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Astell&Kern、ハイレゾ入門プレーヤ AK Jr 発表。DSD 2.8MHz 対応、USB-DAC機能搭載 - Engadget Japanese
iriver の高級ブランド Astell&Kern が、薄型筐体のハイレゾ対応ポータブル音楽プレーヤー AK Jr を発表しました。エントリーモデルの位置づけながら、PCM 192kHz/32bit および DSD 2.8MHz の再生に対応。さらに USB-DAC 機能も備えます。

Astell & Kern AK Jr

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8 枚


 

Astell&Kern といえば音質に定評のあるポータブルハイレゾプレーヤー AK シリーズに加え、据え置きの高級ネットワークプレーヤー AK500N、さらに beyerdynamic や JH Audio といったメーカーとコラボしたヘッドホン/イヤホン製品も発売するオーディオ機器ブランド。

シリーズ全体を通じて「高音質」なのは誰もが認めるところですが、その製品価格もまた音質同様に突き抜けており、新製品が出るたびに一般的な金銭感覚では手が出にくくなっていく印象がありました。

AK Jr のキャッチフレーズは「Astell&Kern のサウンドをもっと身近に」。説明文にも「より身近に、よりスマートに楽しんでいただける」とあり、今回は価格面での期待も膨らみます。

筐体デザインは最近の AK シリーズのイメージを損なうことなく、よりシンプルになりました。AK240 のような紛らわしさもありません。特徴的なのはその薄さで、iPhone 6 Plus (7.1mm)よりはやや厚いものの、ウォークマン A10シリーズ(約8.7mm)とはほぼ同等です。筐体サイズは横52 x 縦117 x 厚さ8.9mm。重さは約98g。
3.1型 480×800 ドットのタッチスクリーンを備え、側面〜背面には音量調整用のボリュームを搭載、再生/停止、曲選択用の物理ボタンを配置します。また入出力はヘッドホン接続用の3.5mmステレオミニ端子とマイクロUSB 端子を上下側面に備えます。

DAC には Wolfson WM8740 をシングルで搭載。PCM 系音源は最大192kHz/32bit、DSD は 2.8MHz(DSD 64)の再生に対応。ただし32bit の PCM は 24bit にダウンコンバート、DSD は PCM88.2kHz/24bitに変換して再生します。

USB-DAC 機能を搭載しており、この場合は最大 96kHz/24bit までの再生に対応。Bluetooth は バージョン4.0 に準拠。プロファイルは A2DP および AVRCP に対応。コーデックに関しては仕様表に記載がありません。

再生可能なファイル形式は WAV /FLAC /MP3(CBR) /WMA /OGG /APE /AAC /ALAC /AIFF /DFF /DSF。VBR エンコードされた MP3 に非対応なのは要注意。

ストレージは内蔵64GB、また64GB までの microSDXC カードに対応するため、合計 128GB が使用可能。

肝心の価格と発売日は未定。2ケタ万円があたりまえの AK シリーズがどこまで「より身近」になっているのかはまだわかりません。購入の検討は価格の発表を待ってからでも良さそうです。
Astell&Kern、ハイレゾ入門プレーヤ AK Jr 発表。DSD 2.8MHz 対応、USB-DAC機能搭載

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