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【名無しの鬼女】 さんありがとうございます！
[投稿日時] 2015年04月25日 18:55
■体験談
選挙カーが五月蠅くて思い出した20うん年前の話。会社も事務所も潰れているし時効だよね。
当時デザイン事務所に勤めてたのだが、取引先の社長が市議会議員に立候補するというので、くそ忙しい中手伝いをさせられた。
デザイナーの私はポスターを担当させられたのだが、社長が絵に描いたような悪代官顔で全く創作意欲湧かず。「とにかく顔写真は好印象に修正しろ」と言われてもそんなことしたら全くの別人になってしまう。
もう自棄で写真で遊びまくった。
「皺とという皺を取っ払い、髪も増毛し徹底的に美化しまくったもの」「猫ひげと耳を入れた近所のどら猫風仕上げ」「皺と髪を若干修正、しかし耳毛と鼻毛は消さずにちょっと増量」「少女マンガ風お目目キラキラバージョン」「皺は少々修正、でも瞳をよく見ると×××マーク」…etc. 勿論真面目に修正したのも作成してた。
所長が写真を悪代官社長に見せるというので冗談で皆渡した（どうせ所長が事前にチェックすると思ってた）のだが、所長は碌に中身を見ずに社長に渡してしまった。人の顔で遊ぶなと後で散々怒られたけど、時間も無いと言う事で（ちなみに向こうの社員さん達は「少女マンガ風」を絶賛）その中の一枚を選んでポスター作製となった。選んだやつは「皺・髪修正耳鼻毛増毛」自然な髪増毛がお気に召したみたいだが、鼻毛耳毛には気づいてなかったようだ。本人が選んだから問題ないよね～と黙ってポスター作製、印刷。
結果当然落選。どん尻だったらしい。まあ、人が徹夜して描いた表紙原画を電車の網棚に置き忘れ、詫びの言葉も無く「また描いてよ！ガハハハ」と簡単に言ってのける不誠実な御仁が市議会議員になったら市民の方々が困ることになるしね。当サイトで皆様の体験談、相談、愚痴、吐き出し。何でもお待ちしております
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