オープンソースのResearchKit、Androidに対応できるか
どこまでオープンになるのでしょうか。
先日のアップルイベントで発表されたResearchKitは、世界の医学研究を大きく前進させると期待されています。が、実は大きな問題点も指摘されています。
その一つがユーザー層の問題で、iPhoneユーザーは平均的なアメリカ人に比べて特定の学歴や収入が偏るんじゃないかといわれています。確かにアメリカでは以前から、iPhoneユーザーのほうがAndroidユーザーに比べて学歴が高い傾向が指摘されています。値段を考えても特定の人たちに偏りそうですよね。そうなると臨床研究にさまざまなバイアスがかかってしまいます。
もう一つはAndroid対応への壁です。みなさんご存じのとおりiPhoneはどんどん機能は進化しているものの、ジャイロスコープ・加速度センサー・GPSなど多くのセンサーは共通なので標準化したデータを取るうえでとても都合がいいんです。将来的にAndroidにも対応することを考えると、こちらは各デバイスのハードウェアの違いからまだまだ厳しそうです。
しかも一部のResearchKitはHealthKitと対応していることからも、ますますAndroidへの対応は難しそう。APIの公開を来月にひかえたResearchKit。アップルのことだから先まで計画しているとは思いますが、一体今後どうなるんでしょう。
source: mobihealthnews
(ケンタロー)
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