板橋区立美術館で「戦争」をテーマとした所蔵作品展「近代日本の社会と絵画 戦争の表象」が開催されます。
戦前、戦後の作品を通して見えて来る当時の日本、芸術家に戦争はどのように映ったのでしょうか。本展では「表現」ではなく「表象」という言葉が使われています。松本竣介、麻生三郎、山下菊二など近代日本の美術を代表する画家の作品を観ることができますよ。
板橋区立美術館のコレクションということもあり観覧無料となっています。開催期間は2015/4/11(土)〜6/7(日)です。
終戦から70年が経過した本年、油彩、水彩画、戦地のスケッチなど板橋区立美術館のコレクションを通じて、第二次世界大戦を中心とする「戦争」を芸術家がどのように表象したのかを検証する展覧会です。また、今回は特別展示として戦後、職場美術協会に関わり、中央美術研究所を創設した画家・杉本鷹の作品(寄託)もご紹介します。
堀田操「断章」1953年、板橋区立美術館
山下菊二「オ時間デスヨ」1950年、板橋区立美術館