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Android 5.1ベースのCyanogenMod 12.1提供開始。OnePlus Oneなどから順次対応 - Engadget Japanese


Androidスマートフォン向けのカスタムROMを提供する CyanogenModが、Android 5.1 Lolipop ベースの最新バージョン CyanogenMod 12.1 nightly build をリリースしました。

CyanogenMod 11からの主な変更は、root権限を利用するためのアプリ『SuperUser』を廃止し、OSに統合された『プライバシーガード』というセキュリティ設定で、アプリ毎の権限設定を可能にした点。

当初の対応機種はOnePlus One、HTC One、Motorola Razrなど。nightly buildは開発者のテスト用リリースのため、メインで利用している端末へのインストールは推奨されていません。


CyanogenModは、2009年からXDAと呼ばれるAndroid開発者が集うコミュニティサイト内で、HTC G1向けにカスタムROMを提供し始め、対応する機種等を少しずつ増やし、AndroidカスタムROMの世界でメジャーな存在へと成長していきました。

2013年からはボランティアを中心とした開発チームからCyanogenという会社を設立します。
会社としてのCyanogenの当初の目的は、Windows、Mac、Linuxといった環境からCyanogenModをAndroid端末へインストールするためのインストーラを作ることでした。

その後、特定のAndroidハードウェアベンダーと組んで、CyanogenMod 11S(現在は、Cyanogen OS 11)という特定の端末専用のオリジナルROMを提供するようになっています。

Cyanogen OSがサポートするのは、OPPO N1、OnePlus One、YU Yureka、ALCATEL ONETOUCH Hero 2+の4機種。うち OnePlus One、YU Yurekaについては、既にAndroid 5.0 Lolipop をベースとした安定版のCyanogen OS 12の提供が始まっています。

なお、Cyanogen OS 12とCyanogenMod 12を比較すると、CyanogenModが元になっているので大部分は同じものですが、一部のアプリ(CMカメラ、MaxxAudioなど)がCyanogen OSの方にだけインストールされており、デフォルトで用意されているテーマの数、テーマをカスタマイズする機能などにも差異があります。

また、Android 4.4 KitKat をベースにした前バージョンのCyanogen OS 11では、対象機種のstableがリリースされているのに対して、CyanogenMod 11は、ほぼ毎日リリースされていたnightlyの他に、1、2か月おきにリリースされるsnapshotの2種類のビルドがリリースされるのみで、stableのリリースはありませんでした。
CyanogenModのstableリリースはCyanogenMod 10系で止まっており、最新のCyanogenMod 12系に至っては、今のところnightlyのみの提供となっています。

安定版のリリースが事実上なくなりつつあるCyanogenModを自分のお気に入りの機種にインストールして使い続けるユーザに向けて、CyanogenModの今後の取り組みに注目です。
Android 5.1ベースのCyanogenMod 12.1提供開始。OnePlus Oneなどから順次対応

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