悪質な芸能事務所が処分を受けました。
画像:【東京・渋谷】
https://www.flickr.com/photos/yoshikazut/14310066932
19日、東京都は渋谷区にある芸能事務所「DMP」に対し、6ヶ月の業務停止処分を下しました。
都によると、同事務所は路上で20代の女性を中心に声をかけ、
「読者モデルを探してるんです」
などと誘い、その場で写真を撮影し、連絡先を入手。
後日、
「1次審査に合格しましたので事務所に来ませんか」
と連絡し、来訪した女性に
「事務所に入るには10万円が必要です」
「仕事はたくさんあるから、すぐに10万円は稼げます」
と告げ、クレジットカードなどで登録料を支払わせていました。
また実際には審査もしておらず、悪評が広まるのを防ぐため、勧誘の際の名刺に記載する事務所の
名前を「BLUE」、「Beer」など次々に変えていたとのこと。
事務所には81人の女性が登録されており、今年度だけで24件の相談が消費生活センターに寄せら
れていました。
都は
「強引に事務所に登録し、契約させたのは特定商取引法違反(断定的判断の提供)にあたる」
と判断し、今回の処分を決定したとしています。
処分を受けたこの芸能事務所に限らず、よく聞く手口です。
登録料を払わせるのが即悪質かどうかはわかりませんが、何のために支払うのか納得がいかない場合
は注意した方がよさそうです。