三菱電機は、3月29日、三菱製テレビ「REAL」において、突如再起動と暗転を繰り返す不具合が起きたことを明らかにしました。全国的に発生したこの謎の不具合は、29日正午以降、発生していないとしています。
なお、不具合が起きてもとくに危険はなく、ユーザー側で何か設定する必要はありません。現時点で判明していることをお伝えします。
リビングのテレビが突然暗転を繰り返せば、誰だって怖いはず。場合によってはホラーな何かを想像して震えあがる場合だってありそうです。
29日、全国的に発生したREALの不具合は、数分おきに再起動や暗転を繰り返すというもの。これに伴い三菱電機のユーザーサポートはパンク状態で、復旧した今も電話が繋がりにくい状態がつづいています。
三菱電機によれば、現時点で不具合は復旧。影響の規模は全国ですが、より詳細な数字や不具合が発生したモデルについては確認中としています。
原因は、オンエアダウンロード放送によるもの。この仕組みは、テレビの放送波を利用して本体のファームウェア更新などを自動的に行うもので、多くのテレビに搭載している機能でもあります。
広報部では「オンエアダウンロード放送に当社のものではないデータが影響した」と話しており、三菱電機側が流したわけではないデータがなんらかの関係で影響を及ぼし、不具合にいたったとしています。
29日正午前にはこのデータを特定し、すぐに改修を図っているとのこと。ユーザー側ではとくに設定などは必要なく、自動的にアップデートがかかります。