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魚星王「地球の調査は終了したのか?」




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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:05:55.30


魚秘書「ええ………………ですが……」

魚星王「何か同胞に問題があったか?」

魚秘書「……まあ…はい……」

魚星王「今後邪魔になる存在になりそうなのか?」

魚秘書「そうではなくて……その………」

魚星王「なんだ、どうしたんだ」

魚秘書「映像を…見れば分かります……」

魚星王「じゃあ早く見せろ」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:11:24.15


魚秘書「………」

魚星王「どうした、見せるんだ」

魚秘書「ですが…かなりショッキングな内容になっていまして…」

魚星王「だとしても王の私が把握せずにはいれんだろう」

魚秘書「ですが…あまりの内容に調査員が精神をおかしくして今カウンセリングを受けてる状況でして…」

魚星王「な、なんだって!?そんなに同胞が地球で暴れているのか!?」

魚秘書「いえ……見れば分かります」

魚星王「だったら早く見せろっ!!」

魚秘書「は、はい…」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:17:51.68


パチッ

魚秘書「これは湖の映像です」

魚星王「見れば分かる」

魚秘書「すいません…」

魚星王「ん?湖の中に同胞がいるではないか」

魚秘書「ええ…、地球の魚は陸にはまだ上がっていないのです」

魚星王「なんだって!?…あ、しかも手足も生えてないではないか……」

魚秘書「ええ……、進化がかなり遅いようです…」

魚星王「なんだなんだ、ハッハッハ、恐るに足らんではないか」

魚秘書「………」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:23:37.00


魚星王「こうやってみてみるとカワイイのうっ」

魚秘書「ええ…」

魚星王「ハッハッハ、気持ち良さそうに泳いでおる」

魚秘書「……」

魚星王「こいつなんかお前にそっくりじゃないか?ハッハッハ」

魚秘書「ですね…ハハハ…」

魚星王「子供が産まれた時を思い出すのぉ」

魚秘書「……」

魚星王「………ん?湖のわきに立っているのは……人間…?」

魚秘書「………はい」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:32:24.73


魚星王「生意気そうにタバコを吸っているではないか!」

魚秘書「地球は人間が支配しているようです…」

魚星王「はっ!?そ、そんなばかな!あんな交尾と暴力しか頭にない奴らがかっ!?」

魚秘書「地球の人間は本能を抑え、知能が発達し、我々と同じように繁栄しているようです……」

魚星王「んー!生意気なっ!あ!しかもこいつタバコを湖に捨てた!」

魚秘書「……」

魚星王「バーカ!死ね!湖に落ちろ!誰か押せ!」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:38:12.23


魚星王「というか…………この人間は湖に棒を持って何をしているのだ?」

魚秘書「……釣りです」

魚星王「…つ…り…?」

魚秘書「ええ…見れば分かります…」

魚星王「………んっ!?良く見たら棒から糸が垂れておるなっ?」

魚秘書「はい……」

魚星王「…何をしようとしてるのか全く分からん………」

魚秘書「………」






14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:45:23.55


魚星王「今度はまた同胞の映像か」

魚秘書「ええ………」

魚星王「地球の同胞は湖から出ず、湖の中で食料を見つけておるのか?」

魚秘書「はい…」

魚星王「そうか……お、同胞が食べ物を見つけたみたいだぞっ」

魚秘書「………」

魚星王「……あっ、食い付いた……」

魚秘書「………」

魚星王「…ん?……でも苦しそうにしておるぞ!?」

魚秘書「………ヒットです…」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:58:57.05


魚星王「ひっと?…」

魚秘書「…はい…」

魚星王「…ん?!食べ物は糸と棒で人間と繋がっておるではないかっ!」

魚秘書「……」

魚星王「ははーん!さては同胞のやつ人間を湖に引きずりおろして食おうとしてるなっ!」

魚秘書「…いえ…そうでは…」

魚星王「いいぞ!やってしまえっ!人間なぞ食い散らかして湖の藻屑としてしまえっ!」

魚秘書「…」

魚星王「ハッハッハッ!引いておるっ!いいぞ!もっと引くんだっ!」

魚秘書「…」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:07:54.62


魚星王「くはははは!同胞のやつひどい事をしやがるっ!」

魚秘書「…」

魚星王「人間もわざわざこんな危険な目にあいに湖に来るとはっ!バカなやつだ!」



ジャポーン



魚星王「…………」

魚秘書「…」

魚星王「……え?…何これ?」

魚秘書「…釣られ…ました…」

魚星王「え?………嘘でしょ?」

魚秘書「人間は同胞を釣りに………湖に来ているんですっ…!…うぅ…!…」

魚星王「え?どうなんのこれ?え?」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:15:36.10


魚星王「…あっ!ちょ、直接首に噛み付こうとしておるのだなっ!」

魚秘書「…」

魚星王「い、いくんだっ!今だっ!何をしておるっ!」



バタンッ



魚星王「…………」

魚秘書「…」

魚星王「え?これどうなったの?え?」

魚秘書「…同胞が…クーラーボックスに入れられました…!…うぅ…!…」

魚星王「え?何この箱?え?なんで取っ手ついてんの?」

魚秘書「持ち運びやすくする為です…!…うぅ…!…」

魚星王「えっ?なんで持ち運ぶの?え?何これ?どういう事?」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:25:51.18


魚星王「え?てかなんでクーラーなの?え?なんで冷やすの?」

魚秘書「…鮮度を保つ為です…!…うぅ…!…」

魚星王「え?なんで同胞の鮮度たもつの?は?意味わかんねーハハハ」

魚秘書「…こ、この人間は…同胞を…おいしく頂こうとしているんですっ…!!!」

魚星王「な、な、な、なあにいいいいいい!!!!!????」

魚秘書「…うぅ…!」

魚星王「……え?食うの?人間が同胞食うの??」

魚秘書「……はい…!…」

魚星王「んなバカなっ!!!…うっ!…ハア!ハア!ハア!ハア!興奮したらエラがっ!」

魚秘書「ぎょ、魚星王!!!!」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:31:12.52


魚星王「ハア!ハア!ハア!ハア!うっ!ハアハアハアハア」

魚秘書「え、映像を見るのをやめますかっ!?」

魚星王「ハア!ハア!そ、そんな事できるかっ!」

魚秘書「し、しかし!」

魚星王「同胞がここのまま終わる訳がっない!」

魚秘書「……ですが…」

魚星王「ど、同胞は何をしているっ!?なぜ箱から出ないっ!?」

魚秘書「………」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:39:12.40


魚星王「おいっ!答えろっ!!」

魚秘書「…同胞は…陸に上がると…何もできませんっ!」

魚星王「な、何もできないだとっ!?いやっ!何か作戦を立てているはずだっ!」

魚秘書「…いえ…本当に何もしていなく…何も考えていません…!」

魚星王「いーーーや!何かはしてるだろうっっ!殺されるかも知れないのに生物としておかしいじゃないかっ!」

魚秘書「………あ、一つだけしている事があります……」

魚星王「ほ、ほらっ!何をしてるんだっ!?」

魚秘書「………ビチビチ…してます…うぅ…!…」

魚星王「………びち………びち………」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:40:12.65


びちびちかわいいw



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:45:44.45


魚星王「び、びちびちというのは何かの必殺技かっ!?」

魚秘書「…いえ…」

魚星王「じゃ、じゃあ人間を殺す呪文かっ!?」

魚秘書「…そうではありません…」

魚星王「じゃあなんなんだっ!!?」

魚秘書「…私がやってみてもよろしいですか…?」

魚星王「お、お前もできるのかっ!?」

魚秘書「…はい…」

魚星王「や、やってみろっ!!」

魚秘書「では…やらせて頂きます………」



ビチビチ



魚星王「てめえふざけてんのか!!!!」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:53:01.08


魚秘書「ふ、ふざけてなんていませんっ!!」

魚星王「じゃあなんだそれはっ!」

魚秘書「い、意味はありません…」

魚星王「い、意味がない事を同胞は危機的状況であの箱の中でやってんのかっ!?」

魚秘書「は、はい!」

魚星王「バカじゃん!!!」

魚秘書「…う…ぅ…」

魚星王「……………………バカ…………じゃん………」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:05:07.19


魚星王「映像が家に切り替わったぞっ!」

魚秘書「釣った人間の……家です…」

魚星王「…箱から出して同胞を素手でつかんで…家族に見せている……」

魚秘書「…子供が飛び跳ねて喜んでいますね…」

魚星王「あの同胞は…息はできているのか…?…」

魚秘書「いえ…恐らくできていません………」

魚星王「なぜ同胞は抵抗はしないんだ……!?」

魚秘書「恐らく………何も考えていません…うぅ……」

魚星王「そんな…バカな…!」






32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:10:33.15


魚星王「い、板の上に同胞が置かれたぞっ!?」

魚秘書「…ここで…同胞は殺害されますっ!!」

魚星王「そ、そんなっ!こんな明るい場所でっ!」

魚秘書「…うぅ…」

魚星王「て、抵抗すんだっ!もっとだ!なんで跳ねるだけなんだっ!」

魚秘書「あれが……ビチビチ…です…!」

魚星王「い、意味がないっ!意味がなさすぎるっ!」

魚秘書「あ!見てられないっ!」

魚星王「…は……刃物だ……と………」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:16:18.41


ザクッ



魚星王「……………………………………」

魚秘書「…うぅ……」

魚星王「…わっ!分かった!毒だっ!わざとく、食われて毒で殺そうとしているのだなっ!」

魚秘書「…うぅ……」

魚星王「人間を殺す為に自らの命を捧げるとはっ!なかなかやりおるなっ!ハハッ!ハハッ」


人間《おいしー♪》


魚秘書「………うぅ………………」

魚星王「……………………………………」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:23:54.55


魚星王「………この同胞の毒は……即効性はないのか…………」

魚秘書「…この同胞に………毒はありません…うぅ…!…」

魚星王「じゃあ………今の状況を教えてくれ………」

魚秘書「同胞が……おいしくいただかれています…!…うう…!…」

魚星王「…ただただ…おいしくいただかれているのか…?…」

魚秘書「はい…同胞は人間にただただおいしくいただかれています…!…」

魚星王「…ここからの………大逆転は………ないのか……?」

魚秘書「映画やドラマではないので……これで終わりです…!…」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:30:26.75


魚星王「……これは……夢か……?」

魚秘書「地球の現実ですっ!!」

魚星王「もしや…こんな事が…日常的に行われておるのか…?」

魚秘書「は、はいっ……!」

魚星王「なぜ…食われるのを分かっておきながら…毒を持たない…!…」

魚秘書「…毒を持ってる種類の同胞もいます…」

魚星王「ほ、本当かっ!」

魚秘書「……ただ……釣った後に毒を取り除かれて……」

魚星王「………」

魚秘書「おいしくいただかれています…!…」

魚星王「…………………………………………………………」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:37:58.03


魚星王「……………映像が切り替わった…」

魚秘書「…飲食店です…」

魚星王「かいてん…ずし……?」

魚秘書「…うぅ……」

魚星王「!!!……なんだ……これは……」

魚秘書「………見てられない…!…」

魚星王「…地獄の……メリーゴーランドじゃないか……うっ!」(ゲロゲロゲロ

魚秘書「ぎょ!魚星王!」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:47:16.48


魚星王「ハア…ハア……映像はもういい……」

魚秘書「は、はい!」

パチッ

魚星王「私は地球の人間を殺すっ!絶滅させるっ!!」

魚秘書「えっ」

魚星王「いくら遠い星の事でもこれは見過ごせないっ!」

魚秘書「し、しかしまだ戦争を仕掛けるにはまだ調査不足ですっ!!」

魚星王「だが私は今どうしようもない怒りに満ちているんだっ!!」

魚秘書「もう少しっ!もう少しお待ちをっ!」

魚星王「いやっ!今だっ!今しかないっ!」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:52:54.65


魚秘書「落ち着いて下さいっ!!」

魚星王「ハア…ハア…」

魚秘書「………こんな遠い星の事で我軍の魚人を死なせるわけには………」

魚星王「しかしだなっ!!!」

魚秘書「…人間もまだ月より先に到達していない状況ですし……」

魚星王「………分かったっ!」

魚秘書「えっ」

魚星王「私だけ地球に行く」

魚秘書「はっ!?」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:58:16.35


魚星王「一番同胞を殺しているやつを教えろっ!!!!!」

魚秘書「ど、どうするんですか…!」

魚星王「私がこの手で殺すっ!」

魚秘書「えっ!」

魚星王「もうこれは…復讐っ!遠い星の同胞達の……供養だ……」

魚秘書「王が直接でやらなくてもっ!下のものがっ!」

魚星王「いや……私にやらせてくれ…!…」

魚秘書「王………」

魚星王「これは…私の…王としての…使命だ…!…」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:04:16.49


魚秘書「………本当にやるんですか…」

魚星王「ああ…」

魚秘書「決意したんですね…」

魚星王「そうだ…」

魚秘書「…その姿のまま行くのですか?」

魚星王「そんな訳ないだろうっ!ちゃんと人間の姿で行くっ!」

魚秘書「でも会話は不可能ですよ…」

魚星王「構わないっ!ただ黙って殺すっ!」

魚秘書「…分かりました…」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:09:27.38


魚秘書「…では…一番同胞を殺している人間を教えます…」

魚星王「ああ…」

パチッ

魚秘書「この人間です」

魚星王「じ、じじいじゃねえかっ!!こんなじじいが!?」

魚秘書「…はい」

魚星王「肌ツルツルしてやがるっ!!」

魚秘書「…魚人でいうと175歳です…」

魚星王「ふざけやがって………いまにみてろよ……!…」


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:14:20.06


魚秘書「…危なくなったら…すぐに助けに行きます!」

魚星王「そんなものいるかっ!お前私をナメているのかっ!?」

魚秘書「い、いえ!そんな事は………」

魚星王「こんなじじい片手で殺せるわっ!」

魚秘書「す、すいません……ではこの人間の家の前までワープさせますね……」

魚星王「ああ…」

魚秘書「どうかお気をつけて…!…」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:19:15.75


[地球]



魚星王(この家かぁ…!)

魚星王(や、やっぱり飲食店の人間だっ!)

魚星王(この星の同胞っ!見ててくれっ!)

魚星王(今一人の悪をこの世から葬り去るっ!)

魚星王(人間をこの手で殺すのは久々だな…)

ガラガラ

子供「あ…お客さん…………?」


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:21:59.31


前に殺した事あるのかよw



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:26:40.99


魚星王(っち、ガキか…)

子供「もう寿司屋は閉店したよー…?」

魚星王(閉店とか知らねぇ!どけっ!!)

子供「わっ!何すんだよっ!あ!分かった!もしかして弟子入り?」

魚星王(なんだこいつ!子供なのに力がつええ!)

子供「ダメだよっ!外人さんなんかっ!寿司握れないよっ!」

魚星王(私は殺しに来たんだっ!どけよっ!)

子供「ダメだよっ!ダメ!寿司屋なめんなっ!」

じじい「なんだなんだうるせえなぁ…」






63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:33:14.84


魚星王(あっ!あのじじいだっ!くっそぉ!憎たらしい顔してやがるっ!)

子供「こいつ外人のくせに弟子入りしたいって言ってるんだっ!」

じじい「バカ野郎っ!!!!!」

魚星王(ビクッ)

子供(ビクッ)

じじい「おめぇいつから人間を肌の色で判断するようになったんだっ!!」

魚星王(い、いきなり怒鳴ってビビったじゃねえかよ!)

子供「だっ、だってぇ………」

じじい「こいつの目を見てみろ、今にも俺を殺しそうな目を、この寿司にかける魂をよぉ…」

子供「おじいちゃん………」

魚星王(殺しそうじゃなくててめえを本当に殺すんだよっ!!!)


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:38:59.11


魚星王(くっそ!子供の力つえぇ!人間の力ナメてた!!)

じじい「俺はこの道が長いから分かる、やる気のある奴ない奴が一発でよぉ……」

子供「この人はやる気あるの…?」

じじい「ああ…あのバカ息子とはけた違いのな………」

魚星王(やる気じゃねえ!殺る気があるんだこっちわよぉ!)

子供「…この人…魚のにおいがする…」

じじい「な、なんだってぇ!?」

魚星王(ま、まずいっ!)


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:44:44.30


じじい「お前…もしや寿司屋を追い出されたのか…?」

子供「そうなの?おじちゃん?」

魚星王(なんで私がそんな殺魚現場で働くんだよっ!)

じじい「いや…隠さなくていいんだ…お前は外人だから色々あったんだろう…話さなくても分かる………でもうちは言葉なんて関係ねえ…寿司を握る魂さえあれば…国境なんて関係ねぇよ…俺も若い頃な…

魚星王(こ、こいつ話がなげえ!!)

子供(魚くさい……)


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:54:04.85


じじい「お前…泊まるとこはあるのか?」

魚星王(あるわっ!お前より何百倍もでっかい家がっ!)

じじい「そうなのか………じゃあうちに住み込むといい…」

魚星王(私は何も言ってないっ!)

子供「えー、こいつが家に住むのー…」

じじい「バカ野郎そんないい方すんじゃねぇ!!」

子供「ごめんなさい………」

魚星王(あ、そうだ…そういう事ならまずは安心させよう…)
魚星王(……ククク…まず潜り込んでその後じっくり……ククク……)


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:57:53.22


-10年後-


魚星王「へいらっしゃい!」


終わり


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 06:32:18.69


王の言葉にいちいち吹いたwwwwwwww




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