東京豊島区にある「池袋本町電車の見える公園」高い放射線量が検出

された事件で、地中から原因とみられるものが掘り出されました。

画像:【池袋本町電車の見える公園】
池袋本町電車の見える公園
http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015042301001784.html

23日の夜、国の汚染基準(毎時0.23マイクロシーベルト)を大きく上回る毎時480マイクロシーベ

ルトの放射線量が、同公園の遊具から検出された事件

24日の午後、専門業者が高い放射線量を検出した付近の土壌を試験的に約10センチ、スコップで

掘り起こしたところ、小さなカケラのようなものが見つかり、その後、円盤状の土の塊を搬出したとの

こと。

画像:【見つかった円盤状の土の塊】
見つかった円盤状の土の塊
NNN

豊島区は

ラジウム(※)ではないか」

との見方を示しましたが、引き続き、公園内の土壌を検査するとしています。

「池袋本町電車の見える公園」はおととし3月に作られたもので、これまで放射線量の検査は行われ

ていませんでした。

ラジウム…放射線を放出する金属性の元素。
1898年にウラン鉱石から発見された。
昔は医療用に使われていた時期もありますが、扱いづらく高価なため、別の放射性物質コバルト60に
取って代わられました。
また水がラジウム鉱石の近くを通って湧いたのが「ラジウム温泉」と呼ばれており、健康に良いと主張する者と害があると主張する者で意見の対立があります。

なぜこんな場所に・・!?