その真相を、今日発売の週刊文春が報じています。
能年さんの所属するレプロエンタテインメントの酷すぎる扱いに心が折れた能年さんが
「事務所を辞めたい」
と申し出たところ、それが独立・洗脳騒動として報じられてしまったようなのです。
その、酷すぎる事務所の扱いとは…。→ Geinou Ranking
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能年さんが洗脳されて事務所から独立しようとしている、という噂は、3日ほど前東スポによって報じられました。
→ 能年玲奈に洗脳騒動!無断で個人事務所設立、背後に「育ての親」を自任する女性の存在
それによると、能年さんは今年1月、事務所に無断で個人事務所「三毛andカリントウ」を設立。
その影にいるのが、「魅力開発トレーナー」の肩書で活動し、能年さんの演技指導などもしていたという滝沢充子氏で、能年さんは滝沢氏に洗脳されているのでは、との疑惑が報じられていました。
※この報道の数日前からネットの一部で話題になっていたようです。
能年玲奈を巡って何らかのトラブルが生じている可能性を一部のファンが危惧
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能年さんは滝沢氏のことを「生ゴミ先生」と呼んでいるそうで、その理由が、過去に
「あなたは女優をやらないと生ゴミね」
と叱責されたことにあるということで、先に徹底的にけなして貶める手法が過去に洗脳騒動で有名になったX JapanのToshlさんのケースによく似ている、とも。
→ TOSHI地獄の奴隷生活12年!上納金を支払うために借金を繰り返していた…
ところが、週刊文春によると事実はかなり異なっていたようで…。
そもそも、レプロの能年さんに対する扱いが酷すぎるものだったようなのです。
能年さんが『あまちゃん』のオーディションを受けたとき、事務所の本命は川島海荷さん(21)だったそうで、能年さんは“当て馬”扱い。
事務所のカラーに合わないのんびりタイプの能年さんは常に事務所の怒られ役だったとか。
それは能年さんが『あまちゃん』のヒロインに抜擢されても変わることはなかったそうです。
当時の月給が5万円だったという能年さん。
朝ドラの仕事は拘束時間が長く、お金が足りないからといってアルバイトをする時間はありません。
当時は、仕事が増えれば増えるほど実家から仕送りしてもらわなければ生きていけない生活に陥っていたそうです。
そんな苦しい生活をしながらの撮影でしたが、能年さんは共演者の小泉今日子さんや宮本信子さんらにかわいがってもらっており、撮影は本当に幸せな時間だったのだといいます。
13年2月、『あまちゃん』の放映が始まる2か月前に、能年さんの父が交通事故を起こした時は、謝る能年さんに小泉さんはこう言ったそうです。
(以下引用)
「あんた、筋通したわ。
大丈夫、私たちみんなで守るから」
(以上引用 週刊文春)
小泉さんといえば、芸能界のドン・周防郁雄社長の事務所バーニング所属で、周防社長を怖がらず好き放題にやれる稀有な女優さんです。
そんな小泉さんに気に入られたことは、能年さんにとってかなりの幸運だったと思われます。
能年さん所属のレプロはとにかく能年さんの仕事のフォローを全然しなかったそうで、代わりにサポートしてくれたのはNHKのスタッフだったそうです。
打ち合わせやリハーサルでは、長時間に及ぶ場合以外車を出さないレプロに代わり、NHKがタクシーチケットや車を手配していた、とのこと。
『あまちゃん』の撮影が佳境に入ってくると、睡眠時間も平均3時間しか取れないほど忙しくなった能年さん。
スタジオに着ていく服の洗濯も間に合わず、かといって給料5万円だった能年さんはお金がないのでクリーニングというわけにもいかず、ついにパンクします。
ここで能年さんが泣きついた相手が、洗脳していると報じられた滝沢氏だったのです。
(以下引用)
深夜、滝沢に電話をした能年は泣いていた。
「寮の乾燥機が壊れて、もう明日のパンツがない」
コンビニで買えばいいという滝沢に能年は訴えた。
「財布には200円しかない」
寮に駆けつけた滝沢は、洗濯を引き受けると、能年に明日の撮影に備えて眠るよう、強く言った。
能年の母と話し合った滝沢は、この日以来、身の回りの世話を引き受けるようになった。
(以上引用 週刊文春)
酷すぎる話です…。
睡眠時間3時間で働かされているのに月給が5万円って。
時給に換算したらいったいいくらなんですか。
パンツも買えない生活って……お母さんもさぞ心を痛められただろうと思います。
そんな中、レプロは相変わらず、どころかますます能年さんへの扱いが酷くなっていきます。
(以下引用)
経験の浅いマネージャーが現場に出されることが多かった。
現場マネージャーが次々に替わる上、移動の時にいない、先に帰ってしまう、画面に映り込んでしまうなどトラブルが続出した。
共演者やスタッフに、能年が謝って回ることも少なくなかった。
(以上引用 週刊文春)
こんなマネージャーならいない方がマシです。
どうやらこの時期、レプロ自体がゴタゴタして、経験のある有能な社員が次々退社してしまっていた時期だったようで、そのあおりを能年さんがくらってしまった形だったようです。
でも、稼ぎ頭にくらいきちんとしたマネジャーをつけることはできなかったのでしょうか。
そのくせ、能年さんが『あまちゃん』クランクアップ時にNHKの公式ホームページに寄せたこんな感謝の言葉には激怒したそうです。
(以下引用)
<共演者のみなさま、スタッフのみなさま、プロデューサーの訓覇さん、菓子さん、そして監督のみなさま、宮藤官九郎さん、本当にお世話になりました。
私に演技の基本を教えてくださり、毎晩本読みにも付き合ってくださった滝沢充子先生にもお礼を言いたいです>
(以上引用 週刊文春)
どこに怒ったのかというと、事務所にとって部外者の滝沢氏の名前を出したから。
そんな些細なことには目が行くくせに、どうして所属のタレントの窮状には気付けないのか、不思議ですけどね。
これも一因だったのでしょうか。
『あまちゃん』がクランクアップした能年さんに、事務所はこう言ったそうです。
(以下引用)
「玲奈の態度が悪いから、オファーが来てない。
仕事は入れられないよね。
事務所を辞めたとしても、やっていけないと思うけどね」
驚いた能年はこう聞いた。
「それは、干すっていうことでしょうか」
「仕事は入れられないけど、干すとは言っていないじゃないか」
(以上引用 週刊文春)
能年さんと事務所で、その後何度か話し合いが持たれたそうですが、結局事務所側はこう言ってきたとか。
(以下引用)
「今後は単発の仕事しか入れられない。
長期(連続ドラマなど)は入れられない」
「『あまちゃん』の視聴率は高かったから評価していますよ。
でもお前は態度が悪いし、マネージャーと衝突するからダメだ。
事務所に対する態度を改めろ」
(以上引用 週刊文春)
片方からだけの見方で物事を語ってはいけないことは重々承知してますが…これはヒドイ。
トラブル続出の新人マネージャーを押し付けておいて、その尻拭いもタレント本人にさせておいて、この言いぐさですか。
そして、事務所と能年さんの間に決定的な亀裂が入る事件が起こります。
『進撃の巨人』映画化の際、制作陣の間で女性人気キャラクターのミカサ役に能年さんの名前が挙がり、知人を通じて能年さん本人にもその話は伝わっていたそうですが、レプロは事務所より先に能年さんに接触したことを問題視してそれを断ったとか。
※ミカサ役は水原希子さんに決定しています。
→ 実写版『進撃の巨人』の配役決定 → フランスで「ミカサがブス」「アルミンは染色体レベルで別人」の声
これで心が折れた能年さんが、14年1月に
「事務所を辞めたいです」
と、当時の担当マネージャーにメール。
本社で話し合いが持たれましたが、会社側は能年さんに仕事をさせないと言ったことを否定。
仕事をさせてもらえないことが事務所を辞めたい理由だと主張する能年さんと議論は平行線となりました。
3時間の押し問答の末、帰ろうとした能年さんに本間憲社長は
(以下引用)
「負け犬!お前はそんなんだからダメなんだな。逃げたな!」
(以上引用 週刊文春)
と、罵声を浴びせたとか。
その後、弁護士を通じて話し合いがされたそうですが、14年6月で終了するはずだった契約は16年6月まで延長、能年は育ててもらっているプロダクションの指示に従うという芸能界の常識を理解して行動するべきだとの文書が事務所から届いたそうです。
それが、昨年9月。
で、今年1月に能年さんがレプロに無断で事務所を設立したことが報じられ、独立?洗脳?と騒がれる事態になったわけですね。
『あまちゃん』以降、なかなか仕事が決まらなかった能年さん、事務所の出し惜しみ戦略だとも報じられてきました。
※つい最近もこんな記事が。
→ 能年玲奈、事務所の「売り惜しみ戦略」が完全に裏目…後輩女優の猛追で“一発屋女優”の汚名
同じく『あまちゃん』に出演し、その後ブレイクした有村架純さんと比較する記事も多くありました。
※たとえば。
→ 能年玲奈と有村架純 明暗分けたのは 『あまちゃん』 後の戦略
それが出し惜しみではなく事務所とのトラブルのせいだったとは…なんとも気の毒ですね。
能年さん本人も、週刊文春にこう話しています。
(以下引用)
「能年さんは仕事を断っているのです
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