3月16日の朝。那覇から久米島に向う前に、翁長雄志知事を表敬訪問しました。「いまの仕事の8割ぐらいが基地問題です」ーーこの発言に沖縄の置かれた現状が表現されていました。名護市長選、知事選、さらに衆院選4小選挙区では、すべて辺野古移設反対候補が勝利しました。
この沖縄の民意を踏みにじる政府の強行路線がさらに進んだなら、知事はどうするのでしょうか。そう問うたところ、こんな趣旨の言葉が戻ってきました。「日本政府が民主主義を踏みにじることですから、世界中で問題とされるでしょう。中国問題もありますが、いずれアメリカと協力関係になれば、政府の立場はなくなります」。そして知事になってからの気持ちをこう説明しました。「これまで腹八分目、腹六分目でやってきました。だからオール沖縄が成り立ったんです」。
知事は安保賛成と言わない、だから共産党も安保反対と言うなと注文したそうです。翁長知事は沖縄自民党の幹事長経験者です。その老練さがこうした手法に現れているように思いました。「腹六分目」とは政府に対する対応だとも読み取れます。首相や官房長官が面会を拒否してきた異常な事態に対して、批判をしなかったのは、ガマンをしてきたからです。政府に沖縄が抵抗しているという構図を作るべきではないと判断したといいます。
「痩我慢の精神」(藤田省三)です。知事が近く「最大の決意」をするというのは、こうした流れで判断すれば、「本音」=沖縄の民意を真っ正面から表明することではないでしょうか。知事と会う前夜、ある町議が「沖縄はいまだ植民地状態にある」と言いました。この「植民地」とは、アメリカによるものだけではありません。沖縄ではいまだアメリカと日本の植民地だという認識が強いのです。
https://www.facebook.com/yosihifu.arita
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/ \ また混迷してしまうのか。みずぽとか喜んでそうだわ
/ \
/ ノ ヽ、_ \
| ( ●) (● ). |
\ l^l^ln__人__) /
/ヽ L⌒ ´
ゝ ノ
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3月16日の朝。那覇から久米島に向う前に、翁長雄志知事を表敬訪問しました。「いまの仕事の8割ぐらいが基地問題です」ーーこの発言に沖縄の置かれた現状が表現されていました。名護市長選、知事選、さらに衆院選4小選挙区では、すべて辺野古移設反対候補が勝利しました。
この沖縄の民意を踏みにじる政府の強行路線がさらに進んだなら、知事はどうするのでしょうか。そう問うたところ、こんな趣旨の言葉が戻ってきました。「日本政府が民主主義を踏みにじることですから、世界中で問題とされるでしょう。中国問題もありますが、いずれアメリカと協力関係になれば、政府の立場はなくなります」。そして知事になってからの気持ちをこう説明しました。「これまで腹八分目、腹六分目でやってきました。だからオール沖縄が成り立ったんです」。
知事は安保賛成と言わない、だから共産党も安保反対と言うなと注文したそうです。翁長知事は沖縄自民党の幹事長経験者です。その老練さがこうした手法に現れているように思いました。「腹六分目」とは政府に対する対応だとも読み取れます。首相や官房長官が面会を拒否してきた異常な事態に対して、批判をしなかったのは、ガマンをしてきたからです。政府に沖縄が抵抗しているという構図を作るべきではないと判断したといいます。
「痩我慢の精神」(藤田省三)です。知事が近く「最大の決意」をするというのは、こうした流れで判断すれば、「本音」=沖縄の民意を真っ正面から表明することではないでしょうか。知事と会う前夜、ある町議が「沖縄はいまだ植民地状態にある」と言いました。この「植民地」とは、アメリカによるものだけではありません。沖縄ではいまだアメリカと日本の植民地だという認識が強いのです。
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