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パックマンなど名作17本のキャラクターがオープン化。監修なし簡易審査で利用可能に - Engadget Japanese


バンダイナムコゲームスが、名作ゲームの「カタログIPオープン化プロジェクト」を4月下旬より開始します。

対象は「パックマン」「ゼビウス」「ドルアーガの塔」「源平討魔伝」「ワンダーモモ」といった古典ゲーム17作のキャラクター。

従来のように複雑な権利交渉や作品監修なしに、誰でも簡易な企画審査だけでキャラクターを利用できるようになります。



バンダイナムコでは今回のオープン化を通じて、スマートフォンアプリやブラウザゲーム、「新規ネットワークデバイス分野への事業展開のアイデア」など、幅広いデジタルコンテンツでの活用を想定しています。

コンテンツを提供可能なプラットホーム・企画申請方法・ビジネスモデル等の詳細は4月下旬のサービス開始までに発表する予定。

「ビジネスモデル等」とあるように、審査が簡易になったからといって無制限に使えるわけではなく、ロイヤルティーの支払いは発生することになります。

バンダイナムコの担当者に問い合わせたところ、今回のケースでは許諾されるコンテンツが有料・無料かで対応が分かれます。有料の場合には売上の数%を同社が使用料として徴収し、無料の場合には広告からの収益を分配するかたちを予定しているとのこと。

さらにキャラクターのみならず、ゲームの音楽も許諾を簡略化する方向ですが、どのゲーム音楽をオープン化するかについては今後改めて発表予定です。


バンダイナムコのキャラクターを用いたコンテンツやイベントなどはこれまでも公式・非公式とわず無数に存在しましたが、世代や国境を越えて愛されるキャラクターたちが今回「オープン化」されたことは、複雑な権利処理に割くリソースのない零細クリエイター達にとっては特に朗報になりそうです。
パックマンなど名作17本のキャラクターがオープン化。監修なし簡易審査で利用可能に

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