楽器とバイクで世界的に名高いヤマハが、双方の開発者を入れ替えたらどうなるか?という発想のコンセプトモデルを発表しました。
楽器開発者によるバイク、バイク開発者による楽器として完成したのは、2人乗りマリンバ、全天球ドラム、ペダルでバッテリーを充電させられる自転車、木製楽器を思わせる美しいフォルムのシートを持ったバイクなど。実験的なアイデアばかりです。
プロジェクト名は社名をひっくり返して"AH A MAY"。4月14日から始まる世界最大級の楽器展示会Musikmesse では実機を展示します。双方のYAMAHAエンジニア魂がスパークした動画は続きから。
輪になって滑らかに回転する2人乗りマリンバFUJIN。動画では後ろのシートに座っている人がマリンバを回転させていますが、回さずに2人が前後で合奏しても面白そうです。
ドラムセットをジャングルジム状のフレームに配置した全天級ドラムRAIJIN。全身を使って全ての方向でドラムを叩くことができます。
馬の背中をモチーフに、燃料タンクを覆うような美しいフォルムのバイクRoot。
人力充電器を兼ねた電動アシスト自転車0±0 (Zero plus/minus Zero
プロジェクトに込めた想いを語る開発者のインタビュー。
どれもコンセプトとは言え細部まで美しく、本当によく作ったと驚嘆せざるを得ないYAMAHAクオリティです。来週フランクフルトで開幕するイベント Musikmesse の会場からは実物のリポートをお届けします。