胞のまま死なないようにするほうが、まだ多少ラクな気がする。
32. 匿名処理班
意識なんて本当曖昧なもので、漠然と疑っていなくても、寝る前の意識と寝た後の意識が同一のものだという証拠も無いし。結局コンピューターに転移された自分を、自分だと信じられるかどうかだよな。
あと脳のエミュレーションが可能だとして、精巧なロボットというのがどの程度か分からないけど、生物として一緒に発展してきた肉体を離れるって一体どんななんだろうね。
33. 匿名処理班
死ぬ直前に確信するんやで
「走馬灯を繰り返している!!」
34. 匿名処理班
脳の全細胞状態をコピーするのはさほど難しくないとおもう
思考のアルゴリズムという自我をどうデータ化するかだよ
35. 匿名処理班
サムネの本好きやで
36. 匿名処理班
身内や知り合いもいない仮想の永遠生命なんて何の張り合いもない
どんなに苦労しようが地獄の生活環境でも未来を信じて
毎日送れるリアルのほうがはるかにましだ
37. 匿名処理班
脳の中身をコピーしたところで脳自体の機能までコピーできるわけじゃないだろう。
つまりそれは意識とかじゃなく、ただの記憶でしかないだろう。
それに学習する機能や五感を持ってないとダメだろう。
欲求がなくなりそうな気がする。
言い換えれば脳、身体、五感、欲求らへんを併せ持てば意識を持つんじゃないか?
38. 匿名処理班
はたして脳だけがその人そのものだろうか?
腸も記憶があると言われてる
脳だけ分離してこれは何なにくんそのものだと言い切れるのか?
39. 匿名処理班
コンピューター技術者:「今日はこのHDDを整理して、領域を拡げておこうか・・・ format exe っと。」
意識をコンピューターに移した金持ち「ちょっ おまっ 辞めっ くぁwせdrftgyふじこlp・・・」
40. 匿名処理班α
???『感謝しろよ、マモー。やーっと死ねたんだから。』
41.
42. 匿名処理班
QUEENの名曲「Who want live forever(誰が永遠の命なんて欲しがるのか)」
不老不死ほどむなしい物は無いのに
43. 匿名処理班
アップロードで23世紀か、軽く絶望できるなぁ
今の人間が記憶思考回路維持したまま保持できるわけもないし
シックスデイみたいにコピーしたもんは別の個体って事だろうし
※38
内蔵や四肢いくつか切除しているやつもちゃんと人として生きているから
脳だけでも人の結構な部分占めるもんじゃないの
44. 匿名処理班
全身の細胞だって常に死んで常に生まれ変わってるのだからコンピュータになったところで一緒じゃないのか
ただ意識があるままコピーされたら自分じゃない自分が生き残るのを見て何が起こるのか・・・
45. 匿名処理班
攻殻機動隊の世界だね
脳の情報をデジタル化しコンピューターにコピーしたとしても、そのコンピューターにはゴーストが宿らず本人にはなり得ない
現実ではどうなるのか楽しみ
精神や記憶っていうのは脳内の情報でそれをコピペすれば本人となり得るのか?生きている間に見てみたい
46. 匿名処理班
脳機能を部分的に置換や拡張できるようになれば、いずれは意識を司るコアな部分も・・・って事は可能かもしれない。
47. 匿名処理班
可能かどうか以前に、”成功したかどうかの判別もつかない”というのが今の人類の科学水準の現状じゃなかったっけ。
哲学的ゾンビ、サールの中国人の部屋、意識のハードプロブレム、決定論と自由意志におけるジレンマ、色々言われてるけど結局のところ「そもそも意識を意識たらしめている直接的な”何か”が分からない」というのが今の人間の認識の限界だとか。
最新の科学の課題でありながらも、哲学も関わってくるという相当な難問なんだよねこれ。
数十年語には人間以上の動きが出来るヒューマノイドロボットが実現すると言われてるけど、強いAIに関しては全く目処が立っていないのもこれが理由。
48. 匿名処理班
怒りっぽいとか泣き虫だとか気質は臓器の健康状態、体質なんかとも関わりがあるし、機械の身体に意識を写せても個人の心なんて保てるのかな
意識のアップロードは成功しても個人の人格や個性は失われそう
49. 匿名処理班
電脳HAL?…を思い出した
50. 匿名処理班
お腹に住む腸内細菌の種類がその人の性格に影響を与えているらしいじゃないですか。
ひょっとして自分の意識は脳だけのものではなくて、自分を構成する小さなものたちの総意なのかなあ。
51. 匿名処理班
そんな事すると鬱になりそうだね
52. 匿名処理班
もし仮に完全な記憶のコピーが可能であれば、本人以外の第三者には個人そのものと認識されるだろうが、当の本人は意識の連続性が維持されない限り、自分によく似た他人でしか他ならない訳で。
53. 匿名処理班
完全にコピーする前に脳とコンピューターをシンクロさせればいいんじゃない?
脳の機能の半分をコンピューターに処理してもらう感じで
失敗したらやばそうだが
54. 匿名処理班
キャプテン・フューチャーのサイモンライト思い出したのは・・・
多分・・・俺だけか・・・
55. 匿名処理班
寿命が今のままでいいって言ってる人ってカッコつけてるか、今の常識に囚われてるだけだと思う。
誰でも若いまま200年生きられますよって言われてみんなが200歳生きるようになっても80〜90年で死ぬなら有言実行ですごいなって思うけど