Dash Buttonはただの通過点、アマゾンが真に狙うは家電すべてとの連携ショッピング
アマゾンの新サービス、押すだけボタンのDash Buttonはさていかに。
押すだけで商品が届くDash Buttonがあれば、買い置きの心配はいらなくなります。購入という行動をいかに摩擦なくスムーズに、思考停止状態で行なわせるかを熟考したようなサービスだという声があがっていますが、アマゾンの狙いはそれだけではありません。自動購入システムを家にあるすべてのロジックボードにつけたい、それこそアマゾンの真の野望ではないでしょうか。
米アマゾンが新たに展開しようとする「Dash Replenishment Service(DRS)」が、その野望実現へのプラン。いたってシンプルな考え方で、冷蔵庫からコーヒーマシーン、洗濯機まであらゆる家電をアマゾンと連携させましょうよ、というもの。例えば、コーヒーマシーンをアマゾンと連携させておけば、コーヒー豆のストックが少なくなったとき、コーヒーマシーンが自動で追加注文しておきますよ、と。つまり、先日発表されたDash Buttonが、始めから家電に内蔵されているというわけです。
これは、過去に映画やドラマでも登場したようなアイディアではありますが、アマゾンは現実の世界でそれをやろうとしているのです。そして、家電メーカーに積極的に売り込んでいる、と。DRSサービス開始にあたり、すでにパートナーに名乗りをあげている大手企業(WhirlpoolやBritaなど)がいくつかあります。が、アマゾンいわく、パートナー企業に限らず、なーんにでもDRSは連携できるということです。
アマゾン、底知れぬ恐ろしさはまだまだ続きます。
source: Amazon
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(そうこ)
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