『週刊少年マガジン』連載、「UQ HOLDER！」のStage.73　認識
動けない刀太のために あ～ん。羨ましいシチュエーションだこと。特にキリエのは個人的に破壊力充分。もうこのままファンになっちゃおうかな。ただ、まだツンの部分がキツイのでもうちょっと丸くなって欲しいんだけどね。九郎丸の「あ～ん」は倒錯的な感情が芽生えてしまいます。BL好きな人にはさぞ美味しい場面だったことでしょう。

アフロも千影も三日で回復した刀太を見て「不死身らしい」と気付いたようだ。だからといって特にリアクションを起こさないのは"慣れている"からでしょうか。地下闘技場にはどう見ても人間じゃない人がけっこう居る。そんな人たちを見ていれば「不死身の人間が居たっておかしくない」と思ったところで不思議じゃありませんし。

夜中に黒棒と改めて自分の出生を語る刀太。「ネギの孫」としているのはクローンのクローンだからか、年齢的に孫の世代だからかは わからない。いずれにせよ 父母は存在しないと。
ならば二年前に刀太をかばって死んだ両親とはいったい？　普通に考えれば刀太のクローンを作った本人でしょう。あるいは両親役を頼まれた人物だと思います。いずれにしろ近衛家、たぶん木乃香の血を引く者だったんじゃないでしょうかね。

九郎丸が介護に入り「鬼の攪乱」の言葉を聞いて以前 雪姫も同じことを言ったことを思い出す。ちなみにその意味は「普段はとても丈夫な人が、珍しく病気になることのたとえ」だそうだ。そこで雪姫に対する自分の気持ちがわかった刀太。

エエエエェェェェ(´Д`)ェェェェエエエエ
読者も九郎丸もビックリだよ。特に九郎丸は少なからずショックで「胸が痛い」とも。でも話を聞いていると恋愛感情で「好き」じゃないようだ。恐らく「憧れる存在」ってところかな。ネギもナギも世界を救った英雄。そんな彼らと肩を並べていたのが雪姫(エヴァ)なわけで、その雪姫から直接「お前は不要だ」と言われたことに強烈な疎外感が生まれた。それがかえって雪姫に対する感情が強かったことに気付かされて「雪姫が好き」と表現したのでしょう。

黒棒が話せることを遂にカミングアウト。会話を立ち聞きされたので隠す必要が無いと判断したのでしょう。また九郎丸の性別について刀太は「その辺はいいや」と華麗にスルー。どうやら性別不詳なことは以前から知っていた様子。だったらあれだけ悩む必要なかったぢゃーん！

謎の少女からの挑戦状。まほら武道会で待つと。以前 顔が見えたのだから今さら影にして隠す必要ないと思うんだけどな。必ず俺のところまで辿り着け、辿り着けなかったらどうなるか今から見せてやると。いったい何をする気なんだ？　まさか貧民街に行ってルキやメグを痛めつけるのなら刀太としても黙っちゃいないだろうよ。　つづく
　
UQ HOLDER!(6) (講談社コミックス)
ＵＱ　ＨＯＬＤＥＲ！（６）[Kindle版]