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こちらはメールにて当サイトに直接投稿いただきました記事です
【名無し】 さんありがとうございます!

[投稿日時]
2015年03月14日 14時24分44秒
■体験談
友達の目が落ちかけていた…という話を見て思い出した修羅場です。グロテスクな話ですが…。

我が家の犬の話です。

あの日は大型台風が近づいており、当時の私は小学6年生でした。
夜中0時頃特に風が強まり、父母と私はユーコという我が家の犬について話していました。

私「風強いよ怖いよユーコが…。」
母「これじゃあの子危ないわ。お父さん小屋は駄目よ、家に入れよ?」
父「そうだな、じゃあ今から連れ……………
犬『キャーーーーン!!キャアーーーーーーーーン!!!』
父「…はっ!?おい、ユーコ!?」










只ならぬ犬の悲鳴に3人慌ててユーコの元へ急ぎました。
最初、悲鳴をあげた筈の後ろ姿のユーコ、ケロッとしている様に見えたんですね。あれ?別犬の悲鳴??いやでもこの子の声だったよねえ…?と話しながら近付いた時、何か違和感に気付きました。

最初上から犬を見下ろしていたんですが、真っ暗でも顔が何か?とにかく妙だったんです。あれっ?と思い、初めて真正面から犬の顔を見て、私は最大級の絶叫をあげました。

ユーコの左目は完全に脱出していました。

親子全員でパニック状態に陥り
母「きゃあーーーーー!はっ、早く病院に!!」
父「きゅ救急車!!ちち違う車を!!早く!!おい〇〇っ(私)、先生に電話しろーー!」
私「今してるうぅーー!」

その時はとにかく全員正気では無く、夜中0時というとてつもなく非常識な時間に私は泣きながら先生に電話を掛けました。


その時の私は…何十回とコールしまくり、出てくれた先生に
「先生お願いですうちの子助けてください犬の目が、目が!だらって飛び出て垂れ下がってて!!目が!!こんな時間にごめんなさい済みませんでも助けて目が犬の!!」

…と涙声で訴えていたそうです。先生談。
そんな私にくすっと笑い
『分かりました。すぐに連れてきてください。』
…と仰って下さいました…。この時の穏やかな声はとても心強かったです。


1時間後、綺麗に目を入れられ包帯されて入院したユーコは、翌日元気に退院しました。目も間違いなく見えている、との事でした。

お菓子折りを持って謝罪とお礼をした時、
『昨晩、即手術しなかったら切除でしたね。脳も異常が出ていたかも知れません。即連れて来られて正解でした。頭の怪我も処置しましたよ』
と頭に刺さっていたらしい小さな小さな小枝を見せられ戦慄しました。

今は何事も無かったように遊ぶユーコに、心底悪い事をしたと思ったものです。その後は家の中で暮らしています。

そして事故のあった日、病院から帰ってきた私達の服装。
父『上:パジャマ 下:会社の制服ズボン』
母『上:前後ろ反対の長袖トレーナー(8月)下:普通』
私『私服:しかし上下のつなぎ部分からタンクトップが垂れ下がる』

ホッとして初めて互いの服を見て、orz×3…。
こんな恥も恥の格好で先生をお尋ねしたのかと…。
今でも先生との間で時々ネタになります。

長話、失礼いたしました。 


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