クラゲ10億匹が海岸に漂着していると話題になっています。
画像:【漂着した大量のクラゲ】
http://photos.oregonlive.com/4450/gallery/blue_valella_wash_by_thousands/index.html
1ヶ月以上前から、アメリカ・オレゴン州、ワシントン州、カリフォルニア州など西海岸の砂浜に大量の
クラゲ「カツオノカンムリ」が漂着。
https://scontent.cdninstagram.com/hphotos-xpa1/t51.2885-15/s306x306/e15/928807_1380110798954905_1800131585_n.jpg
http://news.nationalgeographic.com/2015/04/150420-velella-jellyfish-pictures-california-beach-ocean-animals-science/
「紫の水夫」「風まかせの船乗り」と呼ばれるこのクラゲは、まるで船のように透明で三角形の固い”帆”
を体に持ち、海の表面をユラユラと身を任せながら、プランクトンを食べて生きています。
画像:【帆を持つクラゲ「カツオノカンムリ」】
http://imgur.com/gallery/qSeBxGw
しかし、自在には体を動かせず、風向き次第で運悪く漂流してしまうため、モントレー・ペニンシュラ
大学の海洋生物学者ケビン・ラスコフ氏によると、3~6年の周期で陸地に打ち上げられてしまう現象
がみられるとのこと。
今回の漂着ではおよそ10億匹が死亡したと推定されています。
なお、刺胞と呼ばれる小さな毒性の触手(トゲ)を持っており、人間が手などで触れると危険だそう。
触った後はきれいな水で洗い流し、刺さった触手を取り去る必要があるとのことです。
すごい風景ですが、なんとも不思議な現象ですね。