未来を予言するドラクエの復活の呪文が存在する。
その内容は芸能界の不祥事や、重大事件など多岐にわたる。もはやそれは占いのジャンルになっているといっても過言ではないと思うのだ。そこで今回は今をときめく『妖怪ウォッチ』について占ってみることした。
発見できた復活の呪文は全部で3つ。さっそく解釈していこう。
NO.1
「ジバ猫に 黄ネズミ押され うすい影 泣ける…… 」
飛ぶ鳥を落とす勢いの『妖怪ウォッチ』。同じくゲームから人気を博した『ポケモン』と比較されるのは宿命といえ、最近、完全に『ポケモン』がセンターから押しのけられているようで(店頭からも話題からも)、その影はうすくなる一方だ。
ただし、それだけで『ポケモン』が『妖怪ウォッチ』に敗北したと見るのは気が早い。『ポケモン』は10年以上続いている定番コンテンツであり、海外進出にも成功しているのだ。
さて、この呪文を入力するとレベル19からゲームが始まる。『ポケモン』の存在が上限のレベル30だとしたら、まだまだ先は長いということか。しかし、たてを装備してないところを見ると、守りには入ってないことがわかる。これからもガンガン攻める姿勢のようだ。
NO.2
「妖怪のせいかもしれね どうしても禿げる」
大人にも人気があると言われる『妖怪ウォッチ』であるが、なんでもかんでも「妖怪のせいにしちゃえばいい」という安易な考え方が子どもたちに蔓延するのを危惧する声もある。しかし大人もたまにそう思いたいときがあるのではないか……
ただ、このような考え方は少なくとも2000年くらい前から地球上に存在するようだ。彼らはなんでもかんでも「神様のせいにしちゃえばいい」と考え、良いことがあったら神様に感謝し、悪いことがあったら神様の試練だとして受け入れる。ある意味、非常に割り切った生き方である。
さて、この呪文を入力すると「呪いのベルト」を2つも持っている状態でゲームが始まる。きっと毛が抜けるのは何かの呪いなのだ。「妖精の笛」にいたっては3つも持っているが、これは癒し効果もあるよということなのだろうか……
NO.3
「ゲラゲラホ 妖怪たちが イナホUSA 来たぜ」
先月、新作の舞台がUSAになることが発表された『妖怪ウォッチ』。2人目の主人公としてイナホという女の子が登場する。お供の妖怪は「USA(ウサ)ピョン」という新妖怪である。この新展開はアメリカ進出をにらんでのことだと言われているが、はたしてこの決断が功を奏し、第2の『ポケモン』となれるのか!?
さて、この呪文を入力するとG(お金)をたくさん持っている状態から始まる。投資はバッチリといったところか。しかし持ち物を見ると「キメラの翼」を2つも持っていた。帰る気満々である。ただ「王女の愛」を3つも持っていることから、女の子からの人気は獲得できるという暗示だと解釈できなくもない。
さらに、よろいを装備してないところを見ると、まさに裸一貫からのチャレンジ(たては最強だが)という決意が伝わってくるような気がした。
うちの子も大好きな『妖怪ウォッチ』。これからの新展開に期待である。
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