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【VIP】区切りがついたので語らせてください てんこもり。


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【VIP】区切りがついたので語らせてください

1: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:39:00.62 ID:nvwzlRRc0

立つのかな?


2: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:40:37.86 ID:nvwzlRRc0
立ったので書かせてもらいます。 
一応書き溜めしてあります。 


小さい頃から本当に平凡な子だった 
銀行員の父 
専業主婦の母 
2つ上の姉 
典型的なサラリーマン一家 

俺はよく泣く子で、姉にケンカの度泣かされていた 
学校では勉強がそんなには好きになれずギリ平均。 
部活は姉の影響でソフトテニスに在籍。中学三年間続けたが常に地区大会止まり。 
高校でも少しだけソフトテニス部に入ったが辞めてしまった。 

大学や将来の事を全く考えていなかった俺は姉の影響で美大に進む事になった。 
ここでも先を考えていない俺は陶芸を専攻 
楽そうだからって理由で… 




3: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:40:41.35

かまわん続けたもれ


5: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:41:47.28 ID:nvwzlRRc0

>>3
ありがとう


学校以外では少し普通じゃなかったのかも知れない
まず近所の人が経営しているガソリンスタンドで中学からバイトしていた
小学生から始めたポケットバイクレースがキッカケで工具を貸してもらったり、
整備のイロハを教わるうちに中学から開店準備をやることになってた。

草レースだけども徐々に大きいバイクにクラスアップしていく
両親は厳格な人で、レースとかそういったものには一切お金は出さなかった。
バイトのお金はバイクに消えてった。結局高校卒業まで6年間働いた。
でも大学進学と同時に金策がつかなくなりレースを辞めた。

小中高と彼女はいなくて、数人に告白されるも何をすれば良いのかわからず終了ばかり。
ただモテとは違うんだろうけど、休み時間とかにクラスで1番可愛い子が俺の脚の上に座っていつも雑談していたのはいい思い出。

騎馬戦の時、学校1綺麗な先輩の馬になり、股間と胸の感触をいただいたのもいい思い出。
騎馬戦でお近づきになれたその後、街で偶然会ってハグされ、腕組まれたのもいい思い出。


7: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:43:20.16 ID:nvwzlRRc0
そして大学時代
俺は一人暮らしを始めた。古いアパートだったが一応風呂トイレ付きの間取り2k家賃4万円
初めての一人暮らしでかなり嬉しかったのを覚えている。
しかし喜んでばかりはいられない。両親との約束で、一人暮らしの条件に生活費は自分で出すというものがあった。

夕方から深夜までラウンジのウェイターとして働いた。
時給1000円で賄い付き、飲み放題。
学生にはものすごく有難いバイトでした。

この店は人の入れ替わりが激しくて、いつの間にかウェイターからバーテンになっていて仕入れから仕込みまでやっていた。
オーナーはラウンジのビル上階に住居を構えていて、ほとんど店に降りて来ない。
ママ(オーナー奥さん)も夜8時以降にならないと降りて来ない。
普段何してるのか分からない人達だった。
仕事を回すのにも慣れ、付け回しも客のあしらいにも慣れた頃珍客が店に来た


9: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:45:07.24 ID:nvwzlRRc0
制服女子
仕込み中だった俺は酒屋と思い
「ごめんミネ追加でお願い」
「…」
顔を上げると制服女子

固まった

「鍵わすれた」と内階段へ向かっていった

俺呆然として身動き一つ出来ないノーリアクション
その夜ママに聞いたら末の娘さんだそうで誰かわかって安心したのを覚えている。

あんまり親子で会話しないらしいが今日は店通ったとか店員また変わったとか話したらしい。
ミステリアスだった上階家族だったけど、普通の家族なんだなって思った。
翌日、仕込み中に酒飲みながら仕事をしていると
内階段から昨日の女の子が降りて来た。


12: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:47:24.58 ID:nvwzlRRc0
娘さん「お酒飲みながら仕事?」
と訝しげに話しかけてきた
俺「そうだよお腹減っちゃってね」
娘さん「ふーん」
で帰ってった
それからちょくちょく店に降りて来てはカウンターに座って話をするようになった。
俺「はい晩飯」
娘さん「いただきまーす」
娘さん「ごちそうさまー」
いつからか、晩飯を俺が作るというのが普通になっていた。日常はこんな感じ。


10: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:46:48.84

wktk


11: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:47:16.89

いいよ続けて


13: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:49:17.41 ID:nvwzlRRc0

全レスよりも書き溜め投下急ぎます。
みなさんありがとう



俺「何年?」
娘さん「2年」
俺「どこ行ってるの」
娘さん「○○女子」
俺「超お嬢様学校だ」「あれ遠いよね?」
娘さん「うん。この辺友達いない」
俺「そっかー往復だけで3時間くらいか」「頑張ってるなー」
娘さん「行きたくて行ってる訳じゃないけどね」
俺「?」
娘さん「もーいい」上階へ
俺「??」


14: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:50:40.30 ID:nvwzlRRc0

ある日

娘さん「それちょうだい」
俺「ビールだよダメ」
娘さん「ケチ」
ぐびぐび
俺「オイ!」
娘さん「なかなかおいしいね」
顔はとってもおいしそうじゃない
みるみるうちに顔が赤くなってく
娘さん「じゃ戻るね」
ドッタンバッタンしながら内階段に向かうも途中のソファに突っ伏したまま動かない
俺「おいっ!大丈夫か!?」
娘さん「ぎぼちわどぅい…」
真っ赤か
急いで抱えてトイレで吐かせた

とか
娘さん「彼女いるの?」
俺「童貞だ」
娘さんにキャハハキモーイを素でやられた

とか
娘さん「
もういいか


15: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:51:49.20 ID:nvwzlRRc0

酒飲んでしまって上階に娘さんを送って行った時、初めて家に入った。夕方なのに誰もいない。
お世辞にもキレイとは言えないゴミの散らかった室内。
オーナー夫妻は身なりにかなり気を使った人で、俺たちのワイシャツなんかは毎日クリーニングに出されていた。
どこの演歌歌手かってくらい二人とも煌びやかな衣装で店に降りて来るので、どんな家なのか興味があったんだ。

いざ入って驚き、あちこち見渡していたがそんな事をしている場合でなく、オーナーの自動車電話に電話して帰ってきてもらった。が、帰ってきた車にはラウンジで働く女の子が乗っていた。
大人の事情なのだろうと見て見ぬ振りをした

仕込みに戻って数分後、上階からハデな音が聞こえたが人様の家庭の事情には入り込めないと無視をした。

開店中、ママさんから席に呼ばれ行くと常連さんが俺も一緒に寿司行こうと。
俺は寿司なんて一年以上食べてないので「ハイ!」即答
寿司屋では何故か一つ席を空けて俺が座らせられ、好きなもの頼めと言われた。
常連さんのデカい背中にブロックされ表情は見えないものの声は普段より艶っぽかった。
食いまくってやった。
お土産貰ってタクシー代1万円貰ってバイバイ
俺なんなの?居る必要なくね?
なにこの待遇こわい
でもまだ若い俺は、まいっかで済ました。
このアフターはこの後、週1は必ずあって必ず俺もセットだった。
ふと気になってバイバイした後で付いていくと、ソッコーでホテルに二人が入っていった。
童貞には気持ちが悪くて帰り道何度か吐いた。


16: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:52:37.63 ID:nvwzlRRc0

夫婦揃って不倫なんてどういう状態なのか理解できなかった。
オーナーは決定的なところは見ていないけど、白ではないだろう。
ママは二人きりではないアピールからのホテルなので、後ろめたい気持ちはあるのだろう…そんな事はどうでもよくて
真っ先に頭に思い浮かんだのは娘さんにはこの事を知られてはいけない。これしか頭になかった。
見て見ぬ振りや、まいっかで済ましてきた俺。予防線を張る事はできなかったのか、関係ない俺がしゃしゃり出る事ではないとかを無限ループで常に考えていた。

仕込み中
娘さん「ねえ知ってる」
俺「なに?」
娘さん「うちの両親不倫してるんだって」
俺「…」
黙っちゃダメだと思い
俺「なんかあったの?」
娘さん「昔からだって」
俺「気のせいじゃないの?」
娘さん「ううん。お姉ちゃんが言ってた」
俺「お姉さんがいるんだ?」
娘さん「うん。よく一緒に食事行くんだって」
俺「なんだよそれは」
娘さん「これって普通じゃないよね?」
俺「異常だよ」
娘さん「ふーん。お姉ちゃんは~買ってもらったんだってさ」
俺「…」
娘さん「私も買ってもらおうk」
俺「ダメだっ!」大声で言ってしまった
娘さんはビクってして大きな目が更に大きくなった
娘さん「そんな事くらいわかるよっ!」
ダンってカウンター叩いてドアもバンって閉めて内階段で帰っていった。
上階からまた大きな物音が聞こえてきた。


17: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2011/12/09(金) 12:53:32.76 ID:nvwzlRRc0

次の日も娘さんは仕事中にカウンターにちょこんと座ってた。
昨日の事に触れずにお腹減ったーって
やっぱり高校生といえども子供に近いんだなって思ってた。
娘さん「ねー家どこ?」
俺「あっち」
娘さん「一人暮らし?」
俺「ナイショ」
娘さん「けち」
俺「寝に帰ってるだけのアパート」
娘さん「いーなーいーなー」目キラッキラ
俺「いーだろー」
娘さん「一人暮らししたいなー」
俺「家事とか全部やんなきゃだめなんだよ」
娘さん「じゃ誰かにやってもらお」
俺「はい一人暮らし無理~」
娘さん「ばか」
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