342:名前書くのももったいない :sage 2006/01/09(月) 23:07:22 ID:???
 昔、昔ある所に貧乏なねずみさんがいました。

 ねずみさんの家はすきま風がたくさん入るぼろぼろの家でした

 ある冬の朝、「あぁ、寒いなぁ 灯油も値上がったしストーブもつけられないや」

 ねずみさんは、雪の降る風景を窓越しに恨めしそうに見ていました

 「はやく春がこないかなぁ」いつもそう呟くねずみさんでした


344:名前書くのももったいない :sage 2006/01/09(月) 23:16:23 ID:???
 ある日、ねずみさんはこんな夢をみました

 「ねずみくん、君は一日一善を行っているかい?」と
 ぷちぷちの神様は尋ねました

 ねずみさんはこう答えました
 「私は貧しくて他の人に幸せを分ける事は今まで出来ていませんでした」
 「この寒さも罰として受け止めます」と涙して答えました

 ぷちぷちの神様はほほえみながら言いました
 「ねずみくん、一日一善はどんな事でも良いんだよ」

 「君はお金が無い。しかし、クリック募金や白血病解析プロジェクトは
毎日欠かさず行っていたよね」

 「君のおかげで助かった人もこれから助かる人もいるんだよ」

 ぷちぷちの神様はそう告げると消えてしまいました


345:名前書くのももったいない :sage 2006/01/09(月) 23:23:21 ID:???
 ねずみさんは夢から覚めました
 「なんか、夢の中に神様が出てきたぞ」

 突然、玄関の前でドサッっという音が聞こえました

 何だろうと思いねずみさんが玄関に出てみると

 なんと、ぷちぷちが大きく巻かれていた物が落ちていました

 ねずみさんはぷちぷちを窓や玄関に貼りました

 そうすると、魔法がかかったかの様にすきま風が入らなくなりました

 ストーブを弱にして、ねずみさんの部屋も暖かくなってきました

 ねずみさんは言いました        「ぷちぷちの神様ありがとう」

 ねずみさんは無事に冬を越える事が出来たのでした

 めでたしめでたし