真紅の奇妙な謀略
- § 某テレビ番組
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|川|| |川|寸寸主主主主主主主主主主主主主主主主主主主主主主
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|川|| |川| |川| χ((从从))κ ヒャッホー! ばらっしーだっしー!
|川|| |川| |川| くi ● $ iゝ
|川|| |川| |川| ''∩. ¨ ∇ ¨ .| ヽ
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|川|| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │廿 ∞ .|ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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\きゃーっ!/ \ばらっしー素敵ーっ!/ \よっ! 大統領!/
- § 桜田家のリビング
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\ |「 ̄ ̄ ̄ `||`l / 今日も沢山のファンに囲まれて
─ || ォ゚゚゚Πへ.:|| :| ─ 感謝! 感激! 薔薇汁ブシャー!
/ |L二二二ニ!| ;| \ 薔薇汁ブシャァァァアアアアーーーッ!
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翠星石「ばらっしー大人気ですねぇ。まさかここまで大物になるとは、おったまゲボリューションです」
真紅「まったく愚民共は節穴だわ。こんな薔薇水晶がふなっしーをパクって着ぐるみ被っただけのキャラに…!」
雛苺「でも、薔薇水晶もがんばっているのよ」
翠星石「ですぅ。普段とは真反対のテンション高いキャラを演じて、涙ぐましい努力です」
雛苺「うぃ! この間ついにEnjuDollの隣にばらっしーランドがオープンしたのよね」
真紅「えっ? 何、あなた達まさか、ばらっしー容認派!? いつの間に私を裏切ったと言うの!?」
翠星石「裏切ったつもりはないですが…、ばらっしーの努力はそろそろ認めようってだけですぅ」
雛苺「うぃ! 真紅もヒナも翠星石も、ばらっしーからプレゼントもらったこともあるの」
真紅「…そうだったわね。ばらっしーランド開店記念の個数限定缶バッジを薔薇水晶と私達の誼で特別にもらったわ」
雛苺「それを全部ジュンにネトオクで売ってもらってお小遣いにしたの!」
翠星石「思いのほか高額で売れたのでビビったですが、それもばらっしー人気の顕れ…ですか」
真紅「…ならば私もばらっしーを認めましょう。そして今度は私達も乗っかるしかないわね、このビッグウェーブに」
雛苺「乗っかる?」
翠星石「まぁた何か悪巧みを思いついたですか真紅?
ばらっしーは槐が権利関係をがっちり抑えていて、フォロワー商法はかなり難しいですよ」
真紅「槐自体がお父様のフォロワーみたいなものなのに、盗人猛々しいとはこのことだわ!」
翠星石「お父様はその辺あんまり気にしねーですから」
雛苺「お父様は自分の道だけを突き進むサメ肌なの!」
真紅「それを言うなら天才肌。けど、紙一重で馬鹿よね」
翠星石「お父様を馬鹿呼ばわりですか。とは言え真紅の考えも一理あるです」
真紅「ここはお父様の無念を晴らすためにも、ばらっしーをギャフンと言わせなければならない」
雛苺「また、ばらっしーに意地悪するのよ?」
翠星石「他人の足を引っ張る作戦は今まで何一つ成功したためしがないですよ、真紅?」
真紅「そんなことは百も承知。既にこの真紅ちゃんは策を考えてあるわ」
翠星石「ほう?」
真紅「ちょっと待ってなさい。今、連れてくるから」スタスタ
雛苺「連れてくる?」
- § 小一時間後
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,》@ i(从_从.卯. ))
||ヽ|| ^ ω ^ ) | 初めまして! 紅茶の妖精『だわ~る君』なのだわ~!
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雛苺「だわ~る君!?」
翠星石「ちょっ! おまっ!? 真紅…? 真紅ですよね!? 着ぐるみですけど、顔がもろに真紅です!」
だわ~る「真紅ちゃんじゃないのだわ。私はだわ~る君! 紅茶の妖精だわだわ~」
翠星石「いやいやいやいやいやいやいや! おめぇ! これは本当にマジでヤバイですってば。
多方面からメチャクチャに同時多発的にパクりすぎですよ!」
雛苺「えーと、ローゼンメイデンのパクリの薔薇水晶がふなっしーまでパクったのがばらっしーで…。
今度は真紅がばらっしーをパクりつつも、ふなっしーのパクりっぽいねば~る君までパクって…!?」
翠星石「まるでパクリの五重奏です~!」
だわ~る「パクリパクリうるさいわね。だわ~る君はあくまでオリジナルゆるキャラ。
紅茶畑からやってきた紅茶の妖精よ、フェアリーよ。信じて頂戴、信じる奴がジャスティスだわ」
雛苺「真紅…じゃなかった、だわ~る君がそう言うなら、まあそうなのよね多分」
翠星石「真紅ん中ではですけどね」
だわ~る「中に真紅ちゃんなどいないのだわ!」
翠星石「…で、その紅茶の妖精という設定のゆるキャラでばらっしーに勝負を挑むのですか?」
だわ~る「その通りだわ~。流石は翠星石ね、理解が早いだわね」
雛苺「あ、あのね! これはヒナの感想だけど…だわ~る君じゃ、ばらっしー人気に太刀打ちできないと思うのよ」
だわ~る「何てこと言うのだわ~っ! この隙のない完璧妖精にとってあんなジャンクは目じゃないのだわ~」
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、_/ /  ̄ ̄`ヽ}
,》@ i(从_从.卯. ))
||ヽ|| ^ ω ^ ) | 激おこプンプン丸だわーっ!
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翠星石「うひゃーっ!? の、伸びたですーっ!?」
雛苺「なんだこいつなのー!」
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,》@ i(从_从.卯. )) 興奮して茶葉の発酵が進んで伸びちゃっただけだわ~
||ヽ|| ^ ω ^ ) |
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≦│廿 ∞ .|≧ しゅしゅしゅ こきーーん
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翠星石「ほっ…」
雛苺「だわ~る君が元に戻ったの~」
翠星石「びっくりさせるなですよ。しかも、てめぇはそれを発酵だと言い張るつもりですか…」
だわ~る「さあ! とにかく早速、善は急げよ! ばらっしーランドに乗り込むのだわ~」
雛苺「やっぱりヒナ達も行かなくちゃダメなの?」
翠星石「ですね。せいぜい、だわ~る君の失態振りを眺めて乾いた笑いでもしてやるです」
だわ~る「そぉれ、乗り込め~」ダバダバ
- § ばらっしーランド
- ばらっしー「みんな~っ、今日も満員御礼ありがとうらっしー! いっぱい買って、いっぱい楽しんでほしいっしー」
客達『きゃーっ! ばらっしー! 素敵ぃ~! 可愛い~~~っ!』
ばらっしー「照れちゃうだっしー! 声援ありがとー! 感謝感激ぃ薔薇汁ブシャー! ブシャーッ!」
客達『きゃー! ばらっしー! こっちも向いてー! 薔薇汁してー!』
ばらっしー「分かっただっしー! 人気者は辛いっしー! 薔薇汁ブシャー!」
槐「はぁ~い、春限定、お花見ばらっしーキーホルダーはこちらで販売中ですよー! 残り少ないですよー!」
客達『くださーい! あるだけ全部くださーい!』
槐「毎度ありぃ! こっちのばらっしー記念硬貨も如何です…?」
???「待てい!」
槐「えっ…?」
ばらっしー「何だっしー?」
♪ターララッタッター タラララタッタッター
槐「この曲は…? バトル・オブ・ローズっ!?」
客達『見ろっ! ばらっしーランドのばらっしー専用ステージに何か見たことない奴がいるぞ!』
槐「何ぃっ!?」
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,》@ i(从_从.卯. )) パクリと己の欲のみで いつまでも人の心を惑わせると思うな!
||ヽ|| ^ ω ^ ) |
|| 〈i ───‐ν| 固く握りあった手は薔薇水晶では離せない! 人はそれを絆とも言うのだわッ!
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テ ` -v- --v-' テ「
槐「だ、誰だ! 貴様ッ!?」
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,》@ i(从_从.卯. ))
||ヽ|| ^ ω ^ ) | 貴様に名乗る名前など無いッ!
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客達『うわーっ! な、何だアレ!? ばらっしーのパクリ!? それとも新キャラですか!? 槐先生』
槐「し、知らない! 僕はあんなキャラなんて知らないぞ!」
ばらっしー「…と言うか、どこからどう見ても真紅だっしー?」
だわ~る「違うわ。私は紅茶の妖精だわ~る君なのだわ」
翠星石「さっき名乗る名は無いとか言っておきながら即答してるじゃねーですか」
雛苺「登場直後からキャラがブレまくってるのよね、だわ~る君」
だわ~る「だ、だまらっしゃい二人とも!」
槐「翠星石と雛苺までいるということは、やはり中の人は真紅か」
だわ~る「中の人なんていないと言っているだわだわ~」
ばらっしー「
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- :-:2015/04/01(水) 21:29:58
- ()内までばらっしー口調を維持するばらしーはゆるキャラの鑑だな
どうでも良いが、ラストの連行からギャグ漫画日和のクマ吉君が連想されて腹が痛い
- :-:2015/04/01(水) 21:36:22
- あいかわらず、酷い。
たまにはイケてる真紅さんを読みたい!(≧∇≦)
- :-:2015/04/01(水) 22:09:06
- 金糸雀「まだオチや登場してないことをネタにされているからセーフかしら!」
- :-:2015/04/01(水) 22:12:19
- まさかねば〜る君を引っ張ってくるとは…
- :-:2015/04/01(水) 22:47:30
- こいつは水銀燈のお腹パンチ喰らわせた方がいい
「いいでしょう。金孔雀のお腹を差し出すのだわ~」
- :-:2015/04/01(水) 22:54:22
- やっぱり…連れて行かれるのはッ…ブタ箱だ~~ッ
- :-:2015/04/01(水) 23:13:24
- コイツ......カイジの班長並みの往生際の悪さ......救えねえ
- :-:2015/04/01(水) 23:25:13
- だわ~る「硫酸ブシャー!」
- :-:2015/04/01(水) 23:30:13
- 真紅に不人気だなんて言ったら主人公張ってたのにも関わらず人気投票4位だった真紅が可哀想だろ!(棒)