最近よく聞く「クリーンエネルギー」。意外なあの国も本腰入れ始めた
急激に経済成長するインドを支えるテクノロジーのお話。
インドはIT先進国として知られています。子どもの頃には二桁どうしの掛け算をマスターし、プログラミングの授業もあるそうです。インド人のIT企業への進出は目覚ましく、日本でも西葛西周辺はIT企業に働くインド人が多く住んでいることも知られていますよね。しかし、その一方で、社会インフラの面ではまだまだ後進国。いまだに電気のない生活をしている人は4億人にのぼると言われているのです。
そこで発足したのが「Bharat Light & Power(BLP)」。BLPは再生可能エネルギーの発電を行うインド最大の企業です。太陽光・風力・水力・バイオマスなど、多岐にわたる発電技術で電力供給を行っています。
しかし、インドの電力需要というのは急激に増え続けており、次の5年の間には今よりも100GWの需要が増えると試算されています。どれくらいだと思いますか? 日本の一般家庭の平均年間消費電力が3,600kwだとすると、約30,000戸分の電力消費が5年という短い期間で増えると言われているのです!
そのため、BLPでも再生可能エネルギーによる新たな電力供給が急務となっているのです。そこで、IBMの最新技術によって、生産効率を向上させているほか、安全な運用を行なっているんだそうですよ。IBMの最新のクラウド技術については無限大(mugendai)に詳しく載っていますので、見てみてくださいね。
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source: 無限大(mugendai)
(前田真希子)