「認知症」といえば、一度かかると治らないイメージが強いですが、認知症に似た症状が

出る「別の病気」があることが明らかとなりました。


http://io9.com/5940990/new-treatment-reduces-a-key-alzheimers-disease-protein-by-a-staggering-90-percent

厚生労働省研究班は、認知症に関する初の実態調査を実施。

7日、同省は「特発性正常圧水頭症」と呼ばれる認知症に似た病気にかかっている患者が、全国で

約1万3000人いると推計しました。

「特発性正常圧水頭症」はアルツハイマー型認知症と似た歩行障害、尿失禁、物忘れなどの症状を

引き起こしますが、認知症とは異なり、脳内の「脳室」と呼ばれる場所に髄液が過剰に溜まる病気。

この髄液の量を監視し、過剰な量を排出する器具を体内に埋め込むことで症状が改善するとしてい

ます。

認知症と診断された中で1割弱、この病気がみられるとのこと。

研究班は

「認知症との違いについて啓発を進める必要がある」

と語っています。

なお、認知症は2012年の調査で462万人(推計)。

年々増加し、10年後には675万人、2060年には850万人と推計されています。

認知症の研究は進んでいるようですが、根本的な解決方法はないものでしょうか・・

私の祖母なども認知症にかかり、亡くなりましたが、自分の子供の名前や顔も忘れてしまったり、人間

の尊厳が損なわれるような行動に出ることもあり、色々と話を聞くと悲しく、寂しい気持ちになります。