国立・岡山大学ががんを破壊するウイルスの開発に成功したと発表しました。
画像:【食道がん】
http://conditions.healthguru.com/video/thyroid-disease-and-throat-cancer-whats-the-connection
先週末、同大学の藤原俊義教授(消化器外科学)らのチームが会見を開き、明かした内容。
チームは風邪のウイルスの一種「アデノウイルス」に増殖に関わる遺伝子を組み込み、がんに感染した
ときだけこのアデノウイルスが増殖してがん細胞を破壊する機能を持つ新ウイルス「テロメライシン」を
作製。
2013年11月~今年4月にかけ、食道がんにかかった50代~70代の患者7人に放射線治療と併用
して、この新ウイルスを投与しました。
1ヵ月後、うち5人の患者に効果がみられ、3人の患者のがんが縮小し、2人のがんは消失したと
のこと。
ただし、効果がみられなかった2人は死亡し、がんが縮小したうちの2人は食道炎や呼吸機能の悪化で
死亡するなどの結果や軽微な発熱、リンパ球減少などの副作用も確認されています。
「テロメライシン」はがん細胞だけを破壊し、正常な細胞は傷つけないことから、藤原教授は
「ウイルスの量を増やせば、さらに効果が期待できると考えられる」
と話しています。
研究成果については近日アメリカで開催されるがん学会で報告されます。
今回の件に【ネットの声】は・・
- すごい!
- ウイルスを逆に利用するのか
- 亡くなった原因とは関係ないのか?
- 元々がん患者だし、ほかの病気も併発しやすいからわからん
- 投与されたのは恐らく末期患者
- 末期ならばイチかバチかで試すのもありやな
- 人体実験か
- 医薬業界の圧力で潰されそう
- 理研の再来になりませんように 人
- これ実用化されたらノーベル医学賞間違いないな
などがあるようです。
まだ多くの臨床実験が必要ですが、期待したいですね。