戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://elephant.2chblog.jp/archives/52122855.html


男「尻触り放題?」|エレファント速報:SSまとめブログ

TOP

男「尻触り放題?」

1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 02:31:55 ID:mJVb5V5o

魔法使い「うん、この薬を飲めば君は他者の尻を触ってもバレない体質になるんだ」



2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 02:34:11 ID:mJVb5V5o

男「怪しいなぁ」

魔「いらないなら別に…」

男「あぁ分かった分かった、くださいください」

魔「うむ、素直でよろしい」

スッ

男「これが…ではさっそくゴクリ」



3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 02:35:53 ID:mJVb5V5o

男「ぷはっ。これでいいんだな」

魔「うん」

男「…」

サワッ

魔「ひゃあっ!」

男「…」

魔「だ、誰だボクのお尻を触ったのは!?」



4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 02:37:51 ID:mJVb5V5o

男「…」

サワワ
サワワ
サワワ

男(さとうきび畑…)

魔「んきゅうっ!誰だぁ~もぉ~」

男(ほぅ、やはりバレぬか)



5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 10:11:49 ID:mJVb5V5o

男(これはいいものだな)

魔「さぁ、存分に触ってきたまえ」

男「お、おぉ。そうだな、ありがとう」

魔「えっへん」

男「…」

サワワ

魔「ひゃんっ!」

男「…」

モミリ

魔「いたっ…誰だ、誰なんだよぉ~もぉ!」

男(やはりばれない、完璧だな)



6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 10:16:02 ID:mJVb5V5o

男(理由は分からんが、この小娘がくれた薬は本物の魔法薬だな)

サワワ

魔「…んっ」

男(おや、声が)

サワディー

魔「っはっ、んんっ…」

男(この小娘…まさか…)



8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 15:51:31 ID:mJVb5V5o

サワヤカサワデー

魔「いっ…やぁ…んっ」

フルフル

男(ほぅ。ションベン臭ぇガキだと思ったが、これはこれは…なかなかどうして)

サワッ サワッ グイグイ

魔「はぁぁぁっ…くきゅぅん…」

トロォン

男(ハッ、とろけてやがるぜ!)



9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 15:57:55 ID:mJVb5V5o

魔「だ…れ…じらすの…やぁ…」

ウルウル

男(懇願…ハッ、大した魔法使いサマだぜこいつァ!)

サワリリリリリ

魔「あ゛、んあ゛あ゛あ゛!」

男(ハッ、これが破瓜の痛みも知らねェガキの出す声かよ!)



10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 16:03:40 ID:mJVb5V5o

男(こいつぁたまんねェな…しばらく楽しめそうだ…ぐぅっ!?)

ズキッ

男(ず、頭痛…あ、あた、まが…われ…ぐぁぁぁぁぁ!)

キィィィン
ンチャァ…

男(な、何だ…記憶…蘇っ…あぐっ…これは…しらな…お、れ…は…いったイ…)

グワン グワン

バタリ



11 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 16:06:55 ID:mJVb5V5o

――――――――――

――さん――

――とう――

――とう、さん――

――とうさん――

男(こ、え…誰の…声だ…)

?「父さん…」

男(父さん…?俺をそう呼ぶ声…?)

?「もうっ、父さん!」

バシィッ

男「痛っっってぇぇぇ!」



12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 16:10:25 ID:mJVb5V5o

?「いつまで寝ぼけてるのよ!」

男「は?え?」

?「確かに適度な休息は必要だけど、ゆっくりもしてらんないって…分かってる?」

男「は…?」

?「…父さん、どうしたの?…まっ、まさかさっきブン殴ったせいで脳が…!」



13 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 16:14:15 ID:mJVb5V5o

キィィィン
キィィィン
ンチャァ…

男(っ、また頭痛か…いや、これは…そうか、意識が…だんだんとはっきりしてきたぞ)

男(俺は男。村長の依頼でモンスター討伐に…娘と共に山奥まで来た…そうだ、そうだった)

男(だがおかしな気分だ…俺はさっきまで…いや、思い出せない…夢…何か不思議な夢を見ていたのか…)



14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 16:22:55 ID:mJVb5V5o

娘「日が暮れるとアンデットたちが出るわ、それまでに目的のゴブリンを捕獲しないと…」

男「ん、あぁ、そうだな。村長直々の依頼だ、しくじるわけにゃいかねェ」

娘「分かってるなら…ほら、先を急ぐわよ」

――――――――――

男「霧が濃くなってきたな…気をつけろよ」

娘「父さんこそ」

男「ハッ、親にきく口かよ」

テクテク
ザワッ

男「っ、どうやらおでましのようだな」



15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 16:30:29 ID:mJVb5V5o

ゴブリン「ゴブゥ…」

男「よう、野菜泥棒。村の状態も少々良くなくてな…あンまり盗まれちゃあ困ンのよ」

娘「命までは取らない、『中央都市』で少し反省はしてもらうけどね」

男「そういうこった。ユーコピー?」



16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 16:35:53 ID:mJVb5V5o

ゴブ「いまイマしいニンゲン…まるデ自ぶんが神にデもなった気でいル…」

娘「ゴブリンが…喋った!?」

男「ほぅ、なかなか高度な言語術式がかかってンな…」

娘「わ、分かるの?」

男「ちょいと魔法の匂いがする。それにこいつァ…いや、まぁいい」

ゴブ「もの好きナニンゲンがいてナ…小さな魔法つカいのガキだっタ」



17 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 16:44:12 ID:mJVb5V5o

男(やっぱそうか…アイツ…モンスター側に…)

ゴブ「われワレは…ニンゲンに支はいサレはしナイぞ…『王』がふっ活する…その日まデ…」

男「ハッ、気長だねェ。てめェらの崇める王は死んだ、俺が殺した!」

ゴブ「知ってイル…小さナ村の、平凡ナ村人が…われらの王をほろぼシタ…男…前がナァァァ!」



18 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 16:50:53 ID:mJVb5V5o

男「降りかかる火の粉をはらっただけさ」

ゴブ「下等なニンゲンのぶんざイで…」

娘「はいはーい、お喋りはそこまで。過去の話なんて興味なーし。ちゃっちゃとお仕事お仕事、でしょ、父さん」

男「ハッ、さすが俺の子、よく分かってらァ」

スッ

娘「ふつーの竹刀だけど、全身打撲くらいは覚悟してもらうから」



19 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 16:54:54 ID:mJVb5V5o

男「こえーこえー。おいゴブ公、気を付けな。こいつァ女だが、優しかねェぞ、おっかねェぞ」

ゴブ「そうヤッてすぐ武力で解ケツする…やはりニンゲン、ねだやシにするしかナイようダ!」

娘「してみなさいよッ!」

ダッ
ブゥン

娘「面ッ!」



20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 17:03:09 ID:mJVb5V5o

ゴブ「ヌゥン!」

カチーン
キィン

娘「なっ、硬質化した!?」

ゴブ「しょほテキな魔法ならつかえルんでな…こぉんナものもナ!」

ボウッ

娘「っ、熱ぅ!」

男「ハッ、火球か…確かに初歩的な魔法だな」

娘「冷静に分析してんじゃないわよ!」



21 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 17:06:04 ID:mJVb5V5o

ダッ

男「おっ、退いたか」

娘「魔法を使うなら、攻め方を変える必要があるわ」

男「ハッ、冷静で結構」

娘「私を誰だと思っているのよ?」

男「さすが俺の娘だ。なら口先だけじゃねェって証明できるな?」

娘「もちろん…よっ!」



22 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 17:14:04 ID:mJVb5V5o

ゴウッ

娘「精霊よ、集え!」

キラキラ

娘「フェラソード!」

ゴブ「…」

男「…」

娘「…」



23 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 17:16:18 ID:mJVb5V5o

娘「フェアリーソード!」

ゴブ(言いなおした)

男(言いなおした)

娘「精霊の力をちょこっと借りたわ…フェアリーソードは魔法を無効化する力を持つ!」

シャキーン



24 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 17:20:20 ID:mJVb5V5o

ゴブ「竹刀に精霊をまとわセタか…なるほド。だがそれハ…しってイル…」

男「ほぅ…例の魔法使いから聞いていたか?」

ゴブ「あぁ…おまエは…おまエら親子の事は、特にナ」

男(ハッ、随分嫌われたなぁ俺も…しかしアイツ…どういうつもりだ?)



25 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 17:25:43 ID:mJVb5V5o

ゴブ「ま法がなくテモ、オレはつよい…みせテやろう、私の本気ヲ」

コォォォ
ビキッ ビキッ ビッキーズ

ゴブ「ほとばしる筋肉、そして汗、汁…これが究極にして至高、地上最強の武器なのだ!」

男「喋り方!普通になってンぞ!」

ゴブ「あ、しまっタ、間違エタ」



26 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 17:29:19 ID:mJVb5V5o

ビキッ ビキッ ボッキーズ

男「てか、下半身えらいことになってンぞ」

ヒラケ ボッキッキーズ

娘「り、リアルポンキッキーズ…///」

ゴブ「あ、こりャしつ礼」



27 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 17:33:34 ID:mJVb5V5o

娘「たくましかァ…///」

ジュルリ

ゴブ「あ、あんまみんな///」

男「ハッ、恥ずかしがり屋かよ!」



28 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 17:39:40 ID:mJVb5V5o

男「なんか白けちまったなァ…めんどくせーから話し合いで解決すっ…がぁっ!」

ズキッ ズキッ

男「ず、頭痛…あたまが、割れそうだ…ぁぁぁ!」

娘「と、父さん!?」

男「がぁっ…ぐぅぅぅ、くそっ、くそっ、くそっ…収まれ、収まりやがれェちくしょゥゥゥ!」

キィィィン
ンチャァ…

男「意識、が…ゆら、ぐ…」

グラァ



29 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 17:40:52 ID:mJVb5V5o

男「お、れは…おれ…」

グワン グワン
バタリ



31 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 21:45:54 ID:mJVb5V5o

――――――――――

男(っ、頭痛が、まだ…っ!)

キィィィン
ンチャァ…

男(ここは俺の部屋…そうだ、俺は学校帰りに、変なガキに声をかけられて…怪しげな薬を…)

男(それから…どうなった…どうやってこの部屋まで来た…記憶が、はっきりしない…)

キィィィン
キィィィン
ンチャァ…

男(それに、さっきまで変な夢をみていたような…駄目だ、思い出せない)



32 :以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/25(水) 21:48:48 ID:mJVb5V5o

男(気分が悪ぃ…一体なんなんだ…俺は…)

ドンドンッ

?「男ー、いる
このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote
    • 月間ランキング
    • はてぶ新着
    • アクセスランキング

    SSをツイートする

    SSをはてブする

    コメント一覧

      • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年03月27日 23:35
      • 読んで損した
      • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年03月27日 23:36
      • なにこれ4ねよ

    はじめに

    コメント、はてブなどなど
    ありがとうございます(`・ω・´)

    カテゴリ別アーカイブ
    月別アーカイブ
    記事検索
    スポンサードリンク
    最新記事
    新着コメント
    QRコード
    QRコード
    解析タグ
    ブログパーツ
    ツヴァイ料金
    スポンサードリンク

    • ライブドアブログ

    ページトップへ

    © 2011 エレファント速報:SSまとめブログ. Customize by yoshihira Powered by ライブドアブログ