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日本でもこんなに目撃例が!?過去82年間のUFOの公式目撃地点を示すインタラクティブマップ : カラパイア

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 現在からさかのぼること82年前までの公式UFO目撃情報をまとめたマップによれば、UFOの往来はかつてないほど増加しているようだ。こうした目撃情報の増加はドローンや新航空技術の発展が背景にあると思われるが、実際に宇宙人が活発に活動していると信じる者も少なからず存在する。

 このインタラクティブマップはライターのリーバイ・ピアソン氏が作成したもので、全米UFO情報センター(National UFO Reporting Center)のデータとCartoDBのリアルタイム地図作成ソフトが利用された。このマップは、米カリフォルニア州およびネブラスカ州、イギリス、フランス、日本、オーストラリア上空で最初にUFOが目撃された1933年を起点としており、40〜60年代の間に目撃情報が劇的に増加していることが分かる。
 
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 以下は1933年から2015までのUFO目撃情報をもとに作成されたインタラクティブマップである。自分の住む地域を拡大してチェックしてみよう。

【lcpearso.cartodb.com】
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 1942年2月25日、ロサンゼルスの193km範囲内を凄まじい速度で移動する未確認飛行物体がレーダー上で確認された。これを日本軍による空襲と誤認したことから全米がパニックに陥った事件だ。砲兵が7620m上空を飛行する25機の機体を目撃したと証言しているほか、時速320kmで飛行する風船状の物体の群れも目撃されている。飛行物体に対して砲撃を加えたがまったく効果はなく、未確認飛行物体は異世界から飛来したものだと噂された。

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 1947年のロズウェル事件は、今日においても様々な憶測が飛び交うものだ。米軍は墜落した極秘調査バルーンを回収しただけだと主張しているが、発見されたのは宇宙人の乗り物の残骸であり、彼らはそれを隠しているとする説もある。この期間 、UFOが飛来していた可能性がないとは言い切れないが、当時の当局は第二次世界大戦で神経質になった世相が原因であるとしている。

 『UFO調査マニュアル(UFO Investigation Manual)』の著者ナイジェル・ワトソン氏は、「上空を飛ぶ奇妙な物体自体は数世紀に渡って目撃され続けています」と説明する。

 「多くのUFO目撃事例は、UFO研究家がフラップやウェーブと呼ぶ、突然で、しかも短いものです。また、UFOの窓やUFOポータルと呼ばれる、特にUFOを惹きつけているかのような場所も存在します。」

 イギリスでは、ウォーミンスター、キャノック・チェイス、ボニーブリッジがそうしたUFOの窓として有名だ。特にボニーブリッジはスコットランドのUFOの首都とも呼ばれ、毎年300件の目撃例がある(ただし、今回の地図上に全ては反映されていない)。

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 また、ミッドランズにあるキャノック・チェイスは、60年代に宇宙船の墜落が報告されて以来、UFO目撃の多発地帯であり、今年初めにも大きなノイズを発しながらゆっくりと上空を横切る宇宙船が報告されている。マップからは60年代ミッドランズのほか、オランダ、ドイツ、中央ヨーロッパ各地の目撃例がうかがえる。

 50〜60年代はアメリカ全土で目撃報告が顕著な増加を見せた時期だ。実は昨年、CIAが50〜60年代のUFO目撃事例の半分との関与を認める発表をした。『惑星アドベンチャー スペース・モンスター襲来!』、『2001年宇宙の旅』、『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』をはじめとするSF映画の流行からもうかがえる通り、宇宙人の存在可能性についてこれまでになく関心が高まった時期だったのかもしれない。

 CIAによれば、UFOの目撃は、高度約18000mを飛行する新型偵察機U-2の試験と直接関連しているらしい。報告書には、目撃の時間と場所がU-2のそれと整合的であることにCIAはすぐに気づいたが、意図的にその正体を隠すことにしたと記載されている。

 しかし、1966年に200名の学生と教師がオーストラリア、メルボルン郊外でUFOを目撃したというウェストール事件など、テスト機では説明できない事例もある。

 1986年、ブラジル、サンパウロで発生した有名な事件では、レーダーが捉えた20機のUFOを迎撃するため、戦闘機が緊急発進している。謎の飛行物体が戦闘機の追跡中に姿を消してしまったことから、高度な技術を有した宇宙人の乗り物ではないかと噂された。これについては、イギリスの宇宙研究者ジェフリー・ペリー氏が、UFOはソ連の宇宙ステーション、サリュート7号から落下した破片が大気圏で燃えたものだと発表している。

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 1989年および90年に起きたベルギーウェーブと呼ばれる、ベルギーでの一連の目撃事例も同マップに表示されている。これは、およそ13500名の人々が巨大な三角形の物体が上空を音もなく飛行していたと証言を寄せた事件だ。当時、NATOのレーダー上でも確認されたことから軍による調査が実施されたが、特に不審な点は見当たらず、ヘリコプターの見間違いともいわれている。

 マップからは90年代中頃以降、特にアメリカ西海岸、東部の半分、およびテキサスにおいて目撃例が爆発的に増加していることが分かる。さらにヨーロッパ全土、アフリカ、インド、東南アジア、南米においても、UFOの目撃を示す丸が激しく表示される。
 
 ワトソン氏は、こうした世界的な潮流はインターネットが普及し、情報を簡単に共有できるようになったことと関連があると主張する。また、ドローンの開発もこうした増加に一役買っていることに留意すべきだとしている。

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 2008年にトルコ、イェニ・ケント・コンパウンドの警備員が撮影したとされるUFOの動画は、最も重要なUFO資料だと評されるものだ。この遭遇について何らの説明もなされていないが、2000年に南アフリカの警官が楕円形のオレンジ色の光を目撃したとする事例に類似している。

 2007年、インドのコルカタでは球形と三角形を足して割ったような高速で移動する光る物体が複数人によって目撃された。さらに2013年イギリス、バークシャーのブラックネルでも、パブの上空に浮かぶ光り輝く2つの空飛ぶ円盤が写真撮影された。

 このように後を絶たない目撃証言であるが、UFOの専門家は意外と冷静だ。

 「技術は急速に発展しており、どのような場所で目撃したものであれ、最新の軍用機である可能性は拭えません。UFOの目撃証言があるからといって、それが地球外からやってきたものだという証拠にはならないのです」と語るのは、英UFO協会代表のジョン・ウィックマン氏である。

 それでも、残り5〜10パーセントは説明不能であり、調査を進める価値があると考えるのがUFO愛好家の性というものだろう。

via:dailymail・原文翻訳:hiroching


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