空想上の友達。「イマジナリーフレンド」をテーマとした写真シリーズ「Doppelgänger」

イマジナリーフレンド
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こちらはフランスのフォトグラファーJulie De Waroquierさんの写真シリーズ「Doppelgänger」です。これらの写真は「空想の友達」つまり、心理学、精神医学における現象名の一つ「イマジナリーフレンド」がモチーフとなっています。

「イマジナリーフレンド」とは本人の空想の中だけに存在する人物であり、空想の中で本人と会話したり、時には視界に擬似的に映し出して遊戯などを行ったりもすること言います。正常な範囲では、幼児期には20%から30%もその体験を持つ者がいて一人っ子か女性の第一子に多く、2歳から4歳の間に生まれ、8歳ぐらいの間に消えてしまうことがあるようです。しかし、解離性同一性障害での「イマジナリーフレンド」は持っている比率が高く一般の倍の60%、正常な範囲での「イマジナリーフレンド」は可愛い名前で穏やかで優しくしてくれるのに対し、守護者から虐待者まで幅広いのだとか。

参考URL:wikiピクシブ百科事典

元から似ている要素があったのかもしれませんが髪型や髪色、衣装、メイクなどを全く同じにしているので、合成写真のような非現実的な世界が構築されています。他者から普通見えない精神の現象である「イマジナリーフレンド」をビジュアル化するとこういった形が見えてくるのかもしれませんね。とても興味深いです。

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