肇「秋名のハチロク、ですか?」
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:11:20.23
ACT.1 究極のうどん屋ドリフト
李衣菜「ねえ肇!聞いてる?」
肇「あ、すいませんちょっと考え事してました」
李衣菜「またいつもの『イメージ』ってやつ?」
肇「ええ、まあ」
李衣菜「ほんと肇っていつもボケーッとしてるよね」
肇「そうでしょうか?」
李衣菜「……それでさっきの話だけど、やっぱりさ~ハチロクだよハチロク~!」
肇「はあ。クルマの事はよくわからないからそう反応すれば……」
李衣菜「わっかんないかな~。この軽くてスポーティーなとこが最高にロックなんだよね」
肇「クルマなら私の家にも配達用の古いのがありますけど」
李衣菜「おじいちゃんのクルマでしょー。それとは全然違うんだよ」
肇「それでいくらするんですか?そのクルマ」
李衣菜「……三十万」
肇「先は長いですね」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:12:22.21
李衣菜「あーあ。ドカンと稼ぐ方法ないかなー。私達がやってるスタンドのバイトじゃ夏休みフルに頑張ってもいいとこ十二万だよ」
P「バイトしてるんだ藤原達」
李衣菜「あ、Pさん」
肇「……」
P「なんだよ。俺が話しかけたのがそんなに意外だった?」
P「一ヶ月やって十二万ぐらいなのバイトって?それって週にどれくらい働くのさ?」
肇「みっちりですよ。週5回か六回……」
P「そんなに働くのォ!?そんだけ働いてたった十二万!?」
李衣菜「たったって言ってもそんなもんだよ。高校生のバイト時給安いんだよ」
P「知らなかったー。バイトしたこと無いから……」
P「がんばれよ。期末試験終わったらみんで遊びにいこう!」
……
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:13:07.14
肇「私Pさんと話したの一年ぶりです」
李衣菜「ええ!?なにかあった?」
肇「一年前に訳あって一年上のPさんの彼女殴っちゃって……」
肇「その事件以来気まずくなったんですよ」
李衣菜「ウッヒョー!意外とロックだね肇は!どうしちゃったのさ」
肇「理由はあまり言いたくないですけど……とにかくイヤな先輩だったんです」
李衣菜「ふ~ん。それはそうと二人共同でハチロク買わない?それならローン払えるし」
肇「なんでそこまで無理するんですか?李衣菜ちゃんの家にもクルマぐらいあるでしょう」
李衣菜「だめだよお父さんのクルマFFでオマケにエンジンディーゼルなんだよ!あんなのクルマじゃないよ~」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:14:34.13
肇「タイヤが4つついてて走ればクルマだと思うんですが……」
李衣菜「FRで峠を攻めるのが楽しくなきゃクルマじゃないの!」
肇「峠を攻めてどうするんですか?」
李衣菜「どうするって……最高にロックじゃん!」ウッヒョー
肇「……私そういうの飽きてるんですよね」
李衣菜「なにそれ。どういう意味さ?」
肇「アレですよ」
肇「バイトの前にやりましょうよセガラリー」
李衣菜「なんだゲームの話か……」
……
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:15:41.20
ブロロロ
バタンッ
梨沙パパ「かわいいよP。やっぱPは制服が一番だな」
P「そお?ありがとうパパ」
ブオーン
P「あのねパパ。俺の友達がバイトしてるんだけどさ」
P「その子は夏休みずっと働いても十二万しか貰えないんだって」
梨沙パパ「まあそんなもんだろ」
P「俺はパパと月に3回ホテルに行くだけで三十万も貰ってるけど……」
梨沙パパ「気にするな。Pにはそれだけの価値がある」
P「そうなのかな……俺にはわかんないや」
……
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:16:23.83
ガソリンスタンド
アリガトーゴザイマシター
李衣菜「ねえ肇。買お-よハチロク」
夏樹「おまえらハチロク狙ってんのか。いい趣味してるぞ」
李衣菜「でしょでしょ?なつきちもそう思うよね!ほらみろ肇!」
肇「実はよく知らないんですよ。そのハチロクって」
肇「どこのクルマですか?ダイワ?シマノ?」
夏樹・李衣菜「ガタッ」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:17:28.13
夏樹「マジかー肇ハイオク飲むかお前ー」
李衣菜「GSでバイトしててハチロクも知らないなんてありえないよ!」
夏樹「ハチロクはトヨタだよ……まあ無理もないか。もう十年前のクルマだし」
李衣菜「とにかく!ハチロク買ったらなつきちのチームに入れてよね!」
李衣菜「ずっと憧れてるんだー秋名スピードスターズにさ」
夏樹「今日は土曜だから皆秋名に集まるぞ。来るか?おまえらも」
李衣菜「え……でも交通手段が……」
夏樹「乗せてってやるよ」
李衣菜「なつきちのS13に!?行く行く絶対行く!肇も行くよね?」
肇「まあ李衣菜ちゃんが行くなら……」
李衣菜「やったー!」
……
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:20:05.88
李衣菜「お先失礼しまーす」
夏樹「おう!八時にバス停で拾ってやるからな!」
ちひろ店長「好きですねー。どこの峠に行くんですか?」
夏樹「店長……この辺りで走るっていったら秋名山しかないでしょう」
夏樹「うちのチームは一応秋名山最速を宣言してるんですよ」
ちひろ店長「ゴロゴロいますよ自称秋名最速って人は」
幸子「その中でもボクが一番かな!ボクはカワイイので!」
ちひろ店長「私が現役で走ってた頃は自他共に認める最速がいたんですけどね……」
夏樹「まさか店長……『それは私です』とかいうオチじゃないでしょうね?」
ちひろ店長「違いますよ!本当にいたんです。しかもまだ現役ですよ」
夏樹「現役?アタシ秋名の走り屋はたいがい知ってますけど、そんな年食った人は聞いたことないですよ」
ちひろ店長「ん……今、年がどうとか……?」
夏樹「いや気のせいですよハハ」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:20:59.97
ちひろ店長「走ってる時間がズレてるだけですよ。彼は今うどん屋のオヤジですから」
夏樹「はあーっ!?」
ちひろ店長「毎朝四時にふもとからうどんを車にのせて秋名湖畔のホテルにおろすんですよ」
ちひろ店長「空になったクルマでふもとまで下って来る時のスピードは間違いなく秋名最速」
ちひろ店長「一千万かけてもいいですよ。秋名山の下り最速はうどん屋のハチロクです!」
夏樹「ナ、ナンダッテー!」
……
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:22:25.21
肇の家
肇「……」
P『がんばれよ。期末試験終わったらみんで遊びにいこう!』
肇「Pさん……か」
……
一年前
モバ社員A『うまくやったなーおまえ……マネージャーのPのこと皆狙ってたんだぜ』
モバ社員B『さすが会社最強の事務員と言われるだけのことはあるな……』
悪魔ちひろ『へっへっへ……やくなよ』
※大天使ちひろ店長と悪魔ちひろは別人
悪魔ちひろ『いい財布してるぜPは……マラソンも上手くなったしなーオレが仕込んでやってるからよォ……』
モバ社員A『やめてくれよ!あのカワイイ顔でそんなことするのかァ』
モバ社員B『これからPの顔見る度にヘンな想像しちまうよー』
一同『ヒャハハ!!』
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:23:54.57
悪魔ちひろ『嫌がるふりしてなんでもやるぜ……この前なんていきなりガチャ百か―』
ガシャーン!
肇『いい加減にして下さい!そんな話!聞いてて不愉快です!』
悪魔ちひろ『なんだァ肇テメーッ!上級生にむかってその口のききかたは!?』
肇『備前の心、拳に込めて!』バキッ
悪魔ちひろ『ひでぶっ』ドシャア
……
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:24:46.56
肇(なんであの時キレちゃったんだろ……別にPさんのこと好きってわけじゃないのになー)
肇「もう八時になる……いかなくちゃ」
肇祖父「出かけるのか?」
肇「うん。李衣菜ちゃんと約束あるから」
肇祖父「夜遊びは勝手だが朝は叩き起こすからな。それが嫌ならあまり夜遊びするなよ」
肇「わかってるよおじいちゃん。それじゃあ行ってきます」
……
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:27:26.81
ドギャァァァァァァアアアア
肇「イヤアアアアア!!」
李衣菜「やかましいよ肇!」
肇「そんなこと言ったって!」
夏樹「無理もねぇさ。走り屋のクルマに初めて乗ったら誰だってそうなる!」
夏樹「そらっ!次は二速のヘアピンだぞ!」
肇「降ろしてえエエエエエエ!!」
……
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:28:36.48
夏樹「ごめんな肇……調子のりすぎた」
肇「オエーッ!」ゲロゲロ
李衣菜「いくらなんでもそんなに怖がること無いのに。ジェットコースターも平気なんでしょ?」
肇「李衣菜ちゃんに説明しても絶対わかってもらえないですよ。この怖さは……」ゲッソリ
ブロロロ
夏樹「見かけない奴らだな……」
夏樹(あのステッカー……まさか!)
キキッ
ガチャリ
夏樹(やっぱり!)
拓海「アタシ達は赤城山からきた赤城レッドサンズってものだけど」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:30:01.01
拓海「ぶしつけな頼みで悪いが、この峠で一番速い走り屋を教えてくれないか?」
夏樹「アタシらはスピードスターズってチームやってっけど、自分らでは秋名最速だと思ってるよ」
拓海(外報部長)
みりあ(オッケー!まかせて!)
みりあ「ちょっと私達の話を聞いてもらいたいんだけど……」
みりあ「私達は走るのが好きでチーム作ってるわけだよね?」
夏樹「ああ」
みりあ「地元だけで走ってるよりも他のチームと一緒にやった方がもっと楽しいと思うんだ!」
みりあ「そこで提案!来週の土曜日に私達と交流会をこの秋名でやって欲しいんだ!」
みりあ「はじめは一緒に走って最後に代表でタイムアタック。きっと楽しいよ!」
夏樹「そう言われちゃ断る理由もないな」
みりあ「やった!決まり!じゃあ今日のところはじっくり練習させてね!」
……
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:30:48.24
夏樹「おもてむきは体裁のいいこと言ってるけど要は挑戦じゃねーか」
夏樹「こっちにも地元の意地がある。なめられたくねーな」ガチャバタン!
李衣菜「ちょっとなつきち!」
夏樹「悪いな。本気で走る時はナビシートに人は乗せないんだ。あとで拾ってやる」ブオーン
李衣菜「行っちゃった……」
肇(皆何をそう熱くなってるんだろう……?)
……
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:31:44.44
拓海「どう思う?美世」
美世「う~ん。カスぞろいっ!うちの二軍でも楽に勝てるよ。あたしは来週パスする」
拓海「じゃあアタシもパス」
美世「拓海ちゃんは走らなきゃ。とりあえず地元の人が何年かかっても破れないコースレコードをつくらないと」
美世「いずれ関東全域にレコードを残してから引退する……それが赤城レッドサンズの関東最速プロジェクトだよっ!」
……
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:33:04.19
夏樹、帰りのクルマ
夏樹「だめだ……全然勝てる気がしねーよ」
李衣菜「そんなことないよ!なつきちは速いって!」
夏樹「ありがとなだりー。だけど全然ついていけないんだ。速いよやっぱ」
李衣菜「そ、そんなぁ~」
肇「なんで皆ムキになってるんですか?」
夏樹「プライド高いんだよ走り屋は。特に地元のバトルとあれば絶対に負けちゃいけないのさ」
肇「よく……わからないです」
……
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:34:26.67
AM 3:40 藤原製麺
肇祖父「あんま寝てないみたいだけど大丈夫か?」
肇「大丈夫だよおじいちゃん。それより」
肇祖父「ほれ」
紙コップ「おっす」
肇「……今日の水多くない?」
肇祖父「ホテルの展覧会に出す作品もあるからな。こぼすなよ」
肇「わかってるよ。それじゃあ行ってきます」ブロロロ
……
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:36:00.62
AM 4:00
みりや「あれ、美世さんのFCは?」
拓海「とっくに美世は帰ったよ」
拓海「ずいぶん走りこんだな……もうガスねーや。何時だ今?」
みりや「もう四時だよ」
拓海「よし。ボチボチ引き上げるか」
……
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:38:04.49
ギャアアアアァァァァァアアアアア
拓海(本気で飛ばすとついてこれねーかよ。まだまだだなあいつら……)チラリ
ピカッ
拓海(一台来た……)
推奨BGM
ゴオオオォォォォオオオオオ
拓海(うちのチームのクルマじゃねえ……MR2か?180か?)
拓海(上等じゃねーか!コーナー2個も抜けりゃあバックミラーから消してやるぜ!)
ズッギャアアアアアアアアアアッッッッ
拓海(何ィ!ハチロクだとォ!)
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:40:38.54
ゴァァァァァァァアアアアアア
拓海(振りきれない!悪い夢でも見てんのか?)
拓海「ジョーダンじゃねぇっ!!アタシは赤城レッドサンズのナンバー2だぞ!」
肇(邪魔ですね……パスしましょう)
ブオーン
拓海(こいつ……先を知らないのか?減速してはいらないと谷底へ真っ逆さまだぞ!)
ギャギャギャギャッッ
拓海「言わんこっちゃねぇっ!スピードが乗りすぎているんだ!」
拓海(立てなおして減速するスペースはもう無え!)
肇(涼やかに…包み込むように…)
ウ
ク ン
拓海(な……に……ィ!?)
ドッギャァァァァァアアアアアアアッッッッ
拓海「慣……性……ドリフト……!!」
……
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:43:59.89
次回予告
みりや「アイドルオタ並びにプロデューサーの皆!お待たせしました!ついに始まったよモバマスD!」
みりや「テンロクノンターボのハチロクで350馬力ハイポテンシャルFDを追い回す肇のスーパードリフトテクニックはどうだったかな?最高にカッコイイよね!」
みりや「分かる人にはわかる、こだわりいっぱいのモバマスD。次回も熱い走りを見てね!」
みりや「どーんとみすいっと!」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:44:54.90
あとがき
肇「今回は久々のイニシャルDSSということで……」
肇「藤原肇が原作者へ突撃インタビューします」
藤原「お疲れ様です>>1先生」
>>1「どーも」
肇「SSを終えた感想は?」
>>1「あっという間だったね」
>>1「一部のクルマ好きの読者には受けると思ってたけど意外と評判よくてびっくりだよ」
肇「スペース無いので今後の抱負をどうぞ」
>>1「そーだなー。だらだらとマンネリにはなりたくないので……」
>>1「つまんなくなってきたら潔くやめちゃうよ」
肇「えー?終わるのやですよー私長くやりたいですよー」
>>1「読者だって水増しでふやけた仁DSSなんて読みたくないと思うんだよね……」
肇「つねに孤高のエンターテインメントを追求する>>1先生でしたー」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/24(日) 20:46:41.34
おしまい
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