3月22日のベイエフエム・ラジオ「BAY STORM」にて、嵐の二宮和也くんが自身の主演した映画『青の炎』公開初日の裏話を披露しました。

6月12日に『青の炎』がBlu-rayとして発売されることを受けて、リスナーから映画の舞台裏を教えて欲しいという質問が寄せられたのです。

二宮くんは、映画が公開された2003年は自身の目から見て、日本映画が最も低迷していた時期であり、自身の知名度や演技力も不足していたとしたうえで、こんなエピソードを明かしました。

それは、映画公開日の初日舞台挨拶後の話。ジェイ・ストーム社員でこのラジオのアシスタントもつとめるSTBYさんと、その後の回を観に行ったと言います。

「舞台挨拶終わって、STBYと観に行ったんですよ、この映画。日比谷だったっけね。二人で『ちょっと、行こうよ』って言って。初日の3回目4回目ぐらいの上映だよね。行ったら、ガラガラでした」

二宮くんは今思い返すと可笑しくて仕方が無いといった様子で爆笑します。

「ビックリしたよね。『あれ?』つって。『え?初日で?』って。俺、2個前くらいの上映で挨拶してるんですよ、なんなら。そんときはお客さんイッパイいて。でほら、若いから『こんなにたくさんの人にお集まりいただきありがとうございます』なんてさ。ペラペラペラペラ言えるんだよ。俳優さん気取ってさ、『こういうことやってるんで、ちょっと見てください、うっす』みたいなさ。そんな感じで舞台挨拶終わるじゃない?」

舞台挨拶では満席の客席を前に悠々と挨拶をする余裕があった様子。通常の回をお忍びで観に行くにあたっては、パニックを避けるために厳戒態勢をしいた、とのことです。

「1回目2回目とかの上映やってる間に、『無事初日開いて良かったですね』みたいな打ち上げがあって。それで、終わっちゃったから。STBYと観に行こうって言って。行ったんだよね。そしたら全然(お客さんが入ってない)。STBYが警戒してて、『とりあえず、端っこに座ってほしい』と。何かあったらすぐ扉から出れるように、入ってすぐの端っこに座って欲しい、と。とにかく端っこのすぐ出れるとこで見てくれって言われて。で、入ったら全然ガラガラで」

二宮くんはたまらず再び爆笑しました。

「『え?』つって、二人で。めっちゃ驚いたよね、あれね。我々もバレたら嫌だからっていうのは大前提としてあったから、始まるギリギリに入ったのよ。『始まるギリで、これ?』みたいな。『初日の3回目で?え?』みたいな。せつなかったね、あれね」

満席の舞台挨拶から一転、通常の上映でガラガラだった客席を目の当たりにして相当のショックを受けたという様子の二宮くん。

自身の単独初主演映画だったということもあってか、このことで落ち込んでしまい、映画い関しては『ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY』に嵐5人で出演するのがやっとというモチベーションになってしまったと言います。

しかし、その後のハリウッド映画『硫黄島からの手紙』をはじめとするスクリーンでの大活躍は言うに及びません。

映画に出演するのが怖かった、とさえ思うほどのトラウマを味わった、“ガラガラの客席”でしたが、それを乗り越えて現在の俳優・二宮和也があるのです。

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