>>2
新元号発表

>>2
何を回答すれば良いのか分らない
問題文の無いテストは受けたことが無いから分らない

これは1989年（昭和64年）1月7日、記者会見の場で新元号『平成』を発表する小渕恵三官房長官（当時。以後肩書きなどは当時のもので書く。）
この日の早朝に昭和天皇が崩御され、午後には有識者らによって『平成』が決まった。翌日1月8日から平成が始まることになる。

この日の朝、昭和天皇が崩御された（亡くなった）。以前より体調不良によって入院されていた天皇だったが、「その日」に備えて国やマスコミなどは準備をしていた。

そしてこの日、政府は『平成』『修文（しゅうぶん）』『正化（せいか）』と予め決めていた候補のうち、『平成』に決めた。
理由は後者二つだとローマ字表記で冒頭の昭和の「S（Syouwa）」とかぶり、ややこしくなるのではないかということになり、元号は『平成（Heisei）』となった。

この日の午後、新元号に関する閣議が行われた後、記者会見の前で小渕官房長官は以下のように話した。
「只今終了致しました閣議で元号を改める政令が決定され、第1回臨時閣議後に申しました通り、本日中に公布される予定であります。新しい元号は、『平成』であります。」
こうして↑の画像の様子が全国や世界に報じられた。昭和のいちばん最後の日のなかの印象的な出来事のひとつとなった。
こうして次の日から『平成』がはじまる。

ちなみに『昭和』は大正天皇崩御の日である1926年12月25日に、ただちに決まってその時に元号が変わった。つまり、この日は大正15年であり、昭和元年なんだ。これは『大正』も同じ。
対して、『平成』が昭和天皇崩御の翌日になったのは、ワープロなどが普及し、そのプログラム変更や文書事務に配慮したためといわれている。

>>5
そうだよな、悪かった。何を答えていいか、ちゃんと書いてから問題出すことにするよ。

>>7
じゃあ俺正解ってことでいいの？

>>9
そう、正解。悪かった。今度から解説冒頭に、正解した人のレス番号のせるわ

>>6
『平成三十年』なんて本があったけど、もうあっという間に間近だな。

じゃあ次はこれ。手紙だけど、何の事件に関係する手紙か、答えてほしい。
読めば一発でわかっちゃう人も多いかもね

>>14
せめて隠せよ
鬼薔薇ってしっかり書いてあんじゃん

>>17
あー、すまん。
でも、わかんない人も多くなってるようだよ。
「鬼薔薇？　なにそれ？　雑誌？」とは俺より８つ離れた女の子の言葉。

>>21
ここにいる奴で知らないやつは少ないだろ

>>23
まあ確かに･･････。ある意味初級的な問題かもしれない

というわけで>>27、正解。

これは2008年（平成20年）6月8日に起きた秋葉原通り魔事件（秋葉原無差別殺傷事件とも）の犯人逮捕の時を、偶然現場にいた日本テレビの取材班が捉えたものだ。
近くの万世橋警察署秋葉原交番から駆けつけた警察官が犯人である男を警棒で突きつけ、腰から拳銃を取り出そうとしている。
警官は近くの万世橋警察署秋葉原交番から駆けつけた警官でダガーナイフを持った犯人を追跡し警棒で応戦、最後には拳銃の銃口を加藤に対して向け、ナイフを捨てるよう警告し、応じなければ拳銃を発砲すると警告した。
男はナイフを捨て、この警官と、たまたま非番で現場にいた警官とに取り押さえられた。元の、加工していない画像は↓

6月8日、日曜の昼下がり、突然歩行者天国で賑わう秋葉原の、神田明神通りと中央通りが交わる交差点（ソフマップ秋葉原本館の前の交差点）に2トントラックが突っ込んできた。
トラックはレンタカーで、神田明神通りから山手線の高架橋のある方面に向けて走り、次々と人をはねた。
交差点から約20メートル先でタクシーと接触して停車したあとは、事故だと思って集まってきた人々を刺しながら、先ほどの交差点を奇声を上げながら横断。
総武線の高架橋のある方向をジグザグに走りながらナイフを振り回した後、旧サトームセン本店（今はクラブセガ秋葉原新館）横の路地に入り、そこで警官に緊急逮捕された。
わずか数分の出来事のうちに死者7名、負傷者10名を出した。
秋葉原の街はしばらくパニックになった。殺人事件としてははしめてDMAT-災害派遣医療チームが出動し、救護にあたった。
また電気街といわれて、ネットが発達した現代社会にあって、すぐに情報は流れた。
俺がこの事件を知ったのは、テレビではなく、ニコニコ動画の当時ランキング一位だった動画から流れてくるコメントだった。

>>31
カメラマンｗｗｗｗｗｗｗ

>>24
やめて！それ以上いけない

というわけで次。
ちゃんと一部を隠した画像です。だけど、わかっちゃうだろうな。
これは何の事件の場面かな？

>>28
あっ、いかん。ほんとはこっち張ろうとしてた

>>36
空薬きょうなくした以上に腹立っただろうな

>>45
くいもんのうらみは恐ろしいからな
何せ自衛隊は食いもんに関する恐ろしい伝説がたくさんある

そんな自衛隊つながりで次の画像。
これは何の事件の写真かな？　どこで撮られたか、この映っている飛行機は何か？でもいいよ

>>46
ベレンコ中尉亡命事件

>>47
正解

これは1976年(昭和51年)9月6日に起きたベレンコ中尉亡命事件で、函館空港の滑走路をにオーバーランして着陸した旧ソ連防空軍のミグ25戦闘機を写したもの。

6日昼過ぎ、函館市に轟音を響き、函館空港に1機の戦闘機が強行着陸した。
ソ連防空軍のパイロット、ヴィクトル・ベレンコ中尉はロシア極東の基地から数機とともに訓練飛行をしていたが、途中離脱し、急激に高度を下げて飛行、進路を日本へ向けた。
彼が乗っていたのは、当時最新鋭といわれたミグ25戦闘機で、アメリカ空軍が持つ爆撃機を撃ち落すため、高い高度を飛べる機体だといわれていたが、よくわからない戦闘機だった。
自衛隊はミグ25戦闘機を探知し、北海道千歳基地からF4EJファントム戦闘機2機を緊急発進させていたが、ミグ25が低い高度を飛んでいたため、途中で自衛隊のレーダーから姿を消し、目標を見失っていた。
ベレンコは自衛隊機に誘導してもらい、千歳基地に降りる計画だった。
しかし肝心の自衛隊機がなかなか来ない。燃料もかなり減っている。方角もとっさに逃げ出したのでよくわからない。そこへ陸地が見えたので、そちらに向けて飛ぶと函館市だった、というわけである。
ミグ25戦闘機がやってきた函館には公安警察やアメリカ軍の幹部までやってきた。ベレンコ中尉は北海道警察によって身柄を拘束され、取調べを受けた。
警察は事件として捜査し始めたのに対し、自衛隊は法的根拠がなかったので、機体に近寄らせてすらもらえなかった。

しかし、アメリカから「ソ連軍がミグ25を奪還しにくる可能性が高い」という有力な情報を得た防衛庁は、これに備えた。
何せ時代は米ソ冷戦のなかで雪解けの時代といわれていたとはいえ、依然として緊張状態は続いていた。
海上自衛隊は函館近海に小規模ながら艦艇等を配備させ、陸上自衛隊函館駐屯地にいる第28普通科連隊も厳戒態勢に入った。駐屯地創設祭を控えていたため、普段は函館にはない戦車や機関砲が持ち込まれていた。
慎重を期したい政府は積極的な命令は出さなかったが、自衛隊上層部は独断で連隊に実弾を支給し、いざという時は200名の武装した自衛官が戦車と共に函館空港に向かうことになっていた。

ミグ25は9月25日に函館から茨城県にある航空自衛隊百里基地に米空軍輸送機によって空輸された。ソ連空軍の襲撃に備え、航空自衛隊が護衛に当たった。
ベレンコ中尉は取調べに対し、「軍隊の待遇の悪さに耐えかねて」と答えた。
何せ世界一般的には優遇されているはずのパイロットがカツ丼を食べて「こんなうまいもの、はじめて食べた」といい、戦闘機のレーダーの冷却液を指して「うまい酒なんだ」といって捜査員に勧めたほどだ。
ソ連軍はただちに待遇改善を行った。またその上で奥さんとの関係も悪くなっていたことが彼に亡命を決定付けさせた。
アメリカはこのソ連の恐るべきなんだかよくわからない最新鋭戦闘機を分析した。この事件以前にミグ25を限りある情報の中で分析していたアメリカは、対抗できる戦闘機は西側陣営に存在しないとして、対抗できるF15戦闘機を開発していた。
しかし、中身はアメリカの飛行機でもう使っていない真空管などが利用され、いろいろとボロがでてきた。実はアメリカの戦闘機よりも劣り、アメリカはソ連を過大評価していたのだ。
一番反省したのは日本である。何せ防空網に穴があったのだ。これが亡命目的だからまだよかったが、攻撃目的だったら、函館は空爆されていたかもしれない。
ただちに空飛ぶレーダーサイトこと早期警戒機が導入され、低空飛行の飛行機も探知可能なF15戦闘機を採用した。

しかし、政府は陸上自衛隊が実戦に備えたという記録は全て破棄せよと命じた。当時の陸上幕僚長が抗議の意味をこめて辞任した。

>>48
やっぱロシア人は何でも飲むんだな
Mig-25はレーダーに真空管を使っていて古いだのなんだの言われてるけどいわゆる枯れた技術で出力も大きい
さらに核攻撃による電磁パルスにも耐性があるため悪い機体ではないと思う

>>50
「一方、ロシア人は（宇宙で）鉛筆を使った」じゃないけど、
ロシアの枯れた技術って馬鹿に出来ないよな。まあ、こんな↑解説の文章書いといてなんだけど。

あとレーダー冷却液が妙に減ってることに、それを管理する士官とかはきづかなかった・・・あっ、一緒に飲んでたのか

>>51
宇宙系だとアポロの時アメリカは国内生産している半導体の半分を買って徹底的にテストした
一方でスペースシャトルには2000年以降も磁気コアメモリが使われてたり（まあコストの問題だろうけど）
軍事や宇宙系は新しいのよりも確実に動作するものを使うね
宇宙だと放射線によるビット反転とかもあるし

ソ連末期だと靴墨や殺虫剤もアルコールとして取ってた
まあアルコールで戦車は動かないし仕方ないね

>>55
確かにそうだよな。あんま新しいもん使っても対応できなかったら、命取りだしな。

>>39
正解！ちなみに東京オリンピックと同じ年の出来事だよ。

1964年(昭和39年)10月1日に開業した新幹線（東海道新幹線）の開業式が行われる東京駅ホームの様子。
台の上に立つのは石田国鉄総裁。このあと、新幹線は大阪に向けて発車した。

50年代、戦後日本が豊かになるにつれ、鉄道や車の交通網などを発達させる必要があった。このままではいつか限界が来るし、特に国鉄東海道本線はすでにその輸送能力に限界をきたしていた。
そこで国鉄は高速鉄道の建設を進めた。実は戦前にも「弾丸列車計画」という高速鉄道計画があった。これは東京から下関を当時大陸を走っていた特急『あじあ』号で9時間で結ぶ計画で、将来的には海底トンネルで大陸にも路線を敷く予定だった。
これを現代に応用し、東京―大阪間を時速250キロで走る新型高速鉄道の開発とそれを走る鉄道網の敷設を決めた。
車体の開発にはかつて戦闘機などを作っていた技術者などが集まり、弾丸列車計画の名残で国が土地を持っていた小田原市にモデル線ができた。

しかし、新幹線建設計画があった当初は馬鹿にされていた。世界的に見ても車や飛行機の時代である。鉄道は時代遅れという風潮すらあった。
なので世界三大馬鹿とか世界三大無用の長物のひとつ（「万里の長城・戦艦大和・新幹線」ちなみに新幹線のところは場合によって色々変わる）として数えられることもあった。

だが、新幹線は日本の主要な交通網のひとつとなった。様々な新幹線の路線ができ、今や、北は青森、南は鹿児島まで走っている。
今や日本の誇るものとなり、海外の人が新幹線の運航システムからサービスまで見て「速い！」「綺麗！」「すごい！」「マジかよ、あいつら未来に生きてんな」とはしゃぐようにまでなった。

だが出来た当初は新幹線は大きな音を立てて走ることから、騒音公害となり、社会問題化した。
清水一行のサスペンス小説『動脈列島』では、新幹線創業から10年たった東海地方を舞台に新幹線の騒音公害問題を犯罪で解決しようとする医師と、捜査陣の攻防を描いている。後に映画化もされた。
また手塚治虫の漫画『ブラックジャック』にも新幹線騒音公害を題材にした話がある。その後、技術が進んで騒音もなくなった。
あと俺は『動脈列島』よりも映画『新幹線大爆破』のほうが好きである。

東海道新幹線開業から半世紀が経ち、最近では北陸新幹線が開業し、リニア中央新幹線の建設計画も進んでいる。

>>41
いいスタイルしているよね。
あと今気がついたけど、この画像に移ってる新幹線、運転席に人いっぱいいるな。

>>52
とちゅうから、ROMってたけど初めて全く分らない画像が出てきた・・・

>>52は知らない人結構いるんだな。
ちょっとわからない問題とか出てきた時はヒント出しながらやろうかな。

でも↓のはわかる人いるんじゃないかな？　この写真は何の事件の時のものかな。
画像奥の建物がこの出来事の主な舞台となった場所だよ。

>>60
あさま山荘

これでカップラーメンが広まったんだっけ？

>>62
何せ冬の軽井沢は寒いし、書いたように麓でつきったおにぎりや味噌汁が凍る。
警視庁にもキッチンカーがあるが、路地は狭く、また長野県警と警視庁が対立して配給がうまくできない。

そこへ日清食品がカップヌードルをもってきた。
これが発売されたのは前年だが、ナウなヤングが街中で食うようなもんだと思っていたが、
おまわりさんだからだと思ったのか、なんか大量にくれた（のか格安で売ったのか）

それがテレビ放送で広まって、今のカップめん普及につながった。日清さんは商売上手でんなあ

>>53
正解！

これは1981年（昭和56年）6月17日に起きた深川通り魔殺人事件の犯人が逮捕され、捜査員たちによって連行されていく所。

元トラック運転手で逮捕歴も数回あり、覚せい剤を常用していた犯人の男は東京都江東区の深川のある商店街で包丁を降りまわし、児童や赤ん坊を含む4人を殺害、2人を負傷させた後、たまたまそこにいた女性を引きつれ、商店街の中華料理店に立てこもった。
男は警察の説得に応じなかったが、女性が隙を見て逃亡したのを機に捜査員らが犯人を取り押さえた。
画像は白い布を加えているが、下半身はズボンを脱がされており（血がついており、警察が押収したかったらしい）、白いブリーフパンツに白い靴下を履いて連行される姿はこの事件を印象付けるものになった。

当時覚せい剤による逮捕者数が増加し、覚せい剤が社会問題化する中起きた事件だった。
犯人は覚せい剤の中毒症状から「黒幕がいて、電波が命令した」とか「頭の中で電波が殺せといってきた」とか電波という言葉をよく使い、異常な言動を繰り返した。
これは覚せい剤の中毒者や統合失調症の患者にもみられる『させられ体験（作為体験）』という症状の一種、『させられ思考』と俗に呼ばれるもので、「今この考えは、自分が考えているのではなく、誰かに考えさせられている」と思い込むものである。
これが江戸時代とかなら「動物や霊（例えばきつね）が取り付いた」になるが、近代化し、ラジオやテレビが普及していく中で「電波」になった。
「電波」もこの事件以降、頭のおかしい行為や人を指す言葉になり、80年代にこの言葉は一部のサブカルチャーな人たちによって広く普及、90年代には「電波系」という言葉がサブカルやオタク界隈で確立した。

なんかこういう人の事件って妙にネタにされやすいよね・・・羽田沖墜落事故のいわゆる「逆噴射」とか「機長やめてください！」とか

>>56
これは知らんかった

昔はネットなんてないから楽しめることが少なかったのが原因じゃないかな

>>67
トカレフとライフルだと2倍以上は威力違うけど大丈夫なんかな

>>68
ttp://ameblo.jp/echocinema/entry-11826907586.html
このサイトには事件で実際に使用されたジュラルミンの盾があるらしい
ある程度防護性能はあっただろうが、重いだろうな。

>>72
意識高い系がぼっちに「仲間になろうよ」と囁いてキョロ充にする→社会承認欲求が噴出して政治を語りだす
この流れはきっといつの時代にもあるんだよ

>>75
多分ぼっちが政治を語ったりしながらやがてテロとかするときってのは、
ぼっち本人がこんなくそったれな人生の一発逆転を狙っている時だろうな。

>>78
その割に具体的なプランはないのがぼっちのぼっちたるゆえんだよね
で、行き着く先はオタサーの姫ポジションの女の取り合いよ！

>>80
その女も女王様気取りだが、実は別に男がいて、その男も姫が知らぬうちに本妻がいると・・・

しかし、やっぱマニアックすぎるのか人いないな。

>>70
ああいうことしてるから、たまに大事件が起こって、えらい目にあうんだよ＞長野県警

>>71
そう。すげー、トラウマ。あれはいい映画だが、もうみたくないと思う

あと右左関係なく時代は繰り返すのね

>>74
ソドムの市を見せてやる事件？

>>76
そうそうそういう事件、というわけで正解！
ちなみに犯人はこいつ↓



これは1979年(昭和54年)1月26日に発生した、三菱銀行人質事件で、大阪市にある三菱銀行（今の東京三菱UFJ銀行）北畠支店に猟銃をもった男が篭城している銀行を警官が包囲している所を写した写真。
事件は3日間続いたが、警官による犯人射殺という結末で幕を下ろした。

26日の15時前に猟銃をもった男は黒いハットに黒スーツ、黒サングラス、白マスクといういでたちで銀行を襲った。
男はきわめて凶悪で、銀行に入ったとたんいきなり猟銃を2発天井に撃って金を出せと脅し、非常電話で通報しようとしていた若い男性行員をただちに射殺した。
銀行から逃げ出した客がたまたま近くを通っていたパトカーに乗っていた警官2名によって事件は警察の知るところとなったが、彼らも銀行に様子を見に行こうとした時に射殺された。
男は篭城することに決め、客や行員を人質を並ばせた。そして「責任者は誰や？」と言い、支店長が出ると、彼も銃弾の犠牲になった。短時間の間に4名が犠牲となった。

犯人は梅川昭美という男で、少年の頃、強盗殺人をやった前科持ちだった。
学校の成績は悪く素行不良だったが、読書家で偉人の伝記や小説をよく読んでいたおかげで国語の成績だけは良かった。また、健康にこだわり、健康雑誌を読んでは健康法を実践していた。
またハードボイルド小説にもはまっており、事件当時の格好はそれを模したものだと思われる。
非常に残忍で、女性行員に死んだ警官から拳銃を抜き取らせたり、流れ弾に当たって瀕死だった行員の耳を同僚に切り取らせたりしていた。
彼はシャッターを閉め、女子行員を自分の周りに囲ませ、人間のバリケードを作らせた。梅川は当時欧州で上映禁止となり話題となった残酷映画『ソドムの市』に影響を受け、たびたび人質たちにもこの映画の話をしている。
反面、子供や老人には優しく、子供に「大丈夫か」といって親子を解放させたり、お年寄りが人質の中にいることに気がついた梅川は「長生きしてや」といって解放させたりもした。

警察も対応に苦慮し、犯人も様々な要求を出した。また、銀行を襲った理由は借金の返済だったらしく、人質となった行員一人を各所に回らせ、銀行の金で借金を返済させた（この金は後に警察によって回収された）
警察はこれ以上の事件長期化は人質の安全を考慮すると危険と判断。シャッターが下ろされ、銃に脅された行員が非常口を見張り、行員のバリケードが張られるなかの犯人を射殺することにした。
これを実行するのは大阪府警第2機動隊零中隊と呼ばれた精鋭で、後の大阪府警特殊部隊、通称SATと呼ばれる。
彼らはシャッターに小さな穴を開け、そこから様子を見ていた警官の情報を聞き、トイレに行きたいといって一時的に現場を離れた行員に「見張りについたら、警官が入っても知らぬふりをしてくれ」と言って頼んだ。
28日早朝、お願いした行員が見張りにつき、シャッターから梅川の様子を見ていた警官が「店の奥のデスクで新聞に目を落としている。ウトウトしている」という情報から、
カウンターの陰に隠れて、零中隊のさらに選ばれた7名が拳銃を片手に物音を立てずに店内にほふく前進で侵入。シャッターからの情報で機会を見計らった零中隊はチャンスを狙って待機していた。
そしてチャンスが来たとき、伏せろと隊長が絶叫し、隊員たちが立ち上がった。
バリケードになっていた行員たちがとっさに伏せる中、驚いた梅川が猟銃を構えようとする前に零中隊の隊員らが発砲。梅川はただちに病院に搬送されたが、死亡が確認された。

戦後日本の人質事件が犯人射殺という形で解決した例は、1970年の瀬戸内シージャック事件、1977年の長崎バスジャック事件とそしてこの事件だけである。

>>85
上野に初めてパンダが来た？

正解！　まあ>>89も正解か。

これは1972年(昭和47年)11月4日に、東京の上野動物園でパンダ歓迎式典が行われた時の様子。

この年、日中国交正常化が行われ、中国からパンダが送られてきた。2頭のパンダで、雄のカンカン（康康）と雌のランラン（蘭蘭）という名だった。
歓迎式典は当時の大臣らや報道陣が集まる中、盛大に行われた。
やがて一般にも公開されたが、すさまじい人ごみで動物園は連日超満員。日本にパンダ･ブームが巻き起こった。

中国（中華人民共和国）は相手の国にパンダを送る、いわゆる「パンダ外交」が行われた。
当時の中国は「一度失脚した毛沢東が復権してさらに頑張ろうとしたけど、余計に国がめちゃくちゃになった」という文化大革命で色々とめちゃめちゃになった後で、アメリカや西側諸国との中も険悪だった。
しかし、ソ連と中国が対立し始めると、米国が急接近。日本もそれに倣った。

中国では1979年にやっと海外文化が入り、高倉健主演の日本映画『君よ憤怒の河を渉れ』が中国に輸入された映画第一弾となった。これは日本のパンダブーム以上に中国人民にショックを与えた。
中国映画でもこの映画を模したドラマや映画が流行ったり、高倉健のファンが大陸にも現れた。
最近高倉健が亡くなり、中国でも報道されたと大きな話題になったが、この映画を見ていた当時の世代の人は「高倉健といえばモリオカ（高倉演じる主人公の検事、杜丘冬人のこと）ね」というらしい。

ちなみに発表から一ヶ月も経たないうちに日本に送られたが、上野動物園はパニックだった。
何せパンダの本物を見たのは上野動物園でも一人だけ、しかも海外研修の時にちらっとみただけで1ヶ月も経たないうちに来るという話だったというので、準備は大わらわだったという。

>>91はなんの事故の様子でしょう、って問題ね

>>91
123

>>93
正解

これは、1985年（昭和60年）8月12日に起きた日本航空123便墜落事故で、4人の生存者のうちのひとりを、自衛隊員が、陸上自衛隊のKV107ヘリで吊り上げ、搬送しようとしているところを写したもの。

今でもネットで話題に上がるくらい、社会に衝撃を与えた事故だから、知っている人も多いだろう。

お盆真っ盛りの1985年8月12日18時、乗員乗客524人を乗せて、羽田を飛び立ち、大阪の伊丹空港へ向かっていたジャンボジェット機、日本航空123便が離陸から10分すぎた頃、相模湾上空を飛行中に緊急事態が発生した。
突然の衝撃音とともに操縦が困難になってしまった。
123便は羽田に戻ることを考え、富士山麓東を北上した後、山梨県大月市上空で急な右旋回、さらにそのまま羽田へ向かおうとするが、風に煽られながら埼玉県上空で左旋回。
飛行を続けていたが、緊急事態発生から45分ほど経った、19時前に群馬県南西部の山岳地帯の上空でレーダーから姿を消した。

自衛隊、警察、消防などによる地上や空からの、墜落機の捜索が行われたが、夜間であることや墜落が予想される場所が人里はなれた山岳部であることから捜索は難航。
情報は錯綜し、縦割り行政で関係機関は連携がとれず、しかも「長野県に墜落した模様」という誤報も出たことによってさらに捜索は混乱した。
最終的に自衛隊のヘリが墜落現場を発見したのは、翌朝4時半頃のことだった。場所は群馬県多野郡上野村の高天原山付近、後に「御巣鷹の尾根」と呼ばれる場所である。

救助活動は発見から4時間後の8時半に、長野県警機動隊員2名がラベリング降下（ヘリからロープを下ろし、それを伝って降りる方法）したのを皮切りに、陸上自衛隊や警察、消防が空や陸から現場に入った。
尚、地元の上野村の消防団もかりだされ、救助のみならず、現場に入る際は陸上部隊を先導し、険しい陸路の案内役を務めた。
11時前後に相次いで4名の生存者が発見され、その後自衛隊のヘリで上野村臨時へリポートまで搬送される。このうち2人はさらに消防のヘリで藤岡市内の病院へと向かった。
この画像は共同通信社のカメラマンが撮った物だと思われるが、吊り上げられていくのはおそらく生存者の1人である、12歳の女の子だろう（家族で乗っていたが、母は即死、父と妹も死亡。少女の証言によれば事故後しばらく二人とは会話していたようである）
現場は凄惨を極めた。森だった現場は焼け野原となり、あたりは原型をとどめないものや色々なものがバラバラに散っていたという。
遺体の身元確認は藤岡市内の学校の体育館が開放され、医師や専門家らが集まったが、これも困難を極め、最終的に終了したのは4ヵ月後のことである。

事故の原因は7年前、同機がしりもち事故を起こしたことからはじまった。それを米ボーイング社が不適切に修理し、点検でこれを確認できなかった。
結果、金属疲労が急速に進み、亀裂が発生。これが機体尾部と垂直尾翼の破壊、さらに系統ある油圧パイプがすべて破壊されたことで作動油が流出し、操縦機能すら喪失してしまったのだ。

犠牲者は520人。世界でも単独の航空機事故としては最悪の犠牲者数となった。犠牲者の中には歌手の坂本九や阪神タイガース球団社長の中埜肇など著名人もいた。
2006年(平成18年)には日本航空安全啓発センターができる。123便に関する展示物が主で、日本航空の社員はここで研修を行い、事故の悲惨さ、安全の必要性を知ることになる。ここは予約さえあれば、一般の人でも見学が出来る。
その後、日本のフラッグキャリア（国を代表する航空会社）である日本航空は大規模なリストラや組織改革を行い、なんとか経営を続けていたが、123便墜落事故の15年後である2010年(平成22年)、ついに会社更生法の申請を行い、受理された。

>>95によると、3日間救助活動をしていたがしょんべんは出なかったという記述がある

ていうか、若い自衛官たちが凄惨な遺体に最初は嘔吐していたが、
やがて遺体のちぎれた手や足を使ってじゃんけんしたり、冗談で殴るシーンがあってすげーショック。
あれマジかな。

でも一番は主人公（ナカムラ）は救助活動の後休暇をもらって東京を歩くけど、別世界に見えたというモノローグが印象に残る

>>99
ただのデマか
まあ人間そんなもんでしょいやそんなことしちゃだめだけどさ

>>101
いやまあそんなもんというかここまでこうおかしくなるのかというか･･･
最終的には上官が来て殴り飛ばして叱責するけどね。

そんななかでもカメラ持った自衛隊の作業服をきた男がカメラをもっていて、
自衛隊の広報班かな、と声をかけたら、スニーカーをはいていた（自衛官なら自衛隊の作業靴をはくはず）ので
回りにボコボコにされて、上官も「殺すなよ」と声をかけるだけというなんとなくほっこりするシーンもある。

>>105
相変わらずというかなんというか

>>108
噴火？
雲仙岳だっけ

>>111
噴火じゃないよ。
画面右上をみてみ。これは災害だけど、ある程度は特定できるよ

>>108
慰安の森のやつ？

123便はあの状況で航空機を飛ばした機長はものすごい腕だったようでシミュレーターで同じ時間飛ばせる奴はいないそうだ

>>108
雫石かな？

>>117
小学校の校庭に遺体がボトボト落っこってきたってやつ？

>>121
そうそう。

ちなみにTBSで当時放送していた『帰ってきたウルトラマン』がこの事故の影響で特番に変わった。
翌週放送されたが、番組冒頭で主人公が謝っている。
ニコニコに動画あるので、見れる方はどうぞ

>>118
赤飯は栄養もあるしいい食料なのにめでたい時に食べるもんだって・・・・
いやお前生きるのが先だろと

>>118
赤飯は腹持ちよくて定番の自衛隊糧食（缶飯）だったんだけど、
縁起物の意味合いがあるからやめちゃったんだよね･･････

>>118
雫石では赤飯だせねぇって鳥飯だしたら旧軍経験者のベテランしか食えなかったらしいな

雫石は死んでない気絶してない乗客が降ってくるという凄惨さ
周りの町民も遺体回収に参加させられたらしい

>>130
万札が大量に見つけたんだにゃ！

>>131
おおっ、正解。

1980年(昭和55年）にあったいわゆる1億円拾得事件で、インタビューを受ける、金物工具を取り扱う会社にトラック運転手として勤務するサラリーマンの大貫久雄さん。
（ちなみに大貫さんの仕事や見つけた状況には資料によって違いがある。例えば職業は「トラック運転手」や「金物屋勤務」、「金物工具会社勤務」というものがある。
ここでは色々と考えた結果、大貫さんを「金物工具を取り扱う会社にトラック運転手として勤務するサラリーマン」として書いた。間違っていたらごめん）

大貫さんは4月25日、東京都銀座で道路脇に風呂敷包みを見つけた（これも「トラックを運転していたら」とか「歩いている時に」と資料によって違いがある）
これを警察に届けたら、なんと中身は現金1億円だった！
一般市民の大貫さんは一躍時の人となり、報道陣が詰め掛けた。だが嫌がらせや脅迫も相次ぎ、会社にまでその手は及び、大貫さんは会社をやめざるを得なくなった。
当時の遺失物法で6ヶ月間の届出期間（今は法が変わって3ヶ月間だが）、つまり11月9日までに持ち主が現れなかった場合、この1億円は大貫さんのものだ。
でも大貫さんは気が気ではない。いやがらせや脅迫を受け、しかも誰も名乗り出てこない不気味さが大貫さんを不安にさせた。
11月、大貫さんは警備員を雇い、グラサンで変装して手製の防弾チョッキを着込む生活をする中、ついに持ち主は現れなかった。
同月11日、大貫さんは日課の早朝ジョギングへいく振りをして、突然タクシーに乗り、警視庁へ向かい、1億円の小切手を手にした。

大貫さんは1億円のうち、3400万円の税金を納め、マンションを3700万で購入。あとは貯金した。事件の翌年にはトラック運転手の経験を生かし、運送会社に就職。
バラエティ番組に出たり、1989年（平成元年)には川崎市の竹やぶから1億円が出た時にも、コメントを求められてテレビに出ていたこともある。
だが基本は、ものを大切にして、地道ながらも豊かな生活を心がけた。60歳で定年を迎えても、生活リズムが崩れるからと言って会社には勤め続けた。
2000年（平成12年）12月、大貫さんは心筋梗塞で亡くなった。62歳。
大貫さんは「1億円が自分の幸せにつながるかどうかは、僕の人生が終わった時にはじめてわかる」と言っている。

ちなみに大貫さんはこの事件の翌年に孫が生まれている。大貫さんはこの孫が成人を迎える半年前に亡くなったが、
この孫というのが吉本興業に所属するお笑いコンビ、タカダ・コーポレーションの大貫幹枝だというんだが…･･･お笑いに疎い俺には悪いが顔が思い浮かばない。

>>133
大貫さんは何かとテレビで見かけていたから覚えていたんがにゃ！
でも平成12年に亡くなっていたとは知らなかったにゃ！
情報ありがとにゃあ！

>>134
よく「宝くじにあたって豪遊したら、かえって人生不幸になって、一転貧乏生活に」みたいな人聞くけど
まあ、そういう欲というか、そういうのには勝ったんだろうな。

まあお金の欲におぼれてそんな感じになったのは、別に人だけじゃないけど。この国とかまあ借金まみれだし

>>136
日本の借金なんてあってないようなもんだけどな

>>138
田中耕一さんか。

>>140
正解！

これは2002年(平成14年)10月9日、その年のノーベル賞受賞者が発表された夜に、勤務先の京都府にある島津製作所にて記者会見の場に立つノーベル化学賞受賞者の田中耕一さん。
今まで大学の教授や作家が受賞してきたノーベル賞を、一介のサラリーマンが受賞したことに日本中は沸いた。

1959年に富山県で生まれた田中さんは兄二人と姉が上にいる中で少年時代を迎える。
1978年に東北大学工学部に入学するが、その時、実は自分が養子であったことがわかる。今まで育ててくれた父親は、実は叔父で、田中さんの出生まもなくして母親が亡くなり、叔父一家に引き取られたのだ。
そのショックで教養単位を落とし、大学一年にして留年してしまう。だが彼はその後、電磁波やアンテナ工学を専攻。卒業時には上位の成績で卒業する。
卒業後、1983年には株式会社島津製作所に入社し、化学分野の研究を進めていた。
彼はレーザーを使って医療や生命科学の分野の機材を研究開発する仕事につく中で、結婚をし、家庭も持った。
出勤途中に嵐山線の電車の運転席を眺めることが楽しみな鉄道好きで、謙虚そうな、温厚な感じの男性だった彼に、2002年10月9日夜、英語で電話がかかってきた。
「ノーベル」とかいってるけど、似たような賞をとったのかな？　それともどっきりかな？　と思っていたら、本社の電話がいっせいに鳴った。
ノーベル賞受賞者の名前の中に、宇宙のニュートリノ観測に貢献した東京大学小柴昌俊教授の名前と共に、もう一人日本人の名前があったのだ。
「コウイチ・タナカ、シマヅ」　誰？　というわけでノーマークだったマスコミ各社は田中さんに関する経歴から写真まできいてきた。
2時間後、島津製作所で緊急の記者会見が開かれた時、報道陣も田中さんも驚いた。
田中さんは田中さんで、まさか本当にノーベル賞をとるなんて思ってなかったし、記者たちもこんな七三分けの、作業服を着たどこにでもいそうなリーマンのおっさんがノーベル賞受賞者だとは思わなかった。

混乱したままの田中さんは記者会見で「こうしたものは何かの兆しがあると聞いていたので…準備していたら背広を着てくるのですが、いつもの作業服になってしまって申し訳ありません」とはじめに釈明した。
田中さんの記者会見は、田中さんへの質疑応答に終始したが、受賞の感想を聞かれると戸惑いながらも軽快に返し、研究内容についてきかれると熱心に答えた。
途中で携帯電話がなり、思わず出る田中さん。少し話すと「妻からでした」と照れ笑いをした。

嵐山線で家には帰らず、ホテルでタクシーに向かった彼はそこで一泊した。田中さんは翌朝、自分の顔が新聞の一面に載ったことでやっとノーベル賞受賞の実感がわいたという。
マスコミもこれを大々的に報じたが、温厚そうな人柄を褒め称える報道と記者に毎日追いかけられて悩んでいたという。

今も島津製作所に勤務し、研究を続けている。「血液一滴で病気を早期発見する技術を作るのが今の私の夢」だそうだ。
ちなみに昔から白髪で、普段から染めており、会見時も床屋で染めたばかりだった。

>>144
田中さんだったのかにゃ＞＜
失礼ながらも見た目より老けてない？？

>>146
そうかな？
今のほうが白髪染めてないからもっとふけて見えるよ

>>145
じゃあこれはわかるかな？
何の事件の現場検証の写真だろう？

>>147
三億円事件か？

>>147
三億

>>150
これはわかりやすい事件だよにゃ
田中さんより有名すぎるもん！

>>150
これもまた陰謀論が

>>153
警察自身が、安保闘争に勝利するため、学生寮の多かった府中周辺でわざと事件を起こし、
ローラー作戦を敷いた

ってのが、『時空警察』の筋書きだった。袴田吉彦演じるゲップのにいちゃんのキャラとラストがすき。

>>154
憶測だけど
陰謀論で語るなら面白いだろうが実際には事件として捜査して時効を向えているからそれはないかもにゃ！

>>155
阪神淡路大震災

>>162
L字と津波情報消さないと

>>163
まあでもこれが最大のヒントだし（開き直り）

>>162
また造りゃあ良いとかだっけ

>>168
そうそうそんな感じで

>>164
違うよ

>>165
ヒントは「また○○しましょう！」

>>167
うれしいこといってくれるじゃないの

>>169
正解
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震において、フジテレビの記者とカメラの前で話す只野昭雄さん、いわゆる「また再建しましょう」のおじいさんである。

3日ぶりに救助された只野さんは自衛官に救助されながら、ゆっくりと倒壊しそうな家の階段を、しかししっかりとした足取りで降りてくる。
カメラの前にきた只野さんは記者が「大丈夫ですか？」と答えると、明るさすら感じる表情で「大丈夫です！」としっかりと答えた。
記者がよかったですね、と答えると、よかったと答え、続いて記者がどんなお気持ちですか？　と質問すると、表情変わらず、
「あの、チリ津波（1960年に起きた南米チリの世界最大の地震による津波の被害。日本含む太平洋沿岸が大きな被害を受けた）ん時も体験してっから大丈夫です」と言い、
そして最後にはっきりと、先ほどよりも大きめの明るい声で言った。
「また再建しましょう！」

この様子はYOUTUBEなどでも広まり、被災した日本にささやかな、しかししっかりとした希望の光を照らしてくれた。

只野さんは1977年に岩手県大船渡市で旅館を奥さんと共にはじめた。
しかし2011年3月、被災した。只野さんは「再建」を合言葉に頑張っていた。だが、娘によると、それはボロボロになった旅館を前にして力をなくした奥さんを励ますためだったという。

2012年6月、旅館は再建した。旅館をしかし、その3ヶ月に肺炎で亡くなっている。享年83歳

いろんなことがあると思うけど、俺はこのじいさんの力強さを見習いたいと思う。口では簡単に言えるが、なかなか難しいけどな。
みんなも頑張ろうと説教くさいことをいって、私は寝ます。
ぐだぐだで悪かった。でも俺は楽しかったぜ。おやすみ