ニース「ボム兵?」
バカ騒ぎはアニメ(しかも数年前)見ただけなので所々おかしいところがあるかもしれません
ジャグジー「はあ……はあ……」
白服「クソ、見失った!」
白服「ぶっ殺してやる!」
白服「どこ行きやがったあ!」
ジャグジー「ニース……爆弾は?」
ニース「ごめんなさい……残りはもう全部宿屋に……」
ジャグジー「どうしよう……見つかるのも時間の問題かもしれない……」
ニース(まさか二人で買い物してたら白服に見つかるなんて……)
ジャグジー「……あっ!」
ニース「どうしたの?」
ジャグジー「あそこ……」
ニック「……あの緑の土管?」
ジャグジー「うん……あそこに隠れるのはどうかな?」
ニース「確かに今いる路地裏よりも見つかりにくいかもしれないわね……」
ジャグジー「よし……あそこに隠れよう!」
ニース「ええ!」
ビヨビヨビヨ……
ジャグジー「……あれ? ここは……?」
ニース「私達……土管に入ったはず……」
ジャグジー「待ってよ……さっきまで夜だったのに……なんで昼になってるんだ!?」
ニース「もしかして……土管に入ったら気絶しちゃって……そしたらもう次の日になってたとかかしら……」
ジャグジー「だ、だとして……僕達はなんでこんな草原にいるの!?」
??「おやおや、間違って来たみたいですね」
ニース「!!」
ジャグジー「う、うわあああああああ!?」
ニース「お、落ち着いてジャグジー!」
??「まさかそんなに恐れられるとは……」
ジャグジー(この人……僕達より小さくて……手がなくて……顔が真っ赤だ……)
??「その慌てぶりから見ると……自分達がどうなったか分からないみたいですね」
ニース「……知ってるんですか? 私達がどうなったかを……」
??「はい、あなた達はワープ土管からやって来たんです」
ジャグジー「わ、わーぷ……ええっ!?」
??「自分達のいた世界で緑色の土管に入った覚えはありませんか?」
二人「!!!」
??「心当たりがあるみたいですね……」
??「つまりあなた達が入った土管はほかの世界……つまりここと繋がってる土管だったんです」
ニース「いくらなんでもそんな話……」
ジャグジー「そ、そうなんですか!?」
ニース「ジャグジー……信じるの?」
ジャグジー「うん……だってこの人、嘘をついてる様には見えないよ」
ニース(ジャグジーってすぐになんでも信じちゃうのよね……)
??「そこの人はまだ疑ってるみたいですね……まあ疑うなという方が無理があるかもしれませんけど」
ニース「……ここはアメリカのどこなんですか?」
??「あめりか……? ここはキノコ王国ですよ」
ニース「……」
??「まだ疑ってるみたいでしたら……恐らくあなたの世界にはないものを見せてあげましょう」
ジャグジー「僕達の世界にはないもの……?」
??「こっちです、ついて来てください……ええっと……」
ジャグジー「あっ……ジャグジー・スプロットです」
ニース「ニース・ホーリーストーンです」
??「ジャグジーさんとニースさんですね……因みに私はボム兵族の赤ボムと申します」
ニース「ボム兵?」
赤ボム「あ、ほかのボム兵とは違いますからね。 僕達は爆発はしない主義ですから」
ニース「爆発できるんですか!?」
ジャグジー(ニースの目がキラキラしている……)
赤ボム「はい、自らの意思で爆発もできますし、踏みつけられても爆発します」
ニース「……素敵///」
赤ボム「……?」
ジャグジー「……ニースは爆弾が大好きなんです」
赤ボム「なるほど……」
ニース「そ、そのボム兵族って赤ボムさん以外にもどこかにいるんですか!? 今すぐ会えますか!?」
赤ボム「会えるも何も……あなた達が今いるここにはたくさんいますよ」
ニース「本当ですか!?」
赤ボム「はい、なんせここはボム兵が集まる『ボム兵の戦場』ですから」
ジャグジー「せ、戦場!?」
赤ボム「あ、戦場と言ってももう戦争はしてませんよ、昔のことです」
ジャグジー「よかった……」ホッ
ニース「早く会わせてください! 早く!」
ジャグジー「落ち着いてニース!」
赤ボム「わ、分かりました……けどニースさんはまだ疑ってますしまずはそれを証明しないと……」
ニース「信じますから! 早く会わせてください!」
赤ボム「は、はい……」
赤ボム(スーパーキノコとかファイアフラワーを見せてあげようと思ったけど……まあいいか)
赤ボム「ここが赤ボム達の住む所ですよ」
ジャグジー「凄い……」
ニース「どこもかしこも赤ボムさんばっかり///」
ジャグジー「そういえばどうして赤ボムさん達は爆発しないんですか?」
赤ボム「争いは嫌いですからね……爆発は戦いを生み出しますから」
ニース「そ、そんなことないですよ!」
ジャグジー「ニース……」
ニース「自分自身が爆弾って素晴らしいことじゃないですか! 爆弾に生まれたからには爆発しまくりましょうよ!」
ジャグジー「ニ、ニース! そんなことしたら爆発して死んじゃうよ!」
ニース「!! ご、ごめんなさい……私つい……」
赤ボム「あ、すぐに復活するからその心配はないです」
ジャグジー「そうなんですか!?」
ニース「素敵……私、生まれ変われるとしたらボム兵になりたい///」
ジャグジー(ニース……凄い幸せそうだな)
赤ボム「あ、でも一人だけ爆発好きな赤ボムがいました」
ニース「本当ですか!?」
??「……あら? 見かけない顔ね」
赤ボム「あ、噂をすれば」
ジャグジー「……もしかしてこの人が?」
赤ボム「はい、彼女の名前はピンキーです」
ピンキー「あんた達、どこから来たの?」
赤ボム「ワープ土管で違う世界から来たんだってさ」
ピンキー「へー……」
ニース「……」
ジャグジー「……ニース?」
ニース「……可愛い///」
ピンキー「!?」
ニース「爆発大好きで……可愛い導火線で……私の物にしたいぐらいよ!」ギュッ
ピンキー「く、苦しい……」
ジャグジー「あの……ニース……」
ニース「あ……ごめんなさい、私ったら……」
ピンキー「いきなり抱きついたからびっくりしたわ」
ニース「私……爆弾のことになると周りが見えなくなっちゃって……」
ピンキー「あんた……爆弾好きなの?」
ニース「? ええ……」
ピンキー「あたいも! ……というか爆発することが好きなんだけどね。 なんか刺激が欲しいっていうか……なんかその考えがほかの赤ボムと変わってるって言われるんだけど……ちょっとピンクっぽいからかしら?」
ニース「変わってなんかいないわピンキーちゃん!」
ピンキー「ぴ、ピンキーちゃん?」
ニース「な、馴れ馴れしかったかしら……」
ピンキー「あ、別にいいわよ。 いきなりだからびっくりしただけで……ええっと……」
ニース「……あっ、私はニースっていうの」
ピンキー「ニースね……でもあたいと同じ趣味の人がいるなんて思わなかったわ」
ニース「私も! 実はこの間……」ペラペラ
ピンキー「へー……」ペラペラ
ジャグジー「……なんか僕だけ置いてきぼりにされてるような……」
ジャグジー「……あっ!」
ニース「ジャグジー……どうしたの?」
ジャグジー「すっかり忘れてた……僕達、早く元の世界に帰らないと!」
ニース「そうだわ……ニック達が心配しているかも」
ジャグジー「赤ボムさん……帰る方法って……」
赤ボム「ワープ土管を使えば帰れますよ」
ニース「じゃあ私達が入って来た土管まで引き返せば……」
赤ボム「あ……でもあの土管は一方通行型なんですよ」
ジャグジー「え……じゃあ僕達、帰れないんですか!?」
赤ボム「大丈夫ですよ、ちゃんと元の世界に帰れる土管があります」
ニース「そ、それはどこにあるんですか!?」
赤ボム「……あそこです」
ジャグジー「あそこ……?」
赤ボム「あの山です」
ニース「……かなり遠いわね」
赤ボム「本当は大砲を使えばすぐに行けるんですけど……生憎故障していて」
ジャグジー「た、大砲!?」
赤ボム「はい、これでひとっ飛びです」
ジャグジー(……故障していて良かったかも)
ピンキー「じゃああたいがこの二人を連れていくわ!」
ニース「ピンキーちゃん……」
ジャグジー「……いいの?」
ピンキー「うん、道中には黒ボムもいるだろうしあたいも一緒に行けば襲われることはないわよ」
ニース「ピンキーちゃん……ありがとう!」
ピンキー「いいっていいって! ニースともっとお話したいし!」
赤ボム「気をつけてくださいね」
ジャグジー「はい! ありがとうございました!」
赤ボム「ピンキー、くれぐれも迷惑をかけないようにね」
ピンキー「分かってるわよ! ……行きましょニース」
ニース「ええ!」
ピンキー「この道にそって行けば山に着くわ」
ボム兵「!!」
ジャグジー「あ、あれって……」
ピンキー「黒ボムね……人間を見ると勝手に導火線が点いてこっちに向かって爆発してくるの」
ジャグジー「ええっ!?」
ボム兵「……」ダッ
ジャグジー「こっちに来る!」
ニース「……欲しい」
ジャグジー「危ないよニース!」
ピンキー「あたいに任せて!」ダッ
ボム兵「!!」
ピンキー「ふんっ!」BOMB!
ボム兵「!!」BOMB!
ジャグジー「よ、良かった……」
ニース「……ありがとうピンキーちゃん」
ピンキー「あんた達には近づけないようにするから安心して」
ニース「……」
ジャグジー「……ニース?」
ニース「……欲しいわ」
ジャグジー「まだ言ってるの!?」
ニース「ピンキーちゃん! パラシュートで浮いてるボム兵がいるわ!」
ピンキー「あれはパラボムよ」
ニース「ピンキーちゃん! 火山からボム兵が降って来たわ!」
ピンキー「あれは花火ボム兵ね」
ニース「ピンキーちゃん! あのボム兵、時計みたいよ!」
ピンキー「ウルヘイね」
ニース「ピンキーちゃん! ボム兵が檻に閉じ込められているわ!」
ピンキー「ジェイルンよ」
ニース「ピンキーちゃん! あのボム兵、尻尾が生えているわ!」
ピンキー「しっぽボム兵よ」
ニース「ああ……この子達、持ち帰りたいわぁ……///」
ジャグジー(ニース、イキイキしてるなぁ……)
ワンワン「ワンワン!」
ニース「大きなボム兵……」
ピンキー「それはワンワン、犬よ」
ジャグジー「犬なの!?」
ブルース「ああ……暇ボム」
ブルース「ピンキーと離れ離れになってからかなりの月日が経ったボム……」
ブルース「ピンキー……今頃どうしてるボム……?」
ガヤガヤ……
ブルース「……ん?」
ピンキー「え
コメント一覧
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- 2015年04月28日 23:15
- てってーてーてて、てーれれーてってーて
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- 2015年04月28日 23:26
- ひどいボムひどいボムひどいボムひどいボムひどいボムひどいボムひどいボムひどいボムひどいボムひどいボム
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