東京秋葉原周辺で通行人に当たり、アップル社のタブレット端末iPadなどが壊れたなどと

金を請求する事件が相次いでいると報じられています。

画像:【秋葉原】
秋葉原
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※当たり屋とは?
自動車や自転車の前方に故意に飛び出し、相手に治療費や損害賠償を請求する犯罪者

18日、「詐欺未遂」の疑いで逮捕されたのは東京・千代田区の自称派遣社員、藤原恵太(30才)容疑者。

警察の調べによると藤原容疑者は今月10日、秋葉原駅前の路上で通行中の女性に故意にぶつかり、

カバンを放り投げた上、

「カバンに入っていたiPadが壊れた!どうしてくれるんですかね」

などと嘘をつき、修理費名目で現金を騙し取ろうとした疑いが持たれています。

画像:【iPad】
iPad
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不審に思った女性が駅員に相談していましたが、藤原容疑者は

「警察は民事不介入です」

と主張。

駅員がとりあえず110番したところ、藤原容疑者はその場から逃げ去りました。

調べに対し藤原容疑者は

「修理代がほしかっただけで、だましたつもりはない」

などと供述し、容疑を否認していますが、警察によると現場周辺では半年間で少なくとも10件同様の手口

による被害報告が寄せられており、藤原容疑者がiPad以外にもノートパソコンを使い、

「ノートパソコンの時は7万5000円、iPadは5万円とまず吹っかけていた。
その後、額を引き下げ、その場で払わせようとしていた。
秋葉原は人が多いうえに看板やお店を見て、(脇見して)歩いている人が多い。
最高被害額は1万円で、これまで3人、トータル2万円の被害が出ているが、届け出ていない人も多いかもしれない」

とのことです。

(参考:http://news.livedoor.com/article/detail/9900766/)

秋葉原周辺の場所で連続して事件が発生したのが容疑者逮捕の鍵だったのかもしれません。