米マイクロソフトは18日(米国時間)、同社のクラウドストレージサービス「One Drive」を利用するためのiOS版アプリを更新し、iWatchなどに対応した。
最新版のバージョン5.3では、主にApple Watch対応が中心となっている他、ユーザーからのフィードバックを反映したPDF周りの強化が行われている。
- Apple Watchにおいて、最新の写真の参照および不要な写真の削除
- Apple Watchにおいてタグによる写真の検索
- Apple Watchにおいて、アルバムの参照
- iPhoneまたはiPadから直接PDFを印刷
- PDF内のテキスト検索
- スワイプによるページ移動
上記が公式で明らかになっているアップデート内容。今月24日に発売予定のApple Watchに先駆けてOneDriveアプリが先行対応した形となる。
クラウドストレージサービスをめぐっては、シリコンバレー企業が熱い戦いを繰り広げており、つい先日には米Amazonが「Amazon Cloud Drive」の容量無制限化を発表したばかり。写真やビデオであれば約12ドル/年額、ファイル形式フリーであれば約60ドル/年額で利用できるという破格のサービスだ。
なお、無制限の先陣を切ったのはマイクロソフトのOne Driveで、Office 365(含む、Business)を利用しているユーザーであれば無制限でストレージを利用することができる。対抗馬になるはずであったアップルのiCloudは容量・価格共にライバル他社から2歩以上遅れている状況であるが、6月に開催が決まったWWDC 2015においてサプライズ発表はあるのであろうか。
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