『別冊少年チャンピオン』新連載、「バキ外伝 疵面(スカーフェイス)」の第46話
車ごとマスター国松を海に沈めた花山に、グランドマスター(GM)は「…やっと　だな…花山薫」とつぶやく。花山は頭やら身体やら弾丸を十数発(いやそれ以上か？)浴びており、GMとて薬の効き目が切れた今は"発達しすぎる筋肉"のために命の危機にある状態。どちらもタイムリミットは近いことから遂に一騎打ちか!?

いや、花山は芝千春からタバコをもらって一服しはじめましたよ。シビレを切らしたGMが近付こうとしたら「まだ俺じゃねえ」とのこと。

そう、レックスはまだ完全にやられていませんでした。傷だらけになりながらも戦う意思は今だ健在です。が、潜在能力をリミッター無しで使える今のGMにとって、レックスはもはや敵ではありませんでした。
繰り出してきた右腕をたぐり上げてエルボーを一閃！　ゴキッと音がして軽～く複雑骨折を見舞います。続いてみぞおちに深くパンチを放ち、後にのけぞったところで今度は背中への一撃。前に倒れたところで顔面に思い切りパンチを打ち込み、もはややりたい放題にも見えますよ。

レックスの顔面を わし掴みにしながら花山との戦いを望むGM。もし受けなければ顔面を破壊するとの状態だ。「助けてやれよ　いいのか…？」と迫るわけですが、花山の反応は意外なものでした。

「やれ」と一言。えええーーっ!?　レックスは見捨てられたってことなの!?　それとも何か起死回生な出来事があるってことなのか!?　ともかく何かが起きるのは間違いないだろうから次回が楽しみです。　つづく