ハルヒ「なーんか面白こと起きないかしらー」part1
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:01:45.86
キョン「―――…は?古泉、そりゃ本当か」
古泉「はい。これも涼宮さんの力によるものでしょうかね。」
みくる「ふぇぇ~…」
長門「ユニーク」
なんてこった…よりによってどうしてあの人なんだよ……
キョン「それで、今後どうするつもりなんだ?」
古泉「今のところはまだ解りませんが、対応はこちらで考えますのであなたは安心してください。」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:03:57.01
翌日
俺はいつものように妹に叩き起こされて眠気の醒めないまま学校に来ていた。
あれ、なんか教室の隅になんか席が用意されてるんだが、どういうことだ?
なるほど、こいつはまた妙な予感がするぞ……
ガラガラ
岡部「今日はみんなにお知らせがある。新しい転校生の紹介だ。新城、入ってくれ」
そこにはハンサムな男子高校生が…
…ってぇ、新川さん!?
新川さん「こんにちは、新城です。隣の高校から転校してきました。」
ハルヒの不思議パワーで若返ったせいか、渋みが少し薄れた声で深々とお辞儀をした新川さんは頭を上げてチラッと俺の方を見ると、かすかに笑った
いや、そんな笑顔を向けられても困るんですが…
ひげは残さず剃られていて整えられた髪の毛はキマっている。背は少し縮んだのか、古泉と変わらない大きさになっていた。
雰囲気は…やはり前と変わってないな。
新川さん「―――」
ハルヒ「―…ねぇキョン、なんかあの人見たことない?」
キョン「い、いや…初めてなんじゃないか……」
ハルヒ「それにしてもまたもや謎の転校生だわ!何か裏がありそうね!」
あー、どう反応すればいいのやら。
パチパチパチ…
岡部「新城はあそこの涼宮の後ろに座ってくれ。」
新川さんは席につくと初めて会ったかの様にハルヒと挨拶を交わしていた。
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:06:02.76
キョン「新城、ちょっとこっちにきてくれないか」
新川さん「ええ、かしこまりました」
キョン「あの、新川さんですよね?」
新川さん「覚えていてくださいましたか、光栄です。どうも、機関の新川でございます。」
キョン「えっと…なんでこの学校に来たんですか?」
新川さん「私自身、こうしてみたかったものでして。それにしても再び高校生活を送れるとは趣深いものですな」
キョン「そうですか…。では、改めてよろしくお願いしますね。呼び方はどうすればいいですか?」
新川さん「新城でいいですよ。今は同い年ということですので、古泉のように呼び捨てにしてもらって構いません」ニコッ
え、笑顔がとても素敵だ……
それにしても今の新川さんはなんだか楽しそうだ。
こういう自然な新川さんと学園生活を送るのもいいかもしれないな。
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:09:26.99
「新城くん、趣味はー?」
「得意ではありませんが、チェスなどが好きですね。」
「彼女はー?」
「おりませんな」
教室に戻るとクラスの女子達に尋問を受けている。流石新川さん。さらりとした対応である。
しかしいつものことながら気品のある喋り方だな。あの人は普段何の仕事をしているんだろう?
…ん?
ハルヒを除くクラスの女子で阪中さんだけが新川さんのところに行かず、席でじっとしている。
どうしたんだ、具合でも悪いんだろうか?
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:12:23.17
数週間後。新川さんは一向に元の姿に戻ることはなく、俺、谷口、国木田と仲良くしている。
ただ、なぜだろう。あの時以来、阪中さんは何かが抜けた感じでボーっとしている様子である。
「あの…阪中さん?」
阪中「ひぇ、あ、新城くん!!?」
新川さん「どうなされました?どうやら体調が優れぬようですが」
阪中「だ、だ大丈夫なのね。ちょっと考え事をしていただけなのね…」
新川さん「そうですか、安心しました。」
阪中「…新城くん!!」
新川さん「なんでしょう?」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:15:37.50
阪中「その…なんだね、心配してくれてありがとう、なのね……」モジモジ
新川さん「礼なんてとんでもない。では、私はこれで。さようなら」スタスタ
阪中「さようならぁ…っ」
クラスメイト「阪中さん、一緒帰ろう?」
阪中「んぁ、あ、はーい」
阪中「(はぁ…それにしても新城くん…めちゃかっこいいのね……)」カァァ
クラスメイト「阪中さん、どうかした?なんかいいことあったの?」
阪中「あ~…、んーん、なんでもないのねっ♪」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:19:31.71
キョン「ときに古泉、新川さんについてなんだが」
古泉「はぁ、なんでしょう?」
キョン「新川さんって結婚してるのか?」
古泉「いえ、彼は独身ですよ」
キョン「そうか。それとさ、古泉」
古泉「はい?」
キョン「……新川さんって、実年齢はおいくつなんだ?」
古泉「んっふ、禁則事項です☆」
あーお前がそれを言うな。っていうかさっきから顔が近いんだよ。
あのセリフは朝比奈さんが言うからこそ完成するのであってだな、お前なんかが言っても寒いギャグにしか聞こえんぞ
古泉「おっと、これは失礼しました」クスッ
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:22:05.79
今更ながらスレタイで盛大にミスってることに気づいた
次の朝
谷口「よう新城!」
新川さん「ああ、おはようございます」
阪中「おはよう新城くん」
谷口「!!?」
新川さん「おはようございます。今日は元気そうでなによりです」
阪中「昨日はありがとうなのね。お礼と言ってはなんだけど、新城君はいっつも売店でパンばっかり買ってるみたいだから…その…」モジモジ
新川さん「……お気遣い、ありがとうございます。」
阪中「あ、あはは…ごめんねうまくいえなくって…これ、弁当なのね」スッ
阪中「じゃっ」スタタ
谷口「おい新城、いったいどうなってんだよ…」シクシク
新川さん「……(な、何も言えませんな……)」
新川さん「(しかしながら今日は自分で弁当を作ってきてしまった…けれど好意は受け取るべき…)」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:24:56.62
昼休み
キョン「新城、今日はずいぶんとカラフルな弁当箱を持ってきたんだな…」
新川さん「ええ、阪中さんが作ってくれたものでして。とてもおいしくございます」
国木田「へぇー阪中さんが…新城くん阪中さんと付き合ってるの?」
新川さん「そうかもしれませんし、そうでもないかもしれませんな」ニコッ
谷口「なんだそれ…ていうか俺にもそろそろ彼女欲しいぜ。まったくよぉキョンはいっつm…」ブツブツ
新川さんはいちいちかっこいいなおい…それに比べて谷口と来たら……
谷口がモテないのはその差なんじゃないか。俺が言えたことでもないがな。
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:29:16.20
岡部「よし、今日はこれで終わりだ。みんな気をつけて帰れよー」
谷口「新城帰ろうぜー」
新川さん「ああそのことですが、今日はちょっと学校で用事を済まさねばいけないものでして…」
谷口「まさか……彼女と!!?」
国木田「谷口はそろそろ妄想を垂れ流すのをやめた方がいいと思うな。ほら、帰るよ」グイグイ
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:32:48.32
~~~
阪中「あっ、ちょっとロッカーに忘れ物したから先に行っててー!」
クラスメイト「わかったー!」
阪中「ふぅ…ってあれ、教室に誰かいるのね」
阪中「あれ、新城くんなのね……ってあれ?」
阪中「(あの人自分の弁当持ってきてたんだ…ちょっと余計なことしちゃったのね……)」シュン
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 00:59:03.93
書きながら投下してるのでちょっと間隔とらせてもらいます
んぁ、何だってんだこんな時間に……ピッ
キョン「もしもし」
「こんな夜中にすみません。新川です」
うおっ!?新川さんか。しかしなんか声戻ってません?
新川さん「ええ、そのことについてお知らせするためにお電話させていただきました」
新川さん「実は私、今日の夜9時に元の姿に戻りましてな」
な、なんだって!?
キョン「え、じゃあ新川さんは高校生活どうするんですか」
新川さん「機関の方で転校することになったということにしています」
キョン「そうですか…嬉しいような嬉しくないような」
新川さん「私自身とてもいい体験ができましたので満足しています。仲良くさせていただき誠にありがとうございました」
新川さん「ではこれで失礼します。良い夜を」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:06:10.78
失礼ですねー。ちゃんと洗いましたよ!
数週間とはいえ、あっという間の出来事のように感じた。
新川さんがどう思っているのかは不明だが、俺自身新川さんのおかげでこの数週間楽しく過ごさせてもらったことには感謝しなければならない。
岡部「えー、急なことでこっちも戸惑っているんだが、新城くんが昨日をもって転校した」
ざわざわ……
谷口「なんだったんだあの人」
国木田「最後まで謎な人だったねー」
ハルヒ「ねぇキョン、これって不思議じゃない?」
待て、それ以上は言わせん。どうせ新城の住んでたところに行こうってんだろ。断固拒否するッ!
阪中「(そ、そんな…急過ぎるのね……せめて別れの言葉でも聞かせてほしかったのね…)」
阪中「(それに…)」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:13:12.26
キンコンカンコ-ン
ジャアネー! バイバーイ!
…ウワータニグチ!コッチクンナ!
阪中「(はぁ……なんか新城くんがいないとさみしいな……)」
おい、そこのかわいこちゃん!こっち来てよ!
阪中「ひぇっ!!な、なんなの!何なのね!やめて!」
そんなに抵抗するなよ…なぁ……?
阪中「キャー!」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:21:09.84
キキキキーッ!ドン!
阪中「ひゃ!…あ、あれ……一体これはどうしたのね」
「おい!何してくれてんだこのじじい!」ブン!
新川さん「おっと、暴力はいけませんな」パシッ
「うおっ、何だこいつ!やんのk」ガシャーン!
ピクピク……
森さん「ふぅ。ようやく止まってくれましたわ。助かりました」
新川さん「ふふ、流石ドジっ子さん、ですな」
阪中「あ、あのぅ…助けてくれてありがとうなのね……あなたたちは?」
森さん「ただの通りすがりのローラースケーターです」ニコッ
新川さん「私もただの通りすがりのタクシードライバーですよ」ニコッ
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:30:03.45
森さん「では、そろそろ暗くなってきたのでタクシーに乗せてもらいますね」
新川さん「了解しました。では!」
阪中「タクシードライバーさん、ちょっと待って欲しいのね!」
新川さん「…はて、なんですかな?」
阪中「あなた……新城くん?」
新川さん「………」
新川さん「さぁ、そうかもしれませんし、そうでないかもしれませんな」ニコッ
新川さん「ではこれで!」
阪中「(新城くん…ありがとうなのね……)」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 01:39:09.31
岡部「えー、今日は新しい転校生を二人紹介する。と言っても一人はお前らと面識があるがな」
新川さん「どうも、新城です。みなさんと再会できて嬉しい限りです」ニコッ
森さん「どうも、園田です。ドジっ子ですが、どうぞよろしくお願いしますね」ニコッ
阪中「(新城くん…次はちゃんと気持ちを伝えるのね)」
やれやれ、こりゃまたとんでもないことになりそうだ…
つづく
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:00:43.73
えっと、二人して何をしてらっしゃるのでしょうか?
機関こんなので大丈夫なのか?本当に大丈夫なの?ねぇ古泉?
キョン「あのー、園田さん、ちょっとお話があるんですが…」
森さん「あ、はい、なんでしょう?」
キョン「えっと、ここでは言いにくいのであっちで…」
キョン「森さん、ですよね?」
森さん「あ、覚えててくれましたか。以前孤島でお会いしました森です。どうも」ニコッ
それで、今回もまた新川さんみたいに学園生活を満喫したくなったと?
でももし仕事ができたらどうするんですか?新川さんも古泉も森さんもいない時田丸さんしかいないじゃないですか
森さん「……てへっ♪」
この人、ドジっ子の域を完全に突き抜けてやがる……しかもなんとなく妹化してないか?
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:06:36.47
「あの…ぅ、園田さん?」
森さん「あ、はいなんでしょう?」ニコッ
阪中「あなたと以前会ったことがある気がするのね……」
森さん「いえ、気のせいだと思います。ふふっ」
阪中「(何なんだろうこの人……)」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:08:46.29
ハルヒ「ねぇキョン」
なんだ?何かいい不思議でも思いついたのか?
ハルヒ「あの園田さん、何か匂うのよね……普通じゃないわ」
キョン「(新川さんの方がずっと怪しいと思うんだけどなぁ…古泉とキャラかぶるからあいつ的には触れないのか?)」
ハルヒ「そうだ!園田さんをSOS団に誘ってみるってのはどうかしら?」
うおっまたなんか要らん事を思いつきやがった。
ハルヒ「園田さーん、ちょっといいかしら?」
森さん「あ、はいなんでしょう?」ニコッ
ハルヒ「あなた、私涼宮ハルヒ率いるSOS団に入ってみない?っていうか入りなさい!」
おいおいいくらなんでもその言い方はないだろ……頼み方ってもんを知らんのかお前は
それに初対面の人に向かっていきなりため口、それに命令は失礼だと思うぞ?
森さん「あ、いいんですよキョンくん」
森さん、あなたまでその名前で呼ぶんですか……
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:13:28.05
森さん「それで涼宮さん、そのSOS団ってのは具体的にどんな活動をするんでしょう?」
ハルヒ「SOS団ってのはね、この世の不思議を探して―…」
あの、森さん?こいつの話は大真面目に聞く必要はないんですよ?
なに熱心にうなづいてらっしゃるんです?
まさか本当にこの変人集団にk森さん「解りました。ぜひ入れさせてください」ニコッ
きょん「」
ハルヒ「解ったわ!今日はSOS団休みだから勝手に団室覗いちゃっていいわよ。キョン、今日あんたが鍵当番だから」
今日は、っていうより俺ずっと鍵当番じゃないですか?ねぇハルヒさん?
この日、森さんは二人で団室を視察に来た。
森さん「へぇ、ここがSOS団の団室ですか…いいところですね」
キョン「ハルヒを除いての話ですけどね」
森さん「あら、いいじゃないですか。」
キョン「…そうでしょうか?」
森さん「だってこんな高校生活、そう体験できるものではありませんよ?」ニコッ
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:18:41.55
森さん「うふふ、ほんとに高校生に戻った気分だわ♪」
森さん「はぁ…古泉はこんな生活を毎日送っていたのね……私も高校生のころこんな生活送りたかったなぁ」
森さん「SOS団かぁ…そういえば私このころ何も部活に入ってなかったわね。楽だけどなんか中身がないというか…」
森さん「あっ、そういえば古泉に連絡しなきゃ」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:26:59.01
プルルル
古泉「うおっ、森さんからだ」
古泉「もしもし?」
森さん「あ、古泉君?私SOS団に加入させてもらったわ」
古泉「それはそれは。よかったですね」
森さん「このことについてなんだけど、覚えておきなさい古泉、機関の外では私とあなたは何のかかわりも持ちませんから」
古泉「つまり、森さんのことを前から知っていると思われる言動は慎め、ということですね?」
森さん「流石古泉ね。ものわかりがよくて助かるわ。もしそのような行動を取ったら…」
古泉「肝に銘じておきますよ。ばれたら大変なことになりそうだ」
森さん「じゃ、また学校でね」ピッ
森さん「…あれ、私何考えてるんだろ……こんなことじゃいけないわ」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:36:57.50
俺はいつものように退屈な授業を惰眠で消費し、いつものようにSOS団へと向かった。
もっとも、ひとつだけいつもの通りとはいかないわけだが。
ノックをして朝比奈さんがいないか確認すると、澄んだ声でどうぞと聞こえてきた
キョン「園田さん早いんですね」
森さん「ええ、楽しみにしてましたから」
森さん「(あれ、なんだろこの気持ち……)」ギュッ
キョン「園田さん?どうしました?」
森さん「あ、いえ、なんでもありません」ニコッ
数分後、長門、朝比奈さん、古泉の順に登場し、そしてしばらく5人で自己紹介を済ませた後ハルヒがタイミングよく入ってきた
ハルヒ「やっほーみんな!SOS団の新メンバーをしょうk…ってもう済んだかしら」
森さん「ええ、みなさんとても人柄がよさそうですぐになじめそうです」
そいつはよかった。だが森さん、長門は無口だったぞ?
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:43:12.45
それから数週間がたった。森さんは
ハルヒ「そろそろ時間ね。また明日!じゃ、キョンは鍵よろしく~っ」バタンッ
へいへい。
あの、キョンくん……
キョン「なんですか園田s…!!」
森さん「しばらくこうさせてくれませんか……?」
あぁ…う…なんというか……
森さん「この歳になって私、時々自分が怖くなるんです」
森さん「だめだってわかっててもおさまりが効かなくなっちゃって……」
キョン「…たまにはいいんですよそれで。あんまり自分を縛らない方が良いです。悩みがあるのなら俺が聞きますよ」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:49:58.34
森さん「では、そうさせていただきます」
森さん「キョンくん」
キョン「…!!」
「私、いつの間にかキョンくんのこと好きになっていたみたいです」
森さんがそう言い終わるか終らないうちに、俺の唇は森さんの唇でふさがれていた。
森さん「ハァ…ハァ……すいません。私はこれで失礼sキャッ!」
気がつくと、俺は森さんをやさしく抱きしめていた
キョン「俺も気がつくと森さんのこと、好きになっちゃってたみたいです」
森さん「キョンくん……ありがとう」ギュッ
キョン「それにしても森さん、告白の前に抱きつくのは順序が逆ですよ。ドジっ子さんですね」
森さん「…えへへ♪」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 02:53:15.63
翌日から、俺と森さんの交際が始まった
古泉には絶対にハルヒに見つからないようにと念を入れて注意されたが、結局一ヶ月後にハルヒにばれてしまった
けれどもハルヒはこのことを疎ましく思わず、むしろ歓迎しているように見えた。お前も成長したんだな。
その後の新川さんはというと、一度は阪中さんにアタックされたが自身の年齢差を考慮したせいか丁重にお断りし、相変わらず独身を貫いているようだ
だがハルヒによれば阪中さんはまだ次の機会を狙っているそうだ
ハルヒ「あー最近ほんと退屈ね。なーんか面白いこと起きないかしらー」
キョン「そんな頻繁に不思議なことが起こるはずがないだろ……」
ピリリリ
古泉「もしもし?…ちょっと失礼しますね」バタン
古泉「え、またですか?」
古泉「そうですか…んふ、これは楽しいことになりそうですね」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:02:20.85
ありがたやありがたや
次はちょっとおかしくなっちゃうから先に謝っておきます
ごめんなさい
何かがあやしい。なんとなくそんな気がしたにょろ。
最近この学校にめがっさ大きなパワーを感じるっさ。
私がみくるとキョンくんに会いに1年5組に来た時のこと。
「やっほー、キョンくんいる?」
谷口「鶴屋さん!俺のこと覚えてます!?たにgmg…」
国木田「お前ちょっと黙ろうね」
キョン「あ、どうしました鶴屋さん?」
鶴屋さん「ちょっとみくるがキョンくんに用があるらしくてね」
キョン「へ?」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:05:20.25
みくる「あのぅ…キョンくん、今度の文化祭でぇ、私たち焼きそば店を開くんです。」
そえでぇ…そのぉ…
鶴屋さん「つまりだねキョンくん、キョンくんのお友達とこの割引券をもってきてほしいのっさ!」
みくる「そ、そそぅいうことなんですぅ…ふぇぇ……」
鶴屋さん「じゃ、まったねー!……」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:09:35.15
みくる「どうしたんですか鶴屋さん?」
鶴屋さん「この1の5に大きな気を持った奴が二人いたっさ。」
みくる「ふぇぇ!も、もしかしてキョンくんとすずみやさ 鶴屋さん「じゃないのさこれが…」」
鶴屋さん「みくる、ちょっと待っててね」
…!!
二人がこっちを見てるにょろ。すでにあっちもこちらに気づいてるにょろか…!!
こいつら…できる!
ガラガラ
鶴屋さん「ごめんキョンくん、ちょっと用事がある人がいるんだけど呼んでくれないっかなー?」
キョン「あ、はい」
鶴屋さん「あの人とあの人なんだけどねー?」
キョン「わかりました。」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:14:05.74
鶴屋さん「ちょっとお二人さん、ついてきてほしいにょろ。あ、みくるごめんねー先行っててほしいっさ」
みくる「あ、はぁい鶴屋さん」トテトテ
鶴屋さん「あんた達、どうやら並みの人間じゃないニオイがプンプンするっさ」
新川さん「それはそれは。光栄にございますな。」
森さん「ええ。あなたもよく気がついたわ。」
鶴屋さん「ズバリいうよ。あたしと勝負するにょろ!」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:18:05.21
森さん「それは面白そうですが…」
新川さん「その前にこちらには少しやるべきことがありますのでね。あなたなら耐えられるかと思いますがついてきますか?」
鶴屋さん「わかったにょろ。案内してくれっさ」
デキる男がタクシーで都会のど真ん中へ移動して、そこでデキる女が目を閉じてくれと言ったので私は言われるがままにした。
そもそも高校生がタクシーを運転している時点で碌な連中じゃないことは予想がつくにょろ。
「あれ、閉鎖空間ズレてません?」
「扉がそこじゃありませんな」
「あははっ、そうでした」ニコッ
「まったく、ドジっ子ですな」ニコッ
し、しっかりしてくれっさ。目つぶってるから不安にょろ…
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:23:03.03
トンネルを抜けると、そこは灰色の世界だったさ。人っ子一人見当たらなくて、女からもうすぐ始まるだとか言われて私はビルの屋上にのぼった。
そしたらめがっさ、めがっっさ大きな青い巨人が二体出てきて、男と女はその一体へ赤い光を出しながら向かっていったっさ。
二人はその巨人の周りをくるくる回りながら気で巨人をずばずば切り裂いていった。まもなく巨人は砂と化したにょろ。
ピシュン ピシュン ピシュン!
鶴屋さん「すごい…あんな巨人をたった1分で!?」
フッ
森さん「もう一匹残ってるのであなたもやってみます?」ニコッ
新川さん「楽しいですよ。まぁちょっとしたエンターテイメントですな」ニコッ
ここで退いたら鶴屋家の名に傷がついてしまう…おこるんだ私ッ!
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:26:12.59
たしかによくわからんww
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:28:09.80
プチッ!
鶴屋さん「ヤー……ッ!!めがっさーーー!!!」ゴゴゴゴ....
新川さん「な、なんですと!!?」
森さん「全身から緑色のオーラが…あの子、とても大きな気を持っているようね……」
ウォォォォ!!! ドシン ドシン
青い巨人があたしをたたきつぶそうとする。
でも甘いにょろよ!動き!速さ!すべて甘いにょろ!
鶴屋さん「にょろー!!!」
あたしは全力で巨人の胸に鶴屋流古武術で風穴を空けてやった。
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 03:31:31.49
鶴屋さん「ふぅ。終わったにょろ。」
森さん「とても素晴らしい技でした。」
新川さん「あれなら私たちと十分戦えますな。」
鶴屋さん「ありがたく受け取っておくにょろ」ニコニコ
その後私たちはしばらくそのへんの空き地で修業した後、仲良く学校へ戻っていったとさっ!
おしまい
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 08:06:46.72
乙
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 09:03:53.25
期末考査一週間後といえば、良くも悪くも自分と向き合わなければならなくなる時期である。
俺はもちろん後者だな。そうでなければ今頃岡部に呼び出しを食らうこともなくにこやかに下校しているか、友達とテストの点数で競争していることだろうよ。
「まだやれるわ。がんばれ私」
…はぁ?なんだ今の声。空耳だと思うが生徒会室から変な音が聞こえてきた。
とりあえず扉に耳をひっつけてみる。
「えみり、ここが勝負どきよ。あともう少しでノルマ達成だわ!」
き、喜緑さん!?あの人こんなキャラだったっけ?
いや、あの人があんな弾んだ声を出す筈がない。待て、別人が喜緑さんのマネをして生徒会室に潜り込んでいるということも考えられる。そうだ。きっとそうに違いない。
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 09:14:42.66
「おい君、何をやっている」
うおっ!!
振り返ると俺の目の前に生徒会長がいた。
会長「なんだ、君か。生徒会に何か用でもあるのか」
い、いえ、俺はたまたま通りかかっただけでして、特にこれといった用件もないんです。
会長「君は数分間生徒会室の前で棒立ちしていたじゃないか。」
本当に何もないです。いや、マジで。気になることをふと思い出したのでその場で考えていただけですよ
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 09:20:12.79
会長「なんだ、そうだったのか。じゃあそこをどいてくれ。」
あ、すいません。そういってさっと横に下がって会長がドアを開けると、なんと喜緑さんがそこにいた。
会長「喜緑くんもういたのか」
喜緑「ええ、先ほどから書類を片付けていました。今日の分は終わったので外で休憩でもしようかと思いまして」
なんか喜緑さんの視線が俺に突き刺さっている。目を合わせるな、殺されるぞ
会長「そうか、仕事がはやいな。ご苦労だった。」
喜緑「どうも」ニコッ
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 09:23:55.64
喜緑「あら、キョンさんですか。どうもこんにちは」ニヤニヤ
この人、目が笑ってないぞ…
キョン「こ、ここんにちは…ははは……」
喜緑「最近どうです?長門有希がエラーを起こしたりしていないでしょうか」ニヤニヤ
キョン「長門は…だ、大丈夫です……」
「さっきの、聞いていたんですね」ボソッ
その瞬間、俺は背筋が凍った。たぶん我ながら情けない声を出していただろう。いや、今回は仕方ない。だっていっつも笑顔でいる人からこんな声をかけられてみろ。マジでチビるぜ
とりあえずここまで書いた
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 09:32:03.74
喜緑「人の話を盗み聞きするなんて、いけない子ですね…あなたもそう思いませんか?」スッ
キョン「ひ、ひぃ!!」
喜緑さんのやわらかい手が俺の頬に触れる。だれか助けて。悟空、早く来てくれ!!
ハルヒ「あれ、キョンじゃない!…って、あなたコンピ研部長の彼女じゃない。何やってるの?」
喜緑「あら、先日はどうも。この人のほっぺたに制服の毛玉がついていたものですから取って差し上げただけです。」
ここは同意するべきだ。そうでもしないと殺されるぞ
キョン「ああ、そ、そういうことだ。」
ハルヒ「…あっそう。キョン、道草食ってないではやく団室に来なさいよ」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 09:59:08.75
ちょこっと投下
結論から言うと、助かった。ハルヒマジでGJ。今回ばかりはお前がナンバーワンだ。
喜緑さんは不敵な笑みを浮かべながら撫でるようにして手をおろして
喜緑「キョンさん、次はないですよ」
と優しくも無機質な声で言い放つとそのままスタスタと歩き去って行った。
その後俺はふらふらしながら職員室へ赴き、岡部のありがたい説教を聞いて部室へと向かった。
朝比奈さんのかわいらしいメイド姿のおかげで少し精神を紛らわせることに成功したが、この日一日はなんだか力が入らなかった。
ハルヒの終了の合図とともに俺は部室を片付け、帰ろうとしたところを後ろから引っ張られた。
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 10:03:45.70
キョン「どうした、長門?」
長門「あなたに忠告がある」
キョン「…なんだ?」
長門「喜緑江美里のこと。」
長門「彼女は現在穏健派に属するインターフェースだが、特異な性格に設定されて生み出されたため、稀にあのような行動に出ることがある。気をつけて。」
やはり長門にはバレていたのか。
長門「もし万が一のことがあれば私が対処するが、そのような事態に至らぬようあなた自身が適切に行動するべき。」
すまんな、長門。ありがとよ
長門の静かな忠告は岡部の大きな声での説教よりも身に沁みた。
それにしても久しぶりに長くしゃべったな。射手座の日以来じゃないかこんなの。
この先の展開に躓いてます。誰かポスケテ
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 10:22:06.60
視線が感じられない…だが続けるぜ
翌朝、俺はなぜだかわからんが生徒会から呼び出しを受けた。それも全校放送で。マジで恥ずかしい。
…いや、なぜだかわからんってのはただの知らないふりだ。実際どうなるのかは気づいている。
谷口「おまえまた何かやらかしたな?涼宮は呼びだされずにお前だけが呼び出されるなんて。」
国木田「でもどうしてだろうね。キョンはなにも悪いことしてないと思うんだけど。」
キョン「いや、たぶんあのことだろうなっていうことくらいは察せるさ。ここ一年で俺は急成長したんだ」
ハルヒ「鈍感のくせに?」
キョン「うるさいな。俺のどこが鈍感だってんだよ。」
ハルヒ「そういうとこよ。このバカキョン」
キョンは確かに鹿だがな、俺は人間だぞ。バカって言うな
と自分でもわけのわからん突っ込みをしてしらけていると終礼のチャイムが鳴った
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 10:29:12.44
放課後、俺が丁寧に二回ノックをすると会長氏の「入りたまえ」という声に安堵して入室した。
キョン「今回はどういったご用件で呼び出したんです?」
会長「ああ、そのことだが呼び出したのは俺じゃない。喜緑書記のほうだ。」
キョン「!!」
会長「じゃ、俺は校内を見回りに行ってくるからこの部屋は自由に使ってくれたまえ」ガチャッ
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 10:33:49.52
そ、そんなあ……はぁ。
喜緑「うふふ、昨日はなにがそんなに怖かったのかしら?」
キョン「え、笑顔が素敵なところですよ…ははっ……」
喜緑「…ふーん。でもうれしいわ。そんなこと言ってくれて」
喜緑さんがそう言いながらゆっくりとこっちへ近づいてくる。
ヤバい。とてつもなくヤバい何かが喜緑さんの周囲を取り巻いている。
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 10:44:01.64
と、思ったらそのままドアへ向かった。
ガチャッ
キョン「なんなんですかー?」
その時の俺はとても気の毒な顔だっただろう。たぶん半泣きだった
キョン「何で俺連れてこられたんですか、何で、かか、鍵を閉めるんですか?いったい何を」
喜緑「お静かになさい」ニコッ
喜緑さんの小さくもよく通る声が俺の耳に届き、俺はビクッとして固まった。
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 10:50:11.99
喜緑「私はねぇ…あの時あんな声を聞かれてものすごく恥ずかしくって…」
テレポートでも使ったのかと思うほどあっという間に間合いを詰め、俺の頬を舐めるように撫でていた。
キョン「や、やめてください……」
喜緑「私恥ずかしい思いをすると自然と体がこうなっちゃうんです……」
な、なんで足を絡めてくるんですか!ちょっと!だめですこんなことしては!
喜緑さんの甘い吐息が首にかかる。ああっダメ!ダメ!耐えられん!やめて!
喜緑「今のままの自分ではどうしようもないですよね……」
ああもうヤバい、いろんな意味でヤバい!ちょっと長門!助けて!悟空でもいい!
こいつ本当は穏健派の振りした急進派なんじゃないか!?ねえ長門!
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 11:27:21.62
ちょっと!胸当たってますよ!当ててるんですか?これもうゴールしていいよね?
喜緑「学校の密室で二人のこの状況ですることと言ったら限定されてますよね?」
ま、まさか…そんな!!そっちのゴールは嫌だよ!?
フッ
ってあれ?急に体が軽くなったぞ……
喜緑「ですからっ♪」
喜緑さんが数m後ろに飛び退いた
喜緑さんの手に刃物が握られているッ!?
こ、ここまでか……
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 11:32:18.64
ナガえもん!助けて!
喜緑「キョンさんにこの長い髪の毛をバッサリ切って欲しくって」ニコッ
………
キョン「」チリーン
結論から言うと、そいつがどうやら本題だったらしい。
喜緑さんは髪が長い所為ですぐ体が熱くなってしまい、こんな行動に出てしまうということらしい。長門曰く。長門、そいつはジョークか?
昔から妹の髪の毛を整えるのは俺の仕事だったため、こういうのは得意だ。
読者諸君、この度はエロシーンがなくて残念だったな。もうズボンはいていいぞ。
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 11:36:40.81
キョン「それで、どうして俺なんかに頼んだんですか?」
俺はブータレながら喜緑さんに訊く。
喜緑「長門さんに頼むと味気ない髪型になりそうですし、会長氏に頼んでも断られるのが落ちです。」
キョン「は、はぁ……」
喜緑「だからこの機会にキョンさんをちょこっと脅せばキョンさんに切ってもらえるんじゃないかと思って♪」
ねぇ、突っ込んでいい?
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 11:39:06.76
喜緑「長門さんに聞いたらキョンさんは髪を切るのが上手とのことですしね」ニコッ
脅すって……俺はそんなことされなくても頼まれたら素直に切ってたんですがね
喜緑「こうすれば誰にも邪魔されず確実だったでしょう?」
ええ、まぁ確かにここまでされれば切らざるを得なくなりますよね。
でも流石にちょっと強引すぎじゃないですか?
それに美容院に行くっていう手もありますよね?ねぇ喜緑さん?
喜緑「…て、てh キョン「ドジっ子じゃないッ!」」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 11:41:35.27
キョン「ふぅ、終わりましたよ」
喜緑「うわぁ素敵。ありがとうございます」ペコ
キョン「いえいえ。次からは普通に頼んでくださいよ。いつでも切ってあげますから」
喜緑「あら、それはプロポーズと受け取っていいんですね?ふつつか者ですが、どうzキョン「違うぞ!断じてな!」」
喜緑「……ふふっ♪」
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 11:42:52.42
おわり。
読んでくれてありがとう!>>1先生の次回作にご期待ください!
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 11:59:08.71
おつかれ
ああ、かわいいなあ…癒された
髪切った喜緑さんも見てみたい
ああ、かわいいなあ…癒された
髪切った喜緑さんも見てみたい
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 12:41:02.23
「あさくらりょーこ、ふっかつ!」
……グスン
私は朝倉涼子。ただキョンくんを殺そうとしただけなのに長門さんに消されちゃった…
どうにかして復活することができたんだけど体、能力ともに不完全になっちゃって残念。
だけど私はキョンくんを殺すのよ。殺してあげるわ…ふっふっふ
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 12:46:32.57
朝倉と橘がストライクゾーンでないとな!?
マーオ
……!!?
何かが、とんでもない何かが後ろにいるわ。何なのよこの空気…
私は死亡フラグを立てないようさっと後退しながら後ろを振り向くと、猫が口を大きく開けて今にも私を食べんとしている。
朝倉「ちょっと誰か!私を救って!嫌ー!」ジタバタ
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 12:51:26.67
~~~
ん?あれは猫に……なんだあいつ?小人が食われてる!?エエッ!?
とりあえずあいつを救出しなければ。話はそれからだ
おらやめろ!
ゲスッ
猫「ギャゥ!」サササッ
「おい大丈夫か?」
朝倉「うぅありがと…でも私もうお嫁に行けないわ……」グスン
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 12:58:51.74
「「……??」」
朝倉「あ!キョンくんじゃない!さっそくだけど死んでもらうわ」ブンブン
ペチッ
朝倉「ああっ!」
……私もうダメかも グスン
キョン「……それよりだれだお前?それより無駄な抵抗はせんほうが良いぞ。ほら、名前は?」
朝倉「あちゃk…朝倉です」
へぇーあちゃくらか。こりゃまた奇妙な人間だな。どこに住んでるんだ?それよりなんで俺の名前を知ってるんだ?
あちゃくら「朝倉よ!キョンくんをこの前殺そうとしたでしょ!…家は……」
キョン「いや、俺の知ってる朝倉はそんな小柄でもないしそんな性格でもない。」
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 13:06:13.86
キョン「そうだな……じゃあ俺の家にこい。あちゃくらさんよ」ヒョイ
あちゃくら「だから朝倉ですー!」ジタバタ
あちゃくら「(…あれ、でもこれ逆にキョンくんを殺すチャンスじゃね?)」ニヘラッ
キョン「……何笑ってんだお前」プッ
あちゃくら「こらそこ笑うなー!!」ジタバタ
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 13:11:08.38
そんなこんなで、このあちゃくらとかいう謎の人型生物と俺は帰宅した。
キョン「ただいまー」
妹「おかえりキョンくーん…なにその生き物?」
キョン「あちゃくらとか名乗るおかしな奴だ。触るか?」
あちゃくら「私は見世物じゃなーい!!」
妹「うわっキョンくん喋るよこれ!」ふにふに
あちゃくら「ううはーい!」ジタバタ
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 13:17:12.97
キョン「ほらほら、そのくらいにしとけよ。こいつは俺の部屋に住ませるからな。」
妹「……ぶー」
あちゃくら「(うぅ…今度この人にも仕返ししてやる……)」ギリギリ
俺の部屋に上がると、シャミセンが寝ていた。
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 13:21:43.68
あちゃくら「( ゚ω゚)……」
キョン「どうした?…あー、シャミセンか。あいつはお前を襲ったりはせんと思うが…怖いか?」
あちゃくら「……」コクリ
キョン「おーい妹、シャミセンを預かってくれー」
妹「ハーイ。シャミこっちいくよー!」
シャミセン「にゃあ。」スタスタ
あちゃくら「(あれ、この猫実はしゃべれるんじゃね……?)」
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 13:26:54.97
キョン「ところであちゃくら、何食べるんだ?ドッグフードか?」
あちゃくら「みりゃわかるでしょ……」
キョン「ああ…チーズか」
あちゃくら「そーうそうそれそれ…ってバカー!!」
キョン「おおっ」
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 13:34:11.21
キョン「おっと、飯どきらしいから行ってくるな。おとなしくしとくんだぞー」バタン
あちゃくら「まったく…」
あちゃくら「(でもこんな生活もまんざら悪くないですね)」
キョン「ふう。食った食った。」
あちゃくら「遅いですよまったく……」
キョン「すまんな。ほら、お前の分だ」コトン
あちゃくら「これはカレー……キョンくん…」うるうる
キョン「ププーッ!」
あちゃくら「こら笑うなーっ!」ブンッ!
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 13:39:38.20
キョン「じゃ、そろそろ電気消すぞ。っていうかあちゃくら、お前どこで寝るんだ?」
あちゃくら「床でいいですよぅ…」プンスカ
キョン「…じゃあ俺のベッドに来いよ。俺が床で寝る」
あちゃくら「でもそれはキョンくんに悪い気が……」
キョン「じゃあお前床ね」
寝れッ!
グハァッ!
数十分後
あちゃくら「うぅ……結局キョンくんの布団にもぐりこんだのです…」
あちゃくら「(寂しかっただなんて言えないですよ…)って何考えてるんだこんなんでいいのかわたし?」
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 13:47:55.43
~~~~
キョン「んあっ……俺寝てたのか?」
キョン「あれっあちゃくら……」
あちゃくら「すぅ…」ゴロン
キョン「なんだかんだ言ってかわいい奴なんだな」ボソッ
ナデナデ
あちゃくら「(今聞こえましたよ……ばかっ)」カァァ
あちゃくら「(今度お返ししてやるのです……)」
キョン「ぐぅ…んー……」
あちゃくら「んっ…ぜんっげんってっかいッ!うぅ重いい……」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 13:53:54.59
翌朝
キョン「ふぁー…よく寝た。」
キョン「あれ、あちゃくらさん?」
あちゃくら「……。」ペッタリ
キョン「おいあちゃくら!しっかりしろ!」
………
……
…
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 13:56:46.11
あちゃくら「ふぅ。どうなるかと思いましたよ。重かったです。」
あちゃくら「ちゃんとダイエットしてくださいよ?」
キョン「それはおまえが勝手に布団にもぐりこんだからだろ?なんでもぐりこんだんだ?」
あちゃくら「うぅ…それは……(何も言えません…)」
キョン「そうか。わかったよ」ニコッ
あちゃくら「(その顔は卑怯ですよぅ…)」カァァ
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 14:03:13.82
キョン「さて、今日は日曜だし。あちゃくらよ」
あちゃくら「は、はいぃ!(もしかして…デート…?)」ポッ
キョン「部屋の掃除をするぞ」
あちゃくら「うりゃーッ!!」ドスッ グエッ!
あちゃくら「結局ゲームセンターに行くことになったのです!」
キョン「…お、あちゃくら、UFOキャッチャーがあるぞ!」スタスタ
あちゃくら「おぉ、それをやりましょうキョンくん」
あちゃくら「今気づいたんですけどこの肩乗りインコみたいなノリやめてくれません?」
キョン「よいではないかよいではないか」
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 14:12:51.80
ウィーン…ウイーンガタン…
あちゃくら「そうそうその調子その調子…」
あちゃくら「っていつの間にかアームにつままれてるー!」ガーン
あちゃくら「はぁ…もういいです私…ぬいぐるみ程度の価値しか残ってないんですから……。」
キョン「あちゃくら!その人形をつかむんだ!」
あちゃくら「…はっ!わたしこんなことしてられない!私はやればできる子、朝倉さん!」
ボトン
キョン「よくやったなーあちゃくら」ニコッ
ナデナデ
あちゃくら「(悪い気はしません……もうっ。)」
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 14:19:45.62
キョン「ふぅ、今日はよく遊んだな。」
あちゃくら「たのしかったですねー」
キョン「あ、あちゃくら、スモチでも買って帰るか?」
あちゃくら「それむりっ」
ちゅるやさん「(にょろーん……)」
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 14:23:33.96
あちゃくら「さっき帰るとき誰かいたような…」
キョン「あちゃくら、暇だしゲームでもしないか?」
あちゃくら「キョンくんはゲームじゃなくて勉強をするべきですっ!」
キョン「……」じーっ
あちゃくら「うっ…、操作方法教えてくださいよ?」もうっ
あちゃくら「おーっ、これ以外と楽しいですねー」
キョン「だろ?しかしあちゃくら、お前やるな。初めてですかな?」
あちゃくら「…?さ、さようでごじゃるぅ…ん?」
キョン「クスクス」
ドスッ!
キョン「」フシュー
あちゃくら「もう、そろそろ勉強しますよっ!」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 14:30:52.21
あちゃくら「ほら、この過マンガン酸イオンが硫酸さんしぇいかで硫酸てt…」
あちゃくら「ねぇちょっとキョンくん、聞いてますか?」
キョン「ふぁあ……」
ゴンッ!
キョン「定規の端は無しだろ流石にいーッ」
あちゃくら「キョンくんそれだから成績悪いんですよ!ちゃんと集中できるようにならないとだめです!」
キョン「……グゥ」
あちゃくら「あ、グゥの音は出るんですね。何か文句あるんですか?」
キョン「いや、こいつは腹の虫の音だ」
あちゃくら「ムキーッ!!もうバカーッ!!」
ぎゅるるる…
あちゃくら「…夕飯にしますか」ニコッ
キョン「…ああ、そうだな」ニコッ
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 14:37:45.71
キョン「ふぅ。ご馳走様」
あちゃくら「ご馳走様です」
キョン「ところであちゃくら、なんとなく食べ足りなくはないか?」
あちゃくら「うーんそう言われればそうですねぇ…」
キョン「じゃあお菓子持ってこようか?」
あちゃくら「いいですねー。持ってきてください!」
キョン「どんなのが良い?チョコか?グミ?アメ?」
あちゃくら「チョコでよろしくお願いします!」
あちゃくら「やっぱりきのこの山ですね」
キョン「いや、たけのこの里だろ」
あちゃくら「きのこです!」キョン「たけのこだろ!」
バリバリバリ……
妹「やめてーっ!!」
シャミセン「キノコの山(にゃあ)」
妹・キョン・あちゃくら「「「………シャミセン?」」」
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 14:44:44.02
あちゃくら「(このままでいいのか私……)」
キョン「じゃ、電気消すぞ」カチッ
あちゃくら「(……よし)」
あちゃくら「(キョンくん、お命頂戴!!)」キラン
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 14:48:16.90
あちゃくら「(……あたしにそんなことできませんよぅ…うぅ……)」ポタポタ
ガチャ
キョン「(朝倉……)」
あちゃくら「なんでよりによって今日という日が雨なんですか…」
トテトテトテ…
あちゃくら「(雨で涙が見えないからいいんですけどね…)」グスン
キョン「ここにいたか」ヒョイ
あちゃくら「ひぇっキョンくん!!?…顔見ないでっ!!」
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 14:52:08.31
キョン「……あちゃくら」
あちゃくら「な、なんでしょう……」ヒッグ
キョン「お前が俺を殺そうとしたのは知ってる。だがもういいんだ。お前はすんでのところで引き返すことができた」
キョン「今は好きなだけ反省して好きなだけ泣いたらどうだ?…それに」
キョン「俺はお前が大好きなんだよ、あちゃくら」ナデナデ
あちゃくら「……わあぁぁん!!キョンくーん!!」
キョン「……」ギュッ
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 14:56:40.63
あちゃくら「……卑怯ですよぉ」
あちゃくら「いちいち無駄に優しくしてくれて……」
あちゃくら「でもうれしいです…ばかっ……」グスン
キョン「…気は済んだか?」
あちゃくら「うん……私も」
キョン「ん?」
あちゃくら「私もだいすきです…キョンくん……」
キョン「ああ、俺もだ、朝倉。」
キョン「雨、止んだな」
あちゃくら「そうみたいですね……」
キョン「帰ろうか…俺達の家に」ニコッ
あちゃくら「……はいっ♪」ニコッ
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 15:08:54.38
翌朝
キョン「うぅっ重い……ん、重い!?」
キョン「朝倉!」
「ふぁああ……なんでしょう…」
キョン「お前体元に戻ってるぞ!」
朝倉「へっ……わぁ!ほんとだ!」
キョン「よかったな、朝倉さんよ」ニコッ
朝倉「えへへ…ありがとうキョンくんっ♪」ニコッ
朝倉「でも……」
キョン「……でも?」
朝倉「今月曜日の朝9時だよ?」
キョン「うわああぁぁあぁッ!!!」
おわり
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/26(月) 15:13:29.74
乙!
あちゃくらほすぃ
あちゃくらほすぃ
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