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真涼「ホワイトデーなんて消滅すればいいのに」鋭太「おい」


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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 20:23:15.23 ID:x1VV6H950

■3月13日

真涼(明日、3月14日はホワイトデー…)

真涼(鋭太は私に…)

真涼(いえ、恋愛アンチの私達にとっては、恐ろしくイライラするイベント…)

真涼(もし、鋭太が私にホワイトデーを渡してくる時なんて事をしたら、説教をしてあげないと…)

真涼(そう!私達恋愛アンチにとっては最悪イベントTOP10に入るわ!)


真涼(………………)


真涼(彼女だし、彼女だし…きっとくれるわよね)





2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 20:25:07.99 ID:x1VV6H950

■3月14日

真涼「さあ、鋭太!今日は私に何かを渡す日じゃないかしら?」

鋭太「…ってか、何で俺の家にいるんだ?」

真涼「実はこの前、叔母様から合鍵を貰ったの。ええ、彼女だから全然不思議なことじゃないわ」

鋭太「…まだ、夜中の1時か…おやすみ真涼」

真涼「ええ、おやすみなさい鋭太」


鋭太「…」Zzzz

真涼「……鋭太の寝顔…」




7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 20:29:32.35 ID:x1VV6H950

■朝

鋭太「ふわぁ~、朝か…ってうおっ!?」

真涼「すーすー」Zzzz

鋭太「何で真涼が隣で寝てるんだ!?」



真涼「むにゃ……おはぁよう、えいた」

鋭太「おはようって、お前なんでここにいるんだよ!?」

真涼「ひどいわ。昨日あんなに求めたくせに忘れるなんて」

鋭太「嘘つけ!服とか全然乱れてないぞ!」

真涼「これは鋭太が着たままがいいっていうから…//」

鋭太「そんな趣味ありませんーーー!ってか頬を染めるな!!!」


真涼「あら?鋭太は裸が良かったかしら?」

鋭太「ぐおおおおおおお!お願いだから俺の話を聞いてくれええええぇぇ!」




11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 20:34:45.91 ID:x1VV6H950

真涼「ところで」

鋭太「ん?」

真涼「私に何か渡すものがあるでしょ?」

鋭太「………………ん?」

真涼「ほ、ほら、あれよあれ」

鋭太「…別に参考書を借りた覚えもねーし…なんだっけ?」

真涼「わからないの?本当に?」

鋭太「すまん。本気でわからない」

真涼「そう……私、家に帰るわ。着替えないといけないし」

鋭太「あ、ああ。家まで送ろうか?」

真涼「別にいいわ。学校でまた会いましょう」

鋭太「おう。気をつけて帰れよ」




鋭太「…真涼から何か借りたっけ?」




12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 20:40:16.50 ID:x1VV6H950

真涼「鋭太の馬鹿。鋭太の馬鹿。鋭太の馬鹿。鋭太の馬鹿。鋭太の馬鹿。鋭太の馬鹿。鋭太の馬鹿」



真涼「そもそも一生童貞の馬鹿の朴念仁の唐変朴の童貞に期待した私が愚かだったわ」


真涼「…私って…鋭太から何とも思われてないのかしら…」


真涼「なっ!私何を考えてるの!?」

真涼「恋愛アンチにとってはホワイトデーなんて最悪なイベントのハズなのに…」

真涼「そもそも鋭太は私の偽彼氏(フェイク)。何かあるなんてこちらから願い下げよ!!!」




14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 20:44:42.60 ID:x1VV6H950

真涼「…」

真涼「そういえば、恋愛脳全開の消滅して欲しい雑誌で読んだことがあるわ!」

真涼「男性はサプライズをすることがあるって…」

真涼「そう!そうだったのね!サプライズ!!!」





真涼「ふふふふふふふ。鋭太ったら、たまには気を利かせることがあるのね」

真涼「放課後かしら…放課後かしら?今日は部活中止にしようかしら…」

真涼「いえ、もしかしたら授業中、恋愛脳共に見せつける為に?」


真涼「まったく、鋭太ったら生意気な真似をしてくれるわね…」

真涼「ふふふふふ♪」




16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 20:49:39.28 ID:x1VV6H950

 



…………………………………………………



鋭太「はい、千和。ホワイトデー」

千和「やったー。えーくん、愛してるっ!

鋭太「はいはい」

真涼「!!」

真涼(ま、まぁ、これで鋭太がホワイトデーを忘れてないことは確定したわね)

真涼(残念幼なじみにあげるくらいだから、彼女の私には絶対にホワイトデーがあるはず)

真涼(ふふふ。何かしら?何をくれるのかしら?)

真涼(ここまで引っ張るんだから、期待してるわよ鋭太)

鋭太「ん?何か嫌な汗が…」




21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 20:54:47.62 ID:x1VV6H950

 


…………………………………………………


鋭太「はい、ヒメ。ホワイトデー」

姫香「ありがとう、エイタ。お返しにギュッとしていい?」

鋭太「悪い。また今度な」

姫香「残念」シュン

真涼「」イライライライラ


鋭太「ほら、真涼が…な?」ボソボソ

姫香「…肯定」




22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 20:55:34.79 ID:x1VV6H950

>>17
YES
>>19
NO




24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 20:59:43.87 ID:x1VV6H950

真涼(もう、お昼休み…)

真涼(いくらなんでも…いえ、私は待てる寛容な女…)

真涼(やっぱり、放課後かしら?放課後よね鋭太)

真涼(放課後に貰えるなら部活は休みにしておかないと…)

真涼「今日は部活は休みですっと」めるめる






27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 21:05:43.30 ID:x1VV6H950

 

…………………………………………………


愛衣「タッくん何か用事?」

鋭太「ああ、放課後部活なくなったから…ごめんな、忙しい所」

愛衣「ううん、委員長に事情を話したら委員会活動はお休みになったから大丈夫よ」

鋭太「…だから、柱の陰からたくさんの視線を感じるのか…」


愛衣「えーと、それで?」

鋭太「はい、ホワイトデー」

愛衣「わぁ、うれしいっ!ありがとう!タッくん」

鋭太「気にすんなって」

愛衣「ねえ、開けてもいい?」

鋭太「ん?別にいいぞ」




30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 21:10:57.03 ID:x1VV6H950

愛衣「き、キャンディー…」

鋭太「ほら、この前から喉が痛いって毎日のように言ってたからさ」

愛衣「他の女…他の人たちにもキャンディー渡したの?」

鋭太「え?千和達はクッキーだけど?」

愛衣「…」

鋭太「あ、あーちゃん?もしかしてキャンディー嫌いだった?それだったら、カオルにあげる予定のマシュマロと交換するけど」




32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 21:15:50.50 ID:x1VV6H950

愛衣「やぁぁぁぁんもぉぉぉぉ最っっ高っっっ♪」

愛衣「愛衣ちゃん大勝利ぃぃぃぃぃぃぃぃ♪」

鋭太「なっ!?」

愛衣「はぁん♪はぁんはぁん♪み、み、みんなの前で『あーちゃん大好き』ってタッくんに求愛されちゃった♪」

鋭太「あーちゃん落ちつけ!俺は言ってない!!」

愛衣「愛衣ちゃんおそといっぱい!はしってくるううう!!」


ダダダダダダダダダダ


鋭太「え?どういうことだ?」

キャーキャーキャンディーよ
キャンディーってことは『大好き』ってことよね
さすが冬海さん!次期風紀委員長候補!

鋭太「………そうだったのか、キャンディーにそんな意味が…」

鋭太「だから、執拗にキャンディーをねだってたのか…あーちゃん」




34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 21:20:27.54 ID:x1VV6H950

 



真涼(…放課後なのに鋭太から呼び出しが無いから探しに来てみれば…冬海さんと…)

真涼(…そ、そうなのね!)

真涼(私は最後!最後に彼女をびっくりさせようと!)

真涼(………………きっとそうよね鋭太)




37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 21:25:25.59 ID:x1VV6H950

 



…………………………………………………


鋭太「よう。下駄箱で何してんの?」

真涼「…」ジトー

鋭太「実は探してたんだ。一緒に帰らないか?」

真涼「ええ、ええ。もちろん一緒に帰るわ。だって、彼女ですもの」パァァァ

鋭太「おう」




41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 21:30:19.66 ID:x1VV6H950

真涼(もしかして…私からホワイトデーをおねだりするのを待っているの?)

真涼(な、なんて鬼畜な男なのかしら…)

真涼「…」

真涼「ねえ、鋭太…その私たちって恋人同士よね?」

鋭太「ああ、わかってるって」


ギュッ


真涼「え?」

鋭太「あれ?手をつなげって意味じゃなかったのか?」

真涼「あっいえ、そう。その通りよ」

鋭太「何で驚いてるんだよ」

真涼「鋭太にしては察しが良かったからびっくりしたのよ」

鋭太「『鋭太にしては』は余計だって」

真涼「ふふ♪」




44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 21:36:29.36 ID:x1VV6H950

鋭太「じゃあ、俺こっちだから」

真涼「…」

鋭太「なあ、どうかしたのか?帰るとき以外は不機嫌みたいだったけどさ」

真涼「…もしかして、もしかして、もしかして、忘れてるの?」

鋭太「朝の件か?すまん!謝るから俺が何を借りていたのか教えてくれ!」

真涼「…ほわいとでー」ボソッ

鋭太「え?なに?」

真涼「ホワイトデー!!」

鋭太「…へ?」

真涼「ホワイトデーよ!今日はホワイトデー!恋人の日でしょ!」

真涼「それだというのに、鋭太はよその女にばかりプレゼントして!!」

真涼「私は彼女なのに彼女なのに彼女なのに彼女なのに彼女なのに彼女なのに!」




47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 21:41:10.63 ID:x1VV6H950

鋭太「…何言ってんの?」

真涼「あなたが何を言ってるの!?私は何も貰ってないわよ!」


鋭太「だって、お前バレンタインに何もくれなかったじゃん」



真涼「え?」

鋭太「え?」




50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 21:46:08.72 ID:x1VV6H950

真涼「何で私が鋭太に…恋愛アンチなのにバレンタインをしないといけないの?」

鋭太「おい、その言葉そっくりそのままお前に返そうか?」

真涼「わかりました。その話はとりあえず置いておきましょう…で?」

鋭太「置くのかよ…で何?」

真涼「ホワイトデーは?」


鋭太「だから、バレンタインに何もくれなかったじゃん」

真涼「え?」

鋭太「はぁ?」

真涼「だからバレンタインの話は置いてって今話したじゃない」

鋭太「……真涼さん、ホワイトデーって何の日か知ってます?」




52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 21:51:18.79 ID:x1VV6H950

真涼「何を馬鹿なことを言ってるの。バレンタインの逆で、男性が好意のある女性に物を贈る日でしょ?」

真涼「まぁ、好意以外にも義理で送る日という意味もあるみたいね」

鋭太「やっぱり…」

真涼「……………も、もしかして、違うの?」

鋭太「そういえば、長年外国で育ったお前が知ってるわけないよな」

鋭太「ホワイトデーはバレンタインのお返しをする日なんだよ」

真涼「……そ、そうなの…?」

鋭太「ああだから…」

真涼「私には…ないのね」

鋭太「…」


真涼「そう……」

真涼(バレンタイン…憎っくき恋愛脳が浮かれる最悪な日…)




55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 21:55:04.35 ID:x1VV6H950

■2月14日バレンタイン


真涼(クラスのみんなが朝からソワソワしてるわね…)

真涼(バレンタインなんかの何がいいのかしら?)

真涼(恋愛アンチの私達にとっては、恋愛脳が活発になる憂鬱な日だっていうのに…)

鋭太「よう真涼」

真涼「おはよう鋭太くん」


真涼「…」

鋭太「え?なに?俺の顔に何かついてるか?」

真涼(一応、彼女ですし…バレンタインを用意しましたが…)

真涼(恋愛脳はどうやって渡すのかしら?)

真涼(…まぁ、さらっと渡していいわよね?さらっと)






57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 21:58:51.59 ID:x1VV6H950

真涼「そ、その…ふぇいたくぅん」

鋭太「…え?」

真涼「失礼、噛みました」

鋭太「大丈夫か?」

真涼「え、ええ、それで…その…あれで…」


千和「えーーくん!」

鋭太「あっ、今日はどうしたんだよ。先に学校に行くって」

千和「学校じゃないとフェアじゃないかなーって」

鋭太「え?」

千和「ううん、なんでもないの。ところで、はいこれ。バレンタイン」

鋭太「おお。毎回サンキューな」




60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:03:16.91 ID:x1VV6H950

千和「ううんいいの…それで、これ1番目?」

鋭太「え?何が?」

千和「なつか…他の人からはもう貰ったの?」

鋭太「ハハハ。何を言ってるんだ?俺が千和以外から貰った事ないの知ってるくせに」

千和「じゃあ、私が1番?」

鋭太「ああ、そうだ。お前が1番で最後だよ」

千和「やったー。えーくん愛してるー♪」

真涼「ぐぬぬぬぬぬぬ」




62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:07:38.61 ID:x1VV6H950

真涼「次の休み時間に渡す…次の…」ブツブツ

カオル「夏川さんが何か言ってるね」ボソボソ

鋭太「また席替えで隣になれなかったせいか…」ボソボソ

カオル「いや、違うと思うよ」

鋭太「?」


…………………………………………………


真涼「あ、あの、あの」

鋭太「ん?何?」

真涼「その…ですね」

鋭太「お前、今日体調か何か悪いの?」

真涼「え?別にそんなことは」

鋭太「まったく飯をちゃんと食べないから体調が悪くなりやすいんだぞ」

真涼「いえ、違います」




64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:11:44.05 ID:x1VV6H950

鋭太「だって、顔真っ赤じゃん。熱があるんだろ?」

鋭太「ほら今日はうちに食べに来い。なんだったら泊まって行け」

真涼「なっ…」

鋭太「勘違いすんなよ。今日は冴子さんも帰ってくるから変な意味はないからな」

真涼「…知ってます。鋭太くんにはそんな度胸ないって事くらい」

鋭太「うっせえ!」

真涼「ふふ。ありがとう鋭太」






真涼(ええ、私は彼女。どっかの残念チワワや元カノや恋愛脳とは扱いが違うのよ)

真涼(ふふふ♪)




67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:15:06.95 ID:x1VV6H950

…………………………………………………



カオル「はい、バレンタイン」

鋭太「おお、ありがとうな」

真涼「!?」


真涼(しまった!渡すのを忘れていたわ!)

真涼「ね、ねぇ?鋭太?」

鋭太「ん?何?」

真涼「そ、その…あの…そうよ!今日はあれよね!」

鋭太「ああ、次の授業はお前が当たるな…もしかして、わからないのか?お前が珍しいな」

真涼「い、いえ、その…あの…」




69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:18:16.60 ID:x1VV6H950

鋭太「恥ずかしがるなって。頭がいいお前でもわからない問題あるんだな。どれだ?教えてやるよ」

真涼「え、えっと…これを」

鋭太「オッケー…これはだな…」



真涼(学校で久々に鋭太の隣に座れたわ…)

真涼(もう!鋭太ったらそんなに私の隣に座りたいなんて、仕方のない人ね)




70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:21:08.29 ID:x1VV6H950

 
…………………………………………………


真涼「とうとうお昼休み…あの、鋭太?」

鋭太「あっ、ちょっと待ってくれ。ヒメに呼ばれていて…」


ギュウウ


真涼「なっ!?」

姫香「エイタ、ギュっとして」

鋭太「ヒメ!?ってか、もうギュッとしてるだろ!?」

姫香「じゃあ、もっとギュっとして」

真涼「ほら早く離れなさい!」

鋭太「ま、真涼さんが怒ってるからヒメ離してくれ」




72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:24:11.94 ID:x1VV6H950

姫香「エイタ、今日はチョコを持ってきた」

鋭太「え?くれんの?」

姫香「肯定」

鋭太「うおおおおおおおお!やったーーーーー」

姫香「エイタ嬉しい?」

鋭太「ああ、めっちゃ嬉しい!千和以外の女子から初めてチョコを貰ったぜ!ありがとうヒメ!」

姫香「エイタが喜んでくれてわたしも嬉しい」







真涼「ちっ、何を恋愛脳みたいなことを言ってるのかしら」

鋭太「確かに恋愛アンチとして恥ずかしいが…それでも人生初めての女子からのチョコは嬉しいもんだぜ」

真涼「…ふんっ」




79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:27:29.14 ID:x1VV6H950

 
…………………………………………………


真涼「放課後…今日は部活をお休みにしたわ…だから、鋭太は一人!すぐに渡さないと!」

真涼「鋭太はどこ?………いたわね…ここは三組ね」



鋭太「ありがとう、あーちゃん」

愛衣「ふ、ふんっ。勘違いしないでよねっ!これは本命なんだからね!」

鋭太「ああ…ありがとう」

愛衣「ちなみにホワイトデーは三倍返しを忘れないでね」

鋭太「う、うん」

愛衣「私の愛は重いから、三倍となると…すっごいのを期待してるからねっ」

鋭太「う…うん」




81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:30:17.88 ID:x1VV6H950

愛衣「ね、ねぇ…その開けないの?」

鋭太「え?いいの?」

愛衣「もう!鈍感ねっ!普通女性から贈り物を貰ったら、その場で開けるのが礼儀なのよ!」

鋭太「ご、ごめん。俺、今日が初めてだからわからなくて…」

愛衣「え?そうなの?」

鋭太「あっ、千和からは毎年貰ってたんだけど、妹に貰ってるみたいな感じだったし」

愛衣「ということは、私がタッくんの初めて…初めて」

鋭太「え?違う。ヒメが…」



愛衣「やぁんもお最っ高ぉ♪愛衣ちゃん大勝利ぃぃぃぃぃぃっっ!」






84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:33:21.03 ID:x1VV6H950

鋭太「…えーと、開けるぞ…おぉ!手袋!」

愛衣「う、うん!タッくんの事を想いながら一針一針縫っていったの!」

鋭太「あーちゃんが作ってくれたの!?すごい」

愛衣「あ、あの…手袋…もう持ってるよね?迷惑じゃなかったかな?」

鋭太「ちょうど破れそうだったからタイミング最高だ。ありがとうあーちゃん」ニコッ

愛衣「ああぁぁぁっ//」

鋭太「あ、あーちゃん!?」

愛衣「お、おそとっ!わたし、おそとはしってくるーーーーー!!!」


ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ


鋭太「走るのはいいけど、汗ちゃんと拭けよーーー風邪ひくからなーーー」

愛衣「わかったーーーーー」




88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:37:03.94 ID:x1VV6H950

真涼「…」

鋭太「あっ、真涼」

真涼「…あら?今日はお盛んのようね。私以外の女を見ていた時間がとても多いわ。2時間30分53秒45ほど」

鋭太「そんなに長く見てねーよ!」

真涼「ふんっ、授業中に女教師を見て変な妄想をしてたくせに!」

鋭太「してねーよ!」

真涼「どうだか」




91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:39:31.03 ID:x1VV6H950

鋭太「…ほら、一緒に帰るぞ」

真涼「…」

鋭太「何で機嫌が悪いかは知らんが…今日は俺の家に泊まるんだろ?ほら行くぞ」

真涼「そ、そうね。鋭太がそこまで言うなら泊まってあげようかしら?」

鋭太「今日はほとんど顔真っ赤なくせに…ほら風邪が悪化しないうちに帰るぞ」

真涼「あら?フェイクなのに心配してくれるのかしら?」

鋭太「偽彼女(フェイク)としてじゃなくて、季堂鋭太が夏川真涼を心配してやってんだよ」




95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:42:31.98 ID:x1VV6H950

真涼「…」

鋭太「ほ、ほら早く行くぞ」


ギュウウウ


鋭太「なっ」

真涼「私達は恋人同士だから腕を組んで帰りましょう」

鋭太「そ、そうだな。恋人同士なら仕方ないよな」

真涼「ええ。恋人同士なら自然なことよ♪」




97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:45:35.60 ID:x1VV6H950

■3月14日ホワイトデー


真涼(せっかく用意したプレゼントも…浮かれて…いえ…)

真涼(…体調を壊したような気がして、頭が周らなくて)

真涼(明日渡そう…明日渡そう…で、こうなったんだったわ)

真涼(明日っていつの明日なのかしら…)



鋭太「……はいこれ」

真涼「え?」

鋭太「ホワイトデーだ。365回分のお食事券だ…持ってくれば、飯作ってやる」

真涼「え?でも、私…バレンタインに何もしてない…」

鋭太「千和が飯を食べに来てくれなくて、作りがいがなくてさ…」

鋭太「だからこれは俺が作りたくてお前にやるんだよ。お前の為じゃない俺の為だ」

真涼「…」




100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:48:30.31 ID:x1VV6H950

鋭太「ちなみに有効期限は1年な。使わないと勿体ないから、ちゃんと毎日使えよ」

真涼「そう…365回分の季堂家のお食事券の有効期限は1年分…毎日使わないと期限が切れてしまうってわけね」

鋭太「そうだよ。だから、今日から食べに来いよ」

真涼「…」



ボスッ



鋭太「なっ!なんだ!?真涼!首を絞めるつもりか!?」

真涼「マフラーよ」




102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:51:55.59 ID:x1VV6H950

鋭太「は!?」

真涼「私からのバレンタイン…ちょっとだけ遅くなったけど偽彼女(フェイク)からのプレゼント」

鋭太「ってか、このマフラー長すぎだろ!」

真涼「これはこうやって使うのよ」



鋭太「これって…その…」

真涼「ええ。恋人巻きってやつね…恋愛脳の考えには虫唾が走るわ」

鋭太「でも、お前…顔真っ赤じゃん」

真涼「これは恋愛脳に対しての怒りよ…誰が好きこのんで鋭太とこんな事しないといけないの」

真涼「それも全て恋愛脳共のせいよ!」




104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:54:43.90 ID:x1VV6H950

鋭太「そうだな…俺達が恋人同士ってアピールしなきゃいけないのも、本来は恋愛脳共のせいだしな」

真涼「そうよ、それだけよ」

鋭太「ああ」


真涼「ところであなたも顔真っ赤のようだけど?」

鋭太「今の時期には暑いからな。マフラーは」

真涼「暑いなら仕方ないわね」

鋭太「ああ、仕方ないな」




106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:59:00.13 ID:x1VV6H950

 

ピトッ


真涼「ふふふ」スリスリ

鋭太「っ//」

真涼「あら?さらに真っ赤になったわよ?」

鋭太「ひっつくな!あちーんだよ!!」

真涼「ふふふ♪」スリスリ





鋭太(ちょっとだけこんな時間が続いてもいいかなって思ってしまった…)

鋭太(ちょっとだけだけどネっ!)



       終わり




107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:59:17.54 ID:x1VV6H950

支援&読んでくださってありがとうございました。
また、機会があればよろしくお願いします。




109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 22:59:54.04 ID:pXOAY60A0





113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 23:02:53.61 ID:CmD9jrc0O



今度は千和かあーちゃんメインでおねがいします






116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/03/14(木) 23:05:14.61 ID:YvsnorO10

すんばらしい










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