神の粒子とも呼ばれているヒッグス粒子。

物理の世界を、質量の謎を、そして宇宙の神秘も解き明かす鍵とされているこの神なる粒子が、この度めでたくヘヴィメタルになりました。Yeah!!
　

なるほど、言われてみれば神妙なる粒子の鼓動が音波というかたちで胸に響く...こともなくもなくもない。

このメタルサウンド、ないし譜面は、CERNの大型ハドロン衝突型加速器（略称LHC）にて検出されたヒッグス粒子の実験データを、特別な処理で音符に置き換えて作られたもの。

曲でいうと、リフ的な部分と速弾き的な部分の二構成になっています。それぞれグラフが背景に投影されていますね。

リフ部分のグラフ。縦軸が音程、横軸のスキマは休符に置き換えられています。

速弾き部分のグラフ。コブの部分で音が上がるのでちょっと変なフレーズに聞こえる。

質量の存在をヘヴィメタルで表現する、というのもエスプリが効いていてクールですね。さすがは人生に必要な全ての知識が得られるヘヴィメタルです。さらに、過去にはクラシカルな曲として表現されたこともありました。

皆、ヒッグス粒子をなんだと思っているのか...。

What would the Higgs discovery sound like as a heavy-metal song?［The Cylindrical Onion］
Higgs Pt. 8: Is the particle observed at CERN really the Higgs boson?［EDN］
LHChamber Music［YouTube］

（ヤマダユウス型）