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動画:Xbox One『Halo 5』は10月27日発売。2つの結末を予告 - Engadget Japanese


マイクロソフトはXbox One専用タイトル『Halo 5: Guardians』を世界で10月27日に発売します。また発売日発表にあわせて、新たに二本の予告編動画を公開しました。

予告編とティーザーサイト HUNT the TRUTH では、シリーズを通じての主人公であるマスターチーフの視点と、Halo 5劇中で何らかの理由からマスターチーフを狩ることになる別のスパルタン兵ロック(Jameson Locke)の視点で、2つの衝撃的な場面が描かれます。

米国では人気ドラマシリーズ The Walking Dead のシリーズ最終話で放送された2つの予告編はこちら。



スパルタン Locke が語る「All Hail」編。前作までの活躍で人類を救った偉大な英雄マスターチーフを讃える彫像と、その下で今にもとどめを刺されようとする傷ついたマスターチーフが衝撃的です。(と言っても、マスターチーフが瀕死の重傷を負ったり自己犠牲となるパターンは、以前のプロモーションでも使われているため「またか」ではありますが)。

Locke の語る言葉からすると、今作のマスターチーフは何らかの理由で国連宇宙軍側と敵対することになり、人類を裏切った反逆者として追われ狩られることが予想できます。

スパルタン-IV兵ロック(Jameson Locke)は、これまで実写ドラマシリーズ Halo: Nightfall や、昨年発売のリマスター版 Halo: Master Chief Collection に登場してきたキャラクター。劇中ではマスターチーフよりも新しい世代の強化兵スパルタン–IVであり、敵地への潜入や暗殺といった任務に就いてきたことが語られています。



こちらは逆にマスターチーフがロックを追い詰めた場面の「The Cost」。

PS2世代の圧倒的なプレイステーション帝国を切り崩し、PS3 / Xbox 360世代では特に本国で対等以上に持ち込んだマイクロソフトですが、Xbox One 世代では高コストのナチュラルユーザーインターフェース技術 Kinectセンサを標準で同梱する乾坤一擲の大バクチが見事に外れ、また「ゲームだけに留まらない総合エンターテインメント機器」方針も、プレイステーション4が前世代の反省を粛々と活かして「ゲーム最優先」を掲げたこととの対比でゲーマーに嫌われ、Kinect切り離しや責任者の交代など戦略の見直しを余儀なくされてきました (ゲームじゃなくて独自のドラマシリーズを続々製作するよ!と発表したそばからリストラ部門になった Xbox Entertainment Studiosなど)。

マイクロソフトにとって、Haloシリーズ は Xbox そのものとも言われる最大の武器。もはやライバルと言えるのか分からないプレイステーション4が意気揚々と普及台数を発表する影で、思い出したように期間期間・条件限定の売上しか話題しなくなったマイクロソフトとしては、最悪でも防衛せねばならない本国市場のための最重要タイトルです。もういまさら Halo じゃないだろ、を定着させるか、仕方ないXbox One も買うか、に持ち込めるか、ゲーム本編の詳細発表が予定される E3 2015 に向けてマイクロソフトのお手並みが注目されます。なお発売は「グローバルで」10月27日とされていますが、国内向けには3月30日昼の時点でまだ発表はありません。


動画:Xbox One『Halo 5』は10月27日発売。2つの結末を予告

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