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アイホンが初の iPhone対応。アプリで解錠できる「ROCOワイドスマホ」ドアホン 5月発売 - Engadget Japanese
ドアホンメーカーの アイホン が、初の iPhone 対応ドアホン「ROCOワイドスマホ」を発表しました。5月20日発売で、基本セットの価格は税抜7万6800円です。
アイホンといえば、1950年代からドアホン/インターホン一筋のメーカー。アップルが iPhone 3G を国内発売しようとした際には、その商品名が社名に酷似しているとしてアップルと協議し、カナ表記を「アイフォーン」とさせ、「iPhone」の表記も商標登録を行ったうえでアップルにライセンスしたのは当時話題となりました。

そのアイホンが、ドアホンの新製品「ROCOワイドスマホ」を発表しました。パナソニックなど他のメーカーではすでに iPhone にも対応するドアホンを発売していますが、アイホンとしては「初の iPhone 対応ドアホン」です。

WiFi 機能を搭載し、来客の際は専用アプリで手持ちの iPhone、iPad の画面で玄関カメラの映像を確認可能。モニター付き親機と専用アプリ間での内線通話機能も備えます。さらにドアが対応する電気錠を備えている場合は、室内からドアの解錠にも対応します。
玄関カメラは拡大や真横まで表示できるズーム&ワイド機能を搭載、夜間に訪問者の顔を照らす LED ライトも搭載します。また、モニター付き親機には火災警報機が接続でき、火災発生時に専用アプリの画面に警報を発する機能も備えます。

基本セットは玄関用カメラ子機 x1 および室内用モニター付き親機 x1 。オプション追加による最大構成では玄関子機が2台、室内親機は4台まで増設可能。さらに最大で8台までのスマートフォン/タブレットをWiFi経由で接続できます。設置場所に WiFi の電波が届かない場合は CAT-5e の LAN ケーブルで WiFi ルーターと接続して使うこともできます。
ドアホンは通常、スマートフォンよりもはるかに長い期間使い続けるものです。「ROCOワイドスマホ」は iPhone/iPad だけでなく、Android にも対応アプリを提供予定です。将来、手持ちのスマートフォンを iPhone から Android に(またはその逆に)乗り換えることがあっても、利便性を損ねることはなさそうです。

ちなみにアイホン株式会社の3月期決算短信には、営業外収益として「受取ロイヤリティー」という項目が記されています。これはiPhone 3G 発売の翌年から発生しており、毎年1億円が計上されています。ただアイホンはこの受取ロイヤリティーの内訳については公表していません。
アイホンが初の iPhone対応。アプリで解錠できる「ROCOワイドスマホ」ドアホン 5月発売

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