音声ストリームは DTS HD Master Audio との互換性を保持しつつ、高品位再生のためのロスレスエンコードをサポート。音声サンプリングレートはステレオ/マルチチャンネルベースで最大192kHz、オブジェクトベースの場合は 96kHz に対応します。ただし、高ビットレート再生が困難なシーンがあった場合は自動的に不可逆圧縮再生に切り替えられます。
DTS の発表文では、世界中の AV アンプ/サウンドプロセッサーメーカーのおよそ90%が DTS:X 対応製品を開発予定。デノンは5月下旬発売予定の AV アンプ AVR-X7200WA に対し、対応ファームウェアを提供すると発表しています。ほかにも日本のメーカー/ブランドではマランツ、オンキヨー、パイオニア、ヤマハなどが2015年内に対応機種の発売を計画しています。