KDDI がSIMロック解除の開始について発表しました。4月23日発売の Galaxy S6 edge SCV31を含む5月以降のスマートフォンやタブレットは「原則」SIMロック解除機能に対応し、Webサイトでは手数料無料、店頭では3000円で解除に応じます。ただし、端末を購入した日から180日が経過しないと申し込み可能になりません。
たとえば au から Galaxy S6 edge を発売日の4月23日に購入した場合、SIMロック解除の手続きができるのは10月20日以降になります。
手続きは、auとの回線契約が生きている場合はWebで完結し手数料も無料。回線契約がない(KDDIのSIMロック端末のみを持っている)場合は auショップに持ち込む必要があり、手数料3000円(税別)が必要です。
(Webで手続きを受け付けるのは、本人の回線で購入履歴のある端末のみ。SIMロックのかかったau端末だけを手に入れてロック解除したいけれど手数料が惜しい場合なども、au回線を持っている知り合いに頼んでかわりに手続きしてもらうことはできません。)
解除が受付けられたあとは、他社のSIMカードを挿入してWiFiでインターネットに接続し、設定ファイルの更新と再起動でSIMロックが解除されます。
SIMロックがなければ、いわゆる格安SIMを含む他社のSIMカードを挿入して使えるようになりますが、端末とネットワークの組み合わせによっては使えない場合、機能が制限される場合があります。auでは自社ネットワーク以外での動作を一切保証しないとしたうえで、
対応端末と実装周波数帯の一覧を公開し、どこのネットワークならばつながるかを案内しています。今のところ一覧にあるのは Galaxy S6 edge SCV31のみ。
追記: 以前から一部端末についてSIMロック解除を受け付けていたドコモも、5月1日以降に発売する機種は購入から
6か月の解除制限期間を設けることを明らかにしました。解除手続きの料金は、店頭では従来と同じ3000円。新たに可能になったWebでは無料、電話受付では3000円。