3.11の新聞記事から空へ伸びる新芽
生命の強さを信じ抜きたい。そんな気持ちにさせられる作品ですね。
震災から4年と少しが経ち、春がきました。痛ましいニュースが毎日のように新聞の一面を支配していた当時、日本人アーティストの照屋勇賢(てるや ゆうけん)さんは衝動的にこの作品を創り出したといいます。
「被災地の現状を報告する新聞という媒体から、上を向いて空を目指して伸びて行く小さな芽を作り出してみたかった。人間の天と地を揺るがすような大災害が起きていても、季節は動き、そこには新しく始まった命がある。春先に見つけた新芽の営みを当時の新聞の紙面に再現した」
「Minding My Own Business」作品紹介より
照屋さんは国内外のかなり大きなギャラリーで個展を多く手がけています。先品をとおして、東北の新しい季節をまた見守っていきたいですね。
source: Yuken Teruya via Fubiz
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