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Apple Watchファーストインプレッション:iPhoneのバッテリー消費を抑制できる? - Engadget Japanese
Apple Watch
ついに販売が始まったApple Watch。オンラインのApple Storeで注文した人の中には手元に届くのが来月以降という場合もあるようですが、一部店頭では購入できるモデルも残っているようです。筆者の元にも予約時に注文したApple Watchが発売日に届きましたのでファーストインプレッションを紹介します。


モデルごとに異なるパッケージ

Apple Watch

今回届いたモデルは「Apple Watch 38mmステンレススチールケースとブラッククラシックバックル」
パッケージはマット仕上げの正方形のボックスにエンボスでロゴが押されています。

Apple Watch

Sportモデルは細長いパッケージです。Editionはまだ出荷が始まっていないのでパッケージの外装は不明ですがボックスは正方形です。

Apple Watch

収納ボックスは正方形のプラスチック製で、質感などはAirMacなどの筐体と同じ印象です。内側には傷がつきにくいよう布を貼っています。

Apple Watch

試着の際に見たEditionのボックスはほぼ同じ形状で表は革張り、内側はバックスキン調と豪華です。ボックスに充電機能を組み込んでいるなど、至れり尽くせりの仕上がりとなっています。

Apple Watch

iPhoneとのペアリングはナビゲーションに従って

Apple Watch

電源を入れるとSTEP by STEPでガイド通りに設定するようナビゲート。iPhoneとの同期のタイミングで同期するためのマーカーを表示し、それをiPhoneのApple Watch APPで認識させると同期が完了します。

Apple Watch

最低限の設定はApple Watchで設定できますが、アプリのインストールなど詳細な設定の多くはiPhone状のApple Watch APPにて行います。

Apple Watch

iPhoneにインストールしたアプリと連携、同期

Apple WatchのアプリはペアリングしているiPhoneにインストールしたアプリに依存します。Apple Watchに対応しているアプリのうち、Apple WatchにインストールしたいアプリをiPhone上のApple Watch APPで選んでインストールするという方法になります。動作もアプリに依存しますが、iPhoneアプリで設定したり動作させたりしている機能の一部をApple Watchを介して利用するというイメージです。

Apple Watch

試しにiPhoneに標準搭載のマップアプリを使ってみましょう。例えばナビを利用した場合では、表示モードがいくつかあります。例えば現在走行している付近の地図を表示するモードや、次のランドマーク(分岐ポイントなど)を表示するモードが利用できます。右左折のポイントなどが近づくと、振動で知らせてくれたり、左右どちらに曲がるのか分かるアイコンを表示したりします。

Apple Watch

標準のカメラアプリでは、iPhoneのカメラをApple Watchから操作してシャッターを切る、アングルを確認してセルフタイマーを作動させるなどが行えます。このほかEvernoteでは新規ノートを作成すると音声メモを自動生成します。

スクリーンショットは電源ボタン+デジタルクラウン同時押し



iPhoneなどと同様、スクリーンショットも簡単に撮れます。Apple Watch 本体側面の電源ボタン+デジタルクラウンを同時に押すと現在表示している画面のスクリーンショットが撮れます。




写真はiPhoneのフォトライブラリに格納しますので、撮影したスクリーンショットを画面に表示させておくといったこともできます。

Apple WatchでiPhoneのバッテリー消費も抑制できる?

Retina Displayの視認性も良好で時計表示状態では有機ELディスプレイであることをつい忘れてしまいます。時計としての機能はどうなのかという心配があったのですが、装着感もまずまずで時計としても満足できる物でした。

Apple Watch

2日ほど、今まで使っていた腕時計(Apple Watchと同じくらいの8万〜10万円という価格帯のダイバーズウォッチ、ミリタリーウォッチと普段使いのG-SHOCK)の代わりに着用した感想は、時計としても良くできていると言うものです。Apple初のスマートウォッチということもあり、時計自体の機能や着用感などの面ではそれほど期待していませんでした。しかし着用して思ったのは時計として専用に設計した製品に引けを取らない付け心地の良さを感じました。

例えば高級腕時計の中にはシェルの形状によって、手首を返した時にエッジが当たって痛い場合がありますが、そういう手首を動かした際の当たりがありません。もう1つは一般の腕時計はベルトを巻いた場合に指一本入るくらいのゆとりを奨励しているのと比較して、Apple Watchは心拍を計るためもあってフィットするタイトさを奨励しています。そのため着用感がいいのかもしれません。また手首にかかる重さも適度な重量バランスだと思います。

心配していたバッテリーの持ちですが、フル充電をした状態で朝6時に着用、省エネモードで18時間経過した24時過ぎに確認したところ、バッテリー残量は42%となっておりました。省エネモードでの運用でもやはり日をまたいでの利用は難しそうですが、メッセージのノーティスや時刻、アクティビティの確認、ナビゲーションなど積極的に使用していたのでこの結果には満足しています。

副次的な効果として、返事が不要なメッセージなどはApple Watchで確認できたので、iPhoneをチェックする回数も減り、結果としてiPhoneのバッテリー消費も心なしか抑えられたように思えました。

予約開始時の雰囲気に半ば流されるように予約をしてしまったApple Watchでしたが、現時点ではまずまず満足した買い物だったと思います。
Apple Watchファーストインプレッション:iPhoneのバッテリー消費を抑制できる?

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