ラ・トゥールの「青年」と山本芳翠の「乙女」が出会う。夜の画家たちの展覧会が開催中

ラ・トゥールの「青年」と山本芳翠の「乙女」が出会う。夜の画家たちの展覧会が開催中
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山梨県立美術館で「夜の画家たち- 蝋燭(ろうそく)の光とテネブリスム-」という展覧会が2015/4/18(土)〜6/14(日)の期間で開催されています。

「夜の画家たち- 蝋燭(ろうそく)の光とテネブリスム-」は暗闇の中で灯る蝋燭や月の光などをモチーフにした作品を集めた展覧会で、狩野一信、高橋由一、高島野十郎、黒田清輝、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール、レンブラント・ファン・レインなどが展示されます。かなり有名な画家たちではありますがかなりマニアックな作品から有名作まで出品されるナイスキューレションと言える展覧会です。

この展覧会の注目作はジョルジュ・ド・ラ・トゥール作の「煙草を吸う男」(1646年)と山本芳翠の「灯を持つ乙女」(1892)の2つの作品といえるのではないでしょうか。西洋絵画を見習ったと日本人画家の絵画の明暗の法と本場の作品を見比べることで新しい発見があるかもしれません。

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左:ジョルジュ・ド・ラ・トゥール「煙草を吸う男」1646年東京富士美術館©東京富士美術館イメージアーカイブ/Dnpartcom
右:山本芳翠「灯を持つ乙女」1892(明治25)年頃 岐阜県美術館寄託

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小林清親「大川岸一之橋遠景」
[展示:5/19~6/14]

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狩野一信「五百羅漢図」第二十五幅江戸時代東京国立博物館
[展示:5/8~5/17]

展覧会名:夜の画家たち- 蝋燭(ろうそく)の光とテネブリスム-
期間:2015/4/18(土)〜6/14(日)
休館日:4月20、27日、5月7、11、18、25日、6月1、8日
時間:9:00~17:00
場所:山梨県立美術館
住所:山梨県甲府市貢川1-4-27
入場料:一般1,000円、大学生500円

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