ジョジョの奇妙な冒険SC第36話 ホル・ホースとボインゴその1 感想
本棚の上の方から威厳たっぷりに登場するDIO様。
格好いいことはいいんだけど、後々の上院議員やありのままポルナレフを知っていると
この登場シーン自体、ホル・ホースが近づいてきたことを知ってからの、世界の能力での演出とすら思えてきます。
DIOのやることなすこと、相手を驚かせるためだと思うと何か微笑ましい今週の感想です。よろしくお願い申し上げます。
上記の画像の際も、ホル・ホース来てるな、よっしゃまた一つビビらせてやるかって感じさえしてきます。
とにかく部下が来るたびにザ・ワールドの訓練がてら時間を止めて遊んでそうですDIO様。
ひょっとしたらダービー兄も、色々とDIOにイタズラされまくって、それで能力に気付いたのかも。
- 背骨に氷を詰められた気分になる
- ジョセフはDIOが姿も見せずに気配だけが迫ってきた時でさえ『ケツの穴にツララを突っ込まれた気分』になりました。
DIOに近づくにつれ、体の奥深く、芯まで凍らされるような気分になるのでしょう。
実際にDIOに近づきすぎて凍った前例としてダイアーさんがいます。
- 奴らと戦うには準備不足
- いわゆる戦力の逐次投入という、下策とも受け取られる作戦を実行していたDIO様のちょっとした本音ともとれる発言。
なんだかんだで折角目覚めたスタンド能力を存分に振るってみたいとDIOは考えていたのかもしれません。
ジョナサンの体が馴染む時間を稼ぐためだけに、タロットの暗示の部下も9栄神も働かされていたのでしょうか。
自分の能力の限界を試したがるDIOの悪癖はスト様も指摘していた通りです。そりゃホル・ホースも裏切りたくなります。
- 蜘蛛の巣が破れていない
- 執事のダービー弟がファミコンばっかりやっていて働かないせいで、館の中は蜘蛛の巣だらけです。引っ越し直後とは言え、汚い。
もしくはこれもDIO様が「演出に使える!」と思って、部下には蜘蛛の巣を敢えて放置するよう下知しているのかもしれません。
- タクシーに割り込む世紀末スタイル先取りな二人組
- 肩パッドさえ着ければ、そのまま北斗の拳の雑魚にまじっていても違和感のないチンピラ二人組。
世紀末に核の炎に世界が包まれても生き残りそうな二人でしたが、ケンシロウばりに無慈悲なホル・ホースの
皇帝ツッコミを受けて耳をふっとばされてしまいました。ホル・ホースもきっちりと外道な敵ですが
ジョースター一行もチンピラに割り込まれたら、耳を腐っ飛ばさないにしても普通に殴り飛ばしそうです。
- 少年誘拐犯 ホル・ホース
- ボインゴの寝こみを襲って誘拐したホル・ホース。薄いヨイショ本がたくさん作られそうなシチュエーションです。
そう、そのまま飲み込んで僕のエンペラー…。
という冗談はさておきまして、トランクに積み込まれて飛行機にまで乗せられたボインゴ。
飛行機の荷物置き場は結構寒かったりすると聞きますが、平気だったのでしょうか。エジプトだから、それほど寒くないかも。
- 女の人に跳び蹴りだー(トト神)
- さりげなく乳首ポロリです。どうやらトト神は乳首を出してもOKのようです。やったね。
トト神の能力は未来予知ではありますが、それを見ても見なくても未来の大筋は変わらないと考えても良さそうです。
未来予知の情報が断片的すぎて、結局それに振り回される当事者達。何がしたいスタンドなのか分かりかねるスタンドですが
自分に自信が持てないボインゴが、少しでも勇気と強い心を持つための覚悟を促すスタンドのようにも思えます。
メイド・イン・ヘブン理論でトト神を読んだ人だけは、さしあたっての事象に対する覚悟ができやすくなるわけです。
少なくとも引っ込み思案で内気なボインゴがホル・ホースに対しても、自らのスタンドであるトト神に関してだけは
自信たっぷりでした。これがさらに発展すればボインゴは自分にも確かな自信を持てるように成長するのでしょう、多分。
- 鼻に指を突っ込みーの
- 「脇をくすぐりーの」はリストラされました。原作漫画でも作者に一瞬で忘れさられたらしき「脇をくすぐりーの」でした。
むしろアニメでも残っていたら逆に不自然ですらある「脇をくすぐりーの」なので、無いのも妥当と言えば妥当かしら。
- 動くな ブスリといくぜ
- ポルナレフに尾行が悟られるという最高に間抜けなシーンを披露するホル・ホース。
今週の冒頭からDIOに脅されるわ、強敵ジョースター一向に勇気を振り絞って立ち向かおうとするわで
かなり同情を引くキャラとなってしまっていたホル・ホースですが、無念もここに極まれり。
ずっとホル・ホース視点で話が進んでいたのも相まって、ポルナレフが憎たらしく感じられすらします。
- 才能を見抜く才能がある
- 確固たるナンバー2に居座るためには、確固たるナンバー1が必要ということでしょう。
パートナーを選ぶ眼だけは確かなホル・ホースです。そして、その事を見抜いているポルナレフも才能を見抜く男です。
さらにポルナレフは、ホル・ホースは一人だと怖くないとも豪語しています。これもポルナレフの成長を如実に表した台詞です。
初戦ではアヴドゥルが来なかったら殺されていた、あのポルナレフがホル・ホースを雑魚扱いです。
相手をなめる癖がなおっていないだけの可能性もありますが、ここはポルナレフが純粋に強くなったと見るべきでしょう、多分。
それにしてもホル・ホースの相方の才能を見抜く力は本物だとしても、最初にインドで交戦した時には
J・ガイル以外にコンビを組めそうな人がタロットカード勢にいなかったのでしょうか。ホル・ホースの特性上
誰と組んでもそれなりに強さを発揮しそうなもんです。J・ガイルと組むのが悪いとは言いませんが、あんまり良い感じもしません。
ホル・ホースとエンヤ婆とのやり取りで、J・ガイルと親友だと言った時に口ごもったことから見ても
ホル・ホースから見て、J・ガイルとの相性は能力的には良くても心身的には良くなかったと思われます。
J・ガイルと性格の相性がいい奴なんてアンジェロか、悪人ホイホイの康一君ぐらいしか思い浮かびません。
- いつから来るんだよそのチャンスはッ(ホル・ホース)
- ポルナレフの鼻に指を突っ込み、硬直したまま心で叫ぶホル・ホース。
そしてまさかの、この状態のまま来週への引きです。1週間、ポルナレフはくっそ不細工なツラのままです。
世の中には鼻フックものというジャンルが需要として存在しているらしいですが
流石に今週の豚鼻ポルナレフに欲情する人間は皆無ではないでしょうか。絶望的に汚いです。
敵の先手を取るという、久しぶりに格好いいポルナレフを拝めたのに、この仕打ちはあんまりです。
普通ならポルナレフの鼻からは鼻血が鬼のように流れていてもおかしくなほどの勢いでホル・ホースは指を突っ込みましたが
ほぼギャグ漫画のノリになっていたせいか、ギャグ補正で鼻血なしです。むしろギャグ漫画の方が派手に出血するパターン。
来週はトト神の予言ではジョースター一行全員出血大サービスのはずですが
それに先立ってポルナレフの鼻血大サービスがくりだされることを祈りつつ今週の感想はお終いです。
ありがとうございました。
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- :-:2015/04/02(木) 21:56:05
- 腐っ飛ばす?やっぱりホモじゃないか(歓喜)
- :-:2015/04/02(木) 22:10:57
- SLPYはホモ(挨拶)
やっぱりポルdisは健在ですね。
あとダービー弟つっかえ!
- :-:2015/04/02(木) 22:20:32
- 相変わらずの淡々とした面白さ
ダイアーさんのくだりで思わず噴き出したww
スタンド使いは信頼した相手にしか能力を明かさないっていう5部理論で考えると、ホルホースのコンビ相手不足は当然の結果なのかも
- :-:2015/04/02(木) 22:30:17
- DIOにイタズラされる(意味深)
- :-:2015/04/02(木) 22:48:26
- 飲み込んでおれのポセイドン
SLPYはホモ(でも好き)
「脇をくすぐりーの」はマジでなんだったのかしら
- :-:2015/04/02(木) 23:07:31
- >流石に今週の豚鼻ポルナレフに欲情する人間は皆無ではないでしょうか
つまりSLPY=サンは欲情した、と…(結論)
- :-:2015/04/02(木) 23:36:36
- SLPYさんはホモホモですぅ!
- :-:2015/04/02(木) 23:53:26
- ついに801にまで手を出しおった か!
- :-:2015/04/02(木) 23:56:05
- 心身的に…?
身………