悪質芸能事務所処分を受けました。

画像:【東京・渋谷】
東京・渋谷
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19日、東京都は渋谷区にある芸能事務所「DMP」に対し、6ヶ月の業務停止処分を下しました。

都によると、同事務所は路上で20代の女性を中心に声をかけ、

「読者モデルを探してるんです」

などと誘い、その場で写真を撮影し、連絡先を入手。

後日、

「1次審査に合格しましたので事務所に来ませんか」

と連絡し、来訪した女性に

「事務所に入るには10万円が必要です」
「仕事はたくさんあるから、すぐに10万円は稼げます」

と告げ、クレジットカードなどで登録料を支払わせていました。

また実際には審査もしておらず、悪評が広まるのを防ぐため、勧誘の際の名刺に記載する事務所の

名前を「BLUE」、「Beer」など次々に変えていたとのこと。

事務所には81人の女性が登録されており、今年度だけで24件の相談が消費生活センターに寄せら

れていました。

都は

「強引に事務所に登録し、契約させたのは特定商取引法違反(断定的判断の提供)にあたる」

と判断し、今回の処分を決定したとしています。

処分を受けたこの芸能事務所に限らず、よく聞く手口です。

登録料を払わせるのが即悪質かどうかはわかりませんが、何のために支払うのか納得がいかない場合

は注意した方がよさそうです。