唯「私もう子供じゃないよ」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:24:40.83
唯「だから頭なでるのやめて」
和「えっ……」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:29:59.36
唯「部活始めてから、私だってしっかりしてきたでしょ」
和「ごめん……嫌だったのね」
唯「い、嫌っていうか……えっと」
犬「キャンキャンキャン!」
和「うわ!(相変わらず警備熱心だな、ここの犬は)」
唯「和ちゃんにほえたな!わんわんわん!」
犬「キャンキャンキャン!」
唯「わんわんわん!」
和「……」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:35:55.32
和「ゆ、唯……もういいから行くよ」
唯「まだ勝ってないよ!」
犬「キャンキャンキャン!」
唯「わんわんわん!」
和「唯の勝ちよ。私が判定したわ」
唯「和ちゃんは身内じゃん!それは犬に不利だよ!」
和(変な所で頑固な……)
犬「キャンキャンキャン!」
唯「わんわんわん!」
和(どちらかが倒れるまでやる気かしら)
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:44:46.86
和「唯、もういいから勝たせてあげなさい」
犬「キャンキャンキャン!」
唯「わんわんわん!」
和「……いい加減にしないとメッよ」
唯「うぅ~……分かったよ」
和「いい子ね」ナデナデ
唯「……」
和(あっ、しまったつい癖で)
犬「キャンキャンキャン!」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:49:58.89
唯「まいっか~、目はつぶらだもんね。行こう和ちゃん」
和「うん……(あれ?平気なのかな?)」
唯「へへっ、腕組んでもい~い?」
和「あら?ちゃんと許可を求めるなんて珍しいわね」
唯「もう大人ですから!」ギュッ
和(でも返事は待たないのね)
唯「えへへっ、和ちゃんポカポカする~」
和「ふふっ、唯もね」
唯「そういえばさあ~」
和「ん?」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 00:57:55.23
唯「私、和ちゃんのコバンザメって言われてたよね~」
和「中学の時ね」
唯「おもしろかったな~」
和「そうかしら」
唯「そうだよ~」
和「そうかも知れないわね」
唯「でも女同士は結婚できないのにね!」
和「そうね」
唯「……」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:05:53.66
和「ゆ、唯?(何で急にむくれてるんだろう?)」
唯「……」
和「ねえどっか寄ってく?たまには奢るわよ」
唯「……いらなーい」
和「どうしたの?遠慮しなくてもいいのよ」
唯「いいもん」
和「何よ唯らしくないわね」
唯「……私らしさって?」
和「え?」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:12:01.31
唯「和ちゃんは何にも分かってないよ、私の事なんて」
和「唯……(頬っぺた押したい)」
唯「部活に入ったのに、全然観にも来てくれないしさ」
和「そりゃ私だってそれなりに忙しいのよ」
唯「前はこうじゃなかったのに」
和「そんな事ないわ。私はいつだって唯を一番に思ってる」
唯「ふえっ?」
和「あっ……もう!変な事言わせないでよ!」カァッ
唯「そう、そうなんだ~」ニコニコ
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:18:13.26
和「うるさいわね。あんまり調子に乗らないでよ」
唯「照れなくてもいいのに~ぃ、このこの~」
和「しょうがない子ね」
唯「私もね、和ちゃんがいないと生きていけないよ!」
和「それだと何かダメな人みたいだけど……」
唯「うん私、和ちゃんがいなきゃダメなんだ!」
和「そこまで言うと清々しいわね」
唯「そうでしょ~」
和「決して褒めてないから」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:25:33.60
唯「じゃ、コンビニ寄ってこ~」
和「コンビニ?」
唯「和ちゃん奢ってくれるんでしょ?」
和「突然機嫌良くなったと思ったら……」
唯「忘れたとは言わせないよ~」
和「ふぅ……ちゃっかりしてるわね」
唯「えへへ~」
和「えい」プニッ
唯「にゃにするにょほ~?」
和(かわいい……)
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:32:07.70
コンビニ
唯「和ちゃ~ん、うすしお買ってー」
和「ポテチか。私はフレンチサラダにしよっと」
唯「え~、ポテチはうすしおが一番じゃん~」
和「でも味物足りなくない?」
唯「分かってないね」
和「む?」
唯「うすしおが一番素材を活かしてるんだよ」
和「ほう。通っぽい意見ね」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:37:54.82
唯「和ちゃんウチ来ない?食べ比べようよ~」
和「えっ、今から?」
唯「実はそっちも好きだし」
和「じゃあもう一つ買ってあげるわよ」
唯「それはルール違反です」
和「ええっ」
唯「生徒会なのにルール破るんですか?」
和「分かったわよ……分からないけど」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:42:31.51
平沢家
唯「うい~、おかえり!」
和「ただいまでしょ唯」
憂「おかえりお姉ちゃん!いらっしゃい和さん!」
和「ごめんなさいね。突然押し掛けちゃって」
憂「とんでもない、和さんはいつでもウェルカムですよ~」
和「ありがとう憂」
唯「私もウェルカムだよ~」
和「唯が引っ張ってきたんでしょ」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:49:54.71
憂「泊まっていかれるんですよね?」
和「ええ。明日休みだし家にも連絡したわ」
唯「今日は一日中、和ちゃんに甘えるよ」グリグリ
和「はいはい」
憂(あんなに和さんの胸に顔を埋める、お姉ちゃんかわいい!)
憂「じゃあ私、すぐご飯作っちゃいますね」
和「あ、私にも何か手伝わせて」
憂「えっ?でも和さんはお客さんだから……」
唯「そうだよ~、私に耳掻きとかして~」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 01:57:23.60
和「唯は宿題やってなさい。後で見てあげるわ」
唯「あうっ……和ちゃんのいぢわる……」
和「今日は何を作るの憂?」
憂「アジのムニエルを……」
和「あっ、安~い!特売やってたんだ!」
憂「分かります?卸値価格って感じですよねこれって!」
和「角のスーパー?あそこはたまに思い切った事するのよね」
憂「そうなんですよ~、油断なりませんよね」
唯「……」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:03:29.40
和「じゃあ私このアジをさばくわ」
憂「助かります」
和「~♪」
憂「わぁ、上手ですねえ!さすが和さん!」
和「これでもお姉さんだからね」
憂「というか和さんって、私達よりずっと大人って感じがします」
和「……それは何だか嬉しくないわね」
憂「あっ、もちろんいい意味でですよ!いい意味で!」
唯「ね、ねえ~……」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:08:57.42
憂「どうしたのお姉ちゃん?」
唯「私もお手伝いするよ~」
和「台所に三人もいたら狭いわよ。大人しく勉強してなさい」
唯「和ちゃんには聞いてないもん!」
憂「わ、私もその方がいいと思うな……」
唯「うい~……」
和「気持ちだけもらっておくわ唯」
唯「わ、分かったよ~」
憂(大人しく言う事を聞く、お姉ちゃんかわいい!)
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:14:45.95
和「思えば憂って、いつも一人で家事やってるのよね」
憂「えっ?はい」
和「大変よね、学校もあるのに」
憂「私、家事好きですから別に」
和「偉いっ!」ナデナデ
憂「のっ、和さん!?」
和「あっ、ごめんなさいつい。唯にも注意されたんだけど」
憂「いえ私は別に……」ドキドキ
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:19:49.60
和「憂みたいな妹がいて、唯は幸せ者よね」
憂「お姉ちゃんみたいな姉がいて、私も幸せですよ」
和「ふふっ、確かに唯といると意味も無く幸せになれるわね」
憂「あの……和さんに褒められたのは嬉しかったです」
和「な、何だか改まって言われると照れるかな……」
憂「そ、そうですね……」
和「あ~、もう!姉妹揃ってかわいいなあ!」ギューッ
憂「……」カァー
唯(うう……和ちゃんったら憂ばっかり……)
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:24:59.40
……
唯「ごちそうさま!今日は特別においしかったよ~!」
憂「和さんが手伝ってくれたおかげだね」
唯「それに和ちゃんが一緒だったからだよ~」
和「その言葉、私も二人にお返しするわ」
唯「えへへ~、和ちゃ~ん」ガバッ
和「じゃあ勉強するわよ」
唯「ええ~!」グリグリ
和「ダメよ甘えたって」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:30:06.55
憂「あ、あの~、私もいいですか?」
和「あら憂が?いいわよ」
憂「わ~い!和さ~ん!」ガバッ
和「ちょ憂!?(勉強じゃなかったの!?)」
唯「あっ!ずるうい~!」グリグリ
憂「だって私だってたまには甘えたいんだもん」グリグリ
唯「だったら私に甘えなよ~」グリグリ
憂「今は和さんがいいの」グリグリ
和「……いい加減にしなさい」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:37:11.45
……
唯「えへへ~、和ちゃんと一緒に寝るの久し振りだね!」
和「そうね嬉しいわ」
唯「あっ、私の方が嬉しいんだから~」ギュウッ
和「はいはい(今日はホントに随分甘えるわね唯)」
憂「あのう……」ガチャ
和「んっ?」
唯「うい~?どうしたの?」グリグリ
憂「私もお姉ちゃん達と一緒に、寝てもいいかな……」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:42:40.22
唯「そっか一人じゃ寂しいよね~、おいで」
和「ふふっ、やっぱり仲がいいわねあなた達」
憂「ありがとうお姉ちゃん」
唯「じゃあ憂には私のベッド貸すね」
和「えっ、唯が私の方に来るの?」
唯「だってベッドで二人じゃ落ちるかも」
和「そうかな?」
唯「そしたら和ちゃん下敷きに」
和「それは困るわ……」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:49:11.33
憂「何だかごめんなさい」
唯「謝る事ないよ~(和ちゃんと一緒の布団♪)」
憂「そうだ、私が和さんと寝るよ」
和「私と?」
唯「なっ、そんなのダメだよ!」
憂「ダメ?」
唯「一人が寂しいなら、憂にはギー太を貸すよ」
憂「それは遠慮するね……」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 02:54:17.51
唯「じゃあ大人しくベッド行きなよ~」
憂「分かったよ……あの和さん」
和「なに?」
憂「和さんの手を握っててもいいですか?」
和「ええ……別に構わないけど」
憂「良かった~!えへへっ!」
唯(憂ったら……和ちゃんは私の友達なのに)
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 03:00:28.62
唯(でもおかげで堂々と、和ちゃんお触りタイムだよ~)
和「……唯、あんまり変な所触ったらメッよ」
唯「え?何?聞こえない」モゾモゾ
和「ゆ、い」ギュウッ
唯「い、いたた……(ちぇっ、和ちゃんのケチンボ!)」
和「大人しく寝なさい」ポンポン
唯「うん(でも和ちゃんに密着してるだけで、凄く安心する)」
和「唯……いい子ね」
唯(……幸せ~)
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 18:53:38.10
それから数日後
和「……」ボー
澪「ちょっと和、聞いてるのか?」
和「あっ、澪ごめんなさい……何?」
澪「もういいよ……最近上の空だけど大丈夫?」
和「そ、そうかしら」
澪「唯とクラス離れたのが、まだショックなのか?」
和「ほんの少しね」
澪「まあ、気持ちは分かるよ」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:00:36.44
和「軽音部での唯はどう?しっかりやってる?」
澪「うん。たまに律とつるんでさぼるけど」
和「しょうがないわねあの子は」
澪「それでさ、和って夢とかってある?」
和「ああ、そういえばそんな話をしていたのね」
澪「言いたくないならいいけど」
和「夢か、あるわよ」
澪「へえ~、何々~?」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:06:15.44
和「唯の花嫁姿を見る事」
澪「……」
和「あれっ?おかしい?」
澪「おかしいだろそれは……親じゃあるまいし……」
和「でも唯が無事に育ってくれたら感無量だわ」
澪「笑う所かそれは」
和「だから軽音部には感謝してるのよ。あの子変わったし」
澪(親は親でも親バカすぎる……)
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:16:05.34
……
憂「和さ~ん!」
和「あら憂、どうしたの?」
憂「クッキー作ったんですけど、貰ってくれますか?」
和「わざわざ私に?」
憂「和さんにはいつもお世話になってますので」
和「ありがとう。高校には慣れた?」
憂「はい何とか。和さんが勉強を教えてくれたおかげです」
和「そういう気遣いというか、相変わらずね憂は」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:21:55.77
憂「でも本当の事ですよ~」
和「そう?じゃあ感謝の気持ちを早速一枚いただくわね」
憂「あっ、ど、どうぞ」
和「ん、おいしいわ。オレンジピール入ってるの好きなんだ私」
憂「はい知ってます」
和「へえ~、私の好みに合わせてくれたんだ。感心ね」
憂「あの、良くやったって頭なでてくれますか?」
和「ええ?」
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:29:05.24
憂「ダ、ダメですか?」
和「お安い御用よ」ナデナデ
憂「ありがとうございます」
和「こう言っちゃなんだけど、結構甘えんぼよね」
憂「のっ、和さんの前だけですよ!」カァッ
和「ふふっ、そういう事にしておくわ」
憂「あー、和さんってたま~にいじわるですよね」
和「憂をかわいがってるのよ、これは」
憂「そういう事にしておきます。えへへっ」
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:35:18.43
放課後
律「うしっ!今日の練習終わりぃ~!」
澪「唯、今日は絶好調だったな」
梓「唯先輩良かったです」
唯「へっへ~!これが実力ですよ!」
律「なあ私も調子良かったろ、澪~?」
澪「あー、そうだな」
律「ちゃんと目を見て言えよ、このう」グググ
澪「や、め、ろ」グググ
紬(澪律も絶好調ね)ニコニコ
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:41:37.05
澪「いい加減にしろ!」ゴッ
律「いってぇ~……容赦ねーなあ澪は」
澪「しつこいんだよお前は!」
唯「あははっ!りっちゃんよわー!」
律「何だと?お前には負けないぞ唯~!」
唯「こわーい!ムギちゃん助けて!」
紬「りっちゃん暴力はダメよ」
律「ほら、ムギも言ってるよ暴力はダメって」
澪「ホントしつこいなお前……」
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:48:11.36
律「だって痛かったんだもんマジで」
澪「ああ……悪かったって」
律「まあいいよ。今日は本屋寄るからさ、澪付き合ってよ」
澪「ふぅん別にいいけど……また漫画か?」
律「漫画のどこがいけないんだよ。なあ唯~?」
唯「そういうの偏見って言うんだよね~」
律「ね~」
澪「わ、悪かったよ……」
梓「澪先輩は悪くないです」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 19:55:26.97
律「何だよ、梓はまた澪の味方か~?」
紬「ホント梓ちゃんは澪ちゃんを慕ってるよね」ニコニコ
梓「いやらしい言い方はやめて欲しいですね」
澪「気をつかわせちゃったかな……」
梓「か、勘違いしないでください。客観的にそう判断したまでです」
澪「いつもの事だから気にしてないぞ。ありがとう梓」ニコッ
梓「澪先輩……」ポー
唯「あずにゃんは優しいんだねえ」スリスリ
梓「横から抱きつかないでください唯先輩」
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 20:31:01.08
……
和「さわ子先生、今お帰りですか?」
さわ子「あら和ちゃんも?一緒に帰る?」
和「よろしいんですか?」
さわ子「そんなかしこまらないでよ」
和「普通だと思いますけど……」
さわ子「私の素をさらけ出せる、数少ない生徒の一人でしょ」
和「クリスマスのあれは、忘れようと思ったんですが」
さわ子「ん~、さすが優等生的な考えね」
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 20:36:11.68
さわ子「でも落第よ。先生に構ってね」
和「そ、そうですか……」
さわ子「しかし和ちゃんはしっかりしてるわよね」
和「ありがとうございます」
さわ子「ホントなめてんのかって位、しっかりしてるわよね」
和「……」
さわ子「強くてニューゲームでも、和ちゃんになれる自信はないわ」ビッ
和(そんなキリっとした顔で親指立てられても……)
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 20:43:31.48
和「でも先生も大変ですよね」
さわ子「何が?」
和「吹奏楽部と軽音部の顧問、掛け持ちしてるでしょう?」
さわ子「ああ……別にそんなでもないわよ」
和「そうなんですか?」
さわ子「軽音部は澪ちゃん達に任せっきりというか」
和「えっ?それで大丈夫なんですか?」
さわ子「澪ちゃんとムギちゃんはしっかりしてるから安心よ」
和「いやそうかも知れませんけど……」
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 20:48:27.96
さわ子「もちろん何もしてない訳じゃないわよ」
和「そ、そりゃそうですよね」
さわ子「例えば顧問として、衣装作りには余念がないわ」
和「それ自分の趣味なんじゃ……」
さわ子「はぁ……でも見せる相手がいないのよね」
和「……」
さわ子「ああ、圧倒的に出会いが足りない」
和「え、えっと、先生は綺麗ですからその……」
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 20:55:07.90
さわ子「どこかに私の面倒、見てくれる男はいないかしらね?」
和「面倒って……」
さわ子「家事もやってくれる憂ちゃんみたいな感じの~」
和「そういうのを男の人に求めるのはどうかと」
さわ子「この際、女の子でもいっか。和ちゃん私の嫁にならない?」
和「お断りします……」
さわ子「ノリ悪いわね~」
和「先生の場合、冗談が本気になりかねません」
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 21:00:13.86
さわ子「まあ確かに、和ちゃんならありっちゃありなのよね」ギュウッ
和「あの……光栄ですけど困ります」カァッ
さわ子「そうね。でもあ~、落ち着くわ~」
和(そりゃ、さわ子先生ならまんざらでもないけど……)
さわ子「和ちゃんって癒し系かも」
和(いい歳した女性に甘えられるって、どうなんだろ)
さわ子「ねえ和ちゃんからも抱きしめてよ」
和「はいはい……」ギュッ
さわ子「あっ、何だろう……お母さん?」
和「勘弁してください」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 21:23:20.81
平沢家
憂「カレー出来たよ~」
唯「ご飯よそいました。憂の分も」
憂「ありがとうお姉ちゃん」
唯「じゃあいただきます……うまい!」
憂「えへへっ、良かったぁ~」
唯「……で、でも、ちょ~っと辛いかも」
憂「あれっ、本当だ……」
唯「うぅっ……鼻が抗議デモ起こしてるよぉ~」
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 21:30:18.15
憂(張り切って本格的なの作ろうとしたのが仇に……)
唯「……」パクパク
憂「ご、ごめんねお姉ちゃん……作り直すから」
唯「大丈夫、癖になってきた」
憂「あんまり無理しない方が……」
唯「これ位の辛さに耐えられない様じゃ、また和ちゃんに子供扱いされるよ」
憂「和さんに……そうだねお姉ちゃん食べよう!」
唯「えへへ~、これで私も大人……ごほっ!ごほごほっ!」
憂「おっ、お姉ちゃん!?水!はい水!」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 21:47:28.80
翌日
律「よう唯!おはようさん!」ポンッ
唯「あ~、りっちゃ~、お~は~……」
律「何だその幽霊みたいな挨拶は」
唯「そうかな……」
律「そうだぞ。朝から不快だ」
紬「どうしたの唯ちゃん?」
唯「最近、和ちゃん分が足りないんだよ」
律「和ちゃん分だと~?」
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 21:54:57.70
唯「和ちゃん分とは、和ちゃんとお話したりすると貰える養分です」
紬「それはつまり、りっちゃんの澪ちゃん分みたいなものね?」
唯「はい……私は和ちゃんに栄養を貰って育つ草なのです」
律「おい、それだとまるで私も澪に依存してるみたいじゃないか」
紬「うふふ、じゃありっちゃんは澪ちゃんがいなくなっても平気?」
律「あっ、当たり前だろ~……」
唯「いつも一緒だから気がつかないだけだよ、りっちゃんは」
紬「澪ちゃんいなくなったらって想像してみて?辛いでしょ?」
律「……」ガーン
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:02:36.33
唯「ぷくくっ、りっちゃん泣きそうじゃん」
律「もうっ!分かったよ唯の気持ちは!」
紬(りっちゃんかわいい)ハァハァ
律「でも言っとくけど、私は澪のオマケじゃねーぞ!」
唯「今はそんな事より和ちゃんだよ」
律「あ、ああ……そか」
紬「放課後、会う約束とかしたらどうかしら?」
唯「あう~……でも和ちゃん生徒会で忙しいだろうし」
紬「大丈夫よ。唯ちゃんの為ならきっと時間を作ってくれる」
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:09:00.32
唯「うん!ありがとうムギちゃん!私メールしてみるね!」
紬「頑張って唯ちゃん!」
唯「あっ!返事来た!」
紬「どうだったの?」
唯「やった!OKだって!」
律「こんなにあっさり済むなら初めからそうしろよ」
紬「すごい!良かったね唯ちゃん!」
唯「えへへっ!ムギちゃんのおかげだよ!」ガバッ
紬「うふふ、私は何もしてないよ~」ニコニコ
律「いやホントに大袈裟だって」
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:15:43.97
昼休み
梓(へへっ、あんパンゲット~♪)
澪「あれっ?梓もパンなの?」
梓「み、澪先輩っ!」
澪「偶然だね」
梓「は、はい偶然ですね!」カァッ
澪「そうだ良かったらさ、お昼一緒に食べない?」
梓「澪先輩と!?」
澪「あっ、何か約束あった?」
梓「ないないないです!」ブンブンブン
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:24:03.84
澪「じゃあ私の教室に来てくれるか?」
梓「はっ、はい!(上級生の教室に行くってドキドキ!)」
澪「そうだ和も紹介するぞ」
梓「和……先輩ですか?」
澪「ああ。唯の幼馴染で私と同じクラスの子なんだ」
梓「そうですか(唯先輩の幼馴染……律先輩みたいな感じだろうか?)」
澪「言っておくけど唯と違って、凄くしっかりしてる人だぞ」
梓「それはそれは……(何だか緊張してきた)」
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:31:29.34
和「澪おかえり……そちらは?」
澪「軽音部の後輩なんだけど、購買部で偶然会ってさ」
梓「初めまして!中野梓と申します!」
和「あらご丁寧に。私は真鍋和、よろしくね」
澪「私が昼食に誘ったんだ。たまにはいいだろ?」
和「いいわよ。澪から噂は聞いているわ」
梓「どうもです!図々しくもやって参りました!」
和「ふふっ、まじめな子って聞いてたけど、おもしろいのね」
梓「はいっ!(落ち着いてて大人っぽい人だな~)」
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:39:53.31
和「梓ちゃんはギター凄く上手なんだってね」
梓「あ、あのそんな……(まだまだです私なんか)」ゴニョゴニョ
和「でしょ澪?」
澪「そうなんだ。後輩だけど私達に教えられる程だよ」
梓「からかわないでください澪先輩!」カァッ
澪「謙遜しなくたっていいんだぞ」
和「かわいいわね。澪が気に入る訳だわ」
梓「えっ?」
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:47:42.86
澪「おい和!本人の前でそういう事はだな!」カァー
和「いいじゃない照れなくても」
梓(澪先輩が私の事を……)ポー
澪「だって恥ずかしくなるだろ!もう!」
和「怒った?ほら卵焼きあげるから許して」
澪「もう……かなわないな和には」
梓(あ、あの澪先輩が甘えてる……!?)
和「そういえば唯とも仲がいいのよね」
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 22:57:50.43
梓「仲がいいと言うか、懐かれてると言うか」
和「ふふっ、大体想像つくわ」
梓「昔からああいう人なんですか?」
和「そうね……でも憎めないでしょ?」
梓「そりゃあ……」
澪「梓は唯の演奏に惹かれて、入部決めたんだもんな」
梓「ま、まあそうですけど」
和「へえ~、唯も凄いのねえ」
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 23:08:01.28
梓「でもだらしない所は尊敬出来ないです」
和「ハッキリ言うわね」
梓「あっ、し、失礼しました先輩に対して……」
和「ううん、梓ちゃんのそういう所いいと思うな」
梓「そそ、そうですか?」ポッ
澪「和も気に入ってくれると思ってたよ」
和「これからも唯共々よろしく頼むわね、梓ちゃん」
梓「はい!和先輩っ!(澪先輩もいいけど、和先輩も素敵だな~)」
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 23:47:59.03
放課後
唯「ムギちゃんのお茶おいし~♪」ニマニマ
紬「ありがとう唯ちゃん」
梓「唯先輩なんか今日は、いつも以上にご機嫌ですね」
律「この後、唯は和ちゃん分とやらを補給出来るらしい」
梓「和ちゃん分?」
唯「和ちゃんと二人っきりで、お茶する約束したんだ~」
律「あー、和ちゃんというのは唯の幼馴染で……」
梓「知ってますよ。お昼ご一緒したので」
唯「えっ、何で?」
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/06(金) 23:56:37.59
澪「私がお昼に、梓を誘ったんだ」
梓「澪先輩と購買部でバッタリ会いまして」
唯「ふ~ん……それでどうだったの?」
梓「外見は凛々しいけど、独特の包容力があると言うか」
律「私みたいなタイプだよなぁ~」
澪「……」ゴッ
律「いひゃい」
梓「……一緒にいて落ち着く人ですね」
唯「私の事、何か言ってなかった?」
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:02:04.04
梓「あ、凄く気に掛けてましたよ唯先輩の事は」
唯「ホント?」
梓「本当ですよ~、何だか羨ましいですね」
唯「そ、そう?えへへ……」
澪「というか和は、唯を溺愛してるよな~」
紬「詳しく」
梓(ムギ先輩の目の色が変わった)
澪「この前も和に将来の夢を聞いたんだ。何て答えたと思う?」
律「ん~……ICPOとかか?」
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:09:11.21
澪「唯の花嫁姿が見たいって言ったんだ」
唯「……」
律「そ、そいつあ……」
梓「え?冗談ですよね?」
澪「いやマジです」
紬「素晴らしいです」キラキラキラ
律「おー、おー、愛されちゃってるなあ唯!」バシバシ
唯「……別に嬉しくないよ」
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:15:29.11
律「何だぁ?照れてんのかこいつ~?」
唯「私、結婚したいだなんて思ってないし」
澪「だからって、そんな不機嫌になる事はないだろ」
紬「そうよ、唯ちゃんをそれだけ大事に思ってるんだから」
梓「唯先輩は戸惑ってるだけですよ」
律「でもま~、確かにびっくりしたな~」
唯(私の望んでない事を願われても、迷惑なだけだよ)
さわ子「ハァーイ!みんな元気~!?」ガチャリ
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:21:06.84
律「何ださわちゃん今頃」
さわ子「何よう冷たいのね?折角遊びに来てやったのに」
澪「ここは遊ぶ所じゃありません」
さわ子「もしかして紅茶も冷たい?」
紬「今温めますね~」
律「あんまり甘やかすなよムギ」
さわ子「流石ムギちゃんモノが違った」
律「どうだまいったか」
さわ子「うむ。嫁に欲しいぞ」
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:27:46.42
律「ダメだムギはやらん。他を当たれ」
紬「あら?うふふ……」
さわ子「それが過疎地の農村かって位、嫁不足なのよ」
澪「ていうか嫁でいいんですか?」
さわ子「面倒見のいい子ならOK」
律「面倒を見させる気かい」
澪「何という不純な動機……」
唯「あははっ、さわちゃんは欲望に忠実だねぇ~」
さわ子「唯ちゃんに言われると、何か釈然としないわ」
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:35:05.43
梓「あの……そろそろ練習しませんか?」
さわ子「もう梓ちゃん!家にいる時位ゆっくりさせてよ~」
律「おいおい、たまには家族サービスもしなきゃダメだぞー」
さわ子「え~、いやーんめんどっちぃ~」
唯「じゃあ私は、肩をお揉みしますね」
さわ子「あ~、唯ちゃんいい子ね。よしよし~」
唯「お任せあれ」フニュッ
さわ子「ひゃっ、コラッ!どこ触ってるの!」
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:42:02.63
律「どうだ唯?巨乳の秘密は掴めそうか?」
唯「ダメですりっちゃん隊員。もうちょっと探りを入れてみます」
さわ子「ちょっ、くすぐったいってぇ!きゃははっ!」
紬「うふふふ」ニコニコ
梓「うう……こんなぬるぬるな空気、耐えられないです……」
澪「こらえるんだ梓」
律「あー、もう終わりにするって……ほら唯~」
唯「うん、りっちゃん分かったよ~」
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:51:18.00
律「さわちゃん私ら、そろそろ練習するからさ」
さわ子「えぇ~!りっちゃんらしくないよそんなの!」
律「残念ながらやる時はやる、それが私なのよん」
澪「観念して、たまには顧問らしく指導してください」
さわ子「ちぇーっ!しゃ~ねぇなあ……」
紬「まあまあ、お茶をどうぞ」
さわ子「むふっ!ありがとうムギちゃ~ん!」
梓「唯先輩、スタンバイみたいですよ」
唯「ちょっと待ってぇ~」
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 00:57:23.65
校門前
和(遅いなぁ、唯……生徒会早く切り上げたのに)
唯「和ちゃ~ん!」
和「唯!」
唯「わ~い!」ガバッ
和「ととっ、突然危ないわよ」
律「おお……何だかすげえー」
澪「受け止める和も慣れたものだ」
梓「唯先輩、私の時より格段に激しいです……」
紬「準備OKなの」●REC
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 01:00:02.63
顔がにやにや顔に固定されそうですよ
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 01:01:48.16
唯「ああこれこれ。心のふるさとって感じだよ~」グリグリ
和「唯、抱きつくのはいいけどこれじゃ動けないってば」
唯「もうちょっと~」グリグリ
和「しょうがない子ね」ナデナデ
律「何か幼稚園の送り迎えの光景っぽいなぁ~」
澪「しかし不思議と違和感がないのが何とも」
梓(私も澪先輩に頭なでてもらいたい……)ドキドキ
紬「ナチュラルでほのかな甘味、まるで上質のチョコレートね」
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 01:08:00.40
唯「えへへ~」
和「あっ、ごめん……頭なでられるの嫌だったっけ」
唯「ううん!嬉しいよ……この前はどうしちゃったのかな?」
和「ふふっ、じゃあ遠慮なく」ナデナデ
律「なあ澪、たまには私もお前に甘えても……」
澪「あ、ああ、ちょっとだけならいいぞ」
梓「ずっ、ずるいですー!律先輩ばっかり!」
紬「これならいくらでもおかわりいけちゃうよぅ」ハァハァ
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 01:16:44.64
モスバ
唯「ねえ和ちゃん。澪ちゃんに聞いたんだけど」
和「なあに?」
唯「私の花嫁姿が見たいんだって?」
和「うん。唯が幸せになってくれたら私は嬉しいのよ」
唯「どうだろ結婚とか恋愛とか……私には出来そうにないや」
和「やる前から諦めてどうするの?」
唯「そういうのが当たり前に出来なきゃ、ダメなのかなぁ」
和「そうね……唯は普通の人が出来ない事をすれば」
唯「っていうか、普通の事が出来ないだけなんだけどね」
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 01:22:55.61
和「いいわよ。唯は唯だもの」
唯「えへへっ、やだなぁ私愚痴ばっかりじゃん」
和「ホントにね。どうしたのよ?」
唯「私も和ちゃんみたいに、何でも出来ればな~」
和「買いかぶらないでよ」
唯「だって、だってさ~……」
和「唯にしか出来ない事だってあるでしょ?」
唯「うん……欲張りなのかもね私」
和「ふふっ、何よそれ」
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 01:29:24.28
唯「こんな話したら、もっと説教されるかと思った」
和「え?私ってそんなに説教臭い?」
唯「たま~にね」
和「だとしたら唯のせいよ。いつもだらしないんだから」
唯「あっ、ひどーい!」
和「反省なさい」
唯「でも和ちゃんなら嫌じゃないや」
和「ゆ~い」ツン
唯「えへへ~」
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:01:40.99
平沢家
唯「うーいー!たてじま~!」
和「それは阪神でしょ」
憂「おかえりお姉……和さん!?」
和「こんばんは」
唯「憂にも和ちゃん分をと思って」
和「何訳の分からない事を言ってるの唯」
憂「ありがとうお姉ちゃん!」ガバッ
和「ちょ、ちょっと憂!?」
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:09:44.51
憂「泊まっていかれるんですか?」
和「いやそれは流石にちょっと……平日だし」
憂「残念……」シュン
和「ほら、お土産あるから。ハンバーガー」
憂「どうもありがとうございます……」
唯「少し上がって行きなよ和ちゃん」
和「遅いから帰るわ。憂の顔も見れたし」
唯「いいじゃんちょっと位~」
憂「和さん……」
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:19:10.79
和「わ、分かったわよ」
唯「わ~い!和ちゃん大好き!」ギュウッ
和「……ホントにちょっとだけだからね?」
憂「私も和さん大好き!」グリグリ
和「こらこら、調子いいわね二人とも」
唯「それじゃ和ちゃんの為に、ギー太弾きます!」
憂「いよっ!お姉ちゃん日本一!」
和「あはは……それは楽しみね」
231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:38:21.84
翌日
紬「真鍋和さん」
和「あら、あなたは確か軽音部の……」
紬「琴吹紬です。愛称でムギと呼ばれています」
和「ええ……それで何か?」
紬「ムギと呼んでください」
和「ムギ?」
紬「はい!私も和ちゃんって呼んでもいいですか!?」
和「構わないけど」
紬「うふふっ、和ちゃん!」
234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:46:01.62
和「で、私にこんな手紙をよこした意図を教えてくれるかしら?」
紬「和ちゃんなら日常でしょ、こんな手紙位」
和「からかってるなら帰るわよ」
紬「からかってなんか。女の子同士って変ですか?」
和「……個人の自由だと思うわよ」
紬「じゃあ私とお付き合いを」
和「残念だけど学業に専念したいので。ごめんなさい」
紬「うふふ……なら、女の子同士に抵抗はない訳ね」
和「……ムギ、あなたの狙いが分からないわ」
236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:53:28.74
紬「私の望みは至ってシンプル」
和「回りくどいわね、早く言いなさい」
紬「和ちゃんは唯ちゃんと付き合うべきよ」
和「はい?」
紬「それってとっても素晴らしい事なの」
和「何か勘違いしていらっしゃる様だけど」
紬「和ちゃん、正式に付き合えば唯ちゃんとキスしたり出来るのよ」
和「私と唯はそこまでベタベタした関係じゃないわ」
紬「いえ○○○○……○○○o○○で○○まで可能ですって!?」
和「あの……ムギさん?」
237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:04:54.19
紬「し、失礼……意識の向こう側にダイブしかけちゃって」
和「良く分からないけど破廉恥だわ」
紬「本質的には綺麗な百合を求めているの。本当よ?」
和「あなたってもしかして変態?」
紬「はぅっ!」キュンッ
和「ど、どうしたの?」
紬「……もっと言って……」
和「えっ」
紬「もっと私を罵ってくださいお姉様っ!」
和「……」
239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:15:29.46
紬「し、失礼……また意識の向こう側に」
和「もう分かったから」
紬「は、恥ずかしい……」
和「むしろ喜んでる様に見えるけど」
紬「和ちゃんって言葉責めが上手なのね……」
和「いやそんなプレイした覚えはないから」
紬「じゃあ天性の才能かしら」
和「そろそろ帰るわね」
242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:27:57.08
紬「待って和ちゃん!」
和「もう授業始まるから」
紬「さっき私が言った事、ちゃんと考えておいて欲しいの!」
和「ムギ……どうしてそこまで」
紬「だって唯ちゃんが苦しそうに見えたから」
和「唯が?」
紬「唯ちゃんは和ちゃんと、もっと深い繋がりを求めてると思うの」
和「どうしてそんな事をあなたが」
紬「ただの勘だけど……良く当たるのよ」
244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:35:56.07
和「私にはムギが、おもしろがってる様にしか見えないけど」
紬「うふふっ、それは否定しないよ♪」
和「心配しなくても私と唯の絆は、そんなにヤワじゃないから」
紬「あらあら、それってもしかすると……」
和「ムギ?」
紬「……はっ!?」
和(また飛びかけたわね……)
紬「や、やだ私ったら……うふふふ」
和(妄想は自由だと思うけど、私はターゲットにしないで欲しいわ)
246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:03:39.86
昼休み
唯「やっほー!」
和「あ……唯」
澪「何だ珍しいな。和に用事か?」
唯「いや~、特に別にと言う訳じゃないんですが」
和「まあ、ここ空いてるから座りなさい」
唯「えへへ~、和ちゃんありがと~」
澪「単に私達と飯が食いたかっただけか」
唯「ムギちゃんが遊び行ってこいって言うからさ~」
和「ふぅん(お節介な……違うか興味本位ね)」
248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:09:37.29
唯「あっ、和ちゃんのお弁当おいしそうだなぁ……」
和「そんな物欲しそうにしなくてもあげるわよ」
唯「あははっ、いやぁ~、悪いね?」
澪「その唯の厚かましさは見習いたいな」
唯「照れるな~、そのミートボールちょうだい」
和「はい」
唯「わ~い」パクッ
澪(ナ、ナチュラルに間接キスだと!?)
249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:17:20.31
唯「おいし~!和ちゃん天才~!」ガバッ
和「そのミートボールは出来合いだけどね」
唯「ゆで方がいいよ!」グリグリ
和「どういう褒め方よ」
澪(そして流れるように抱擁、さらに胸グリグリだと!?)
和「澪どうしたの?さっきから黙っちゃって」
唯「澪ちゃん赤くなってるけど熱でもあるの?」
澪「お、お前らなぁ……いや何でもない」
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:23:59.20
和「今日、軽音部は練習するの?」
唯「するよ~、やる気になれば」
澪「コラッ、唯!練習は絶対やるぞ!」
和「そう……少し見学してもいいかしらね?」
唯「えっ、和ちゃん来るの!?」
和「たまになら多少の融通は利くわ」
澪「和が来るんじゃ唯もやる気出るな」
唯「出てきました!」
和「ふふっ、楽しみにしてるわ」
255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:08:19.63
放課後
和「失礼するわ」ガチャリ
唯「あっ、の、和ちゃんもう来たの?」
和「言ったでしょ」
律「あいにく今は、ティータイム中でありまして~」
澪「やるぞ律!グズグズするな!」グイッ
律「ああん」
梓「スタンバイOKです」
紬「私もがんばろっと!うふふ!」
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:14:30.24
唯「うぅ~……緊張してきたよ……」
律「ウソこけ!」
唯「り、りっちゃんと違って私は繊細なんだよ」
律「ウソこけ!」
澪「珍しいな。でも唯は少し緊張した方が」
和「大丈夫よ唯なら」
唯「うん!和ちゃん任せてよ!」
律「やっぱり緊張なんかしてね~じゃねえか!」
梓(むしろ私があがってます……)
257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:26:20.73
律「1、2、3、4~、1、2、3-!」カッカッカッ
~♪~♪~♪
唯「ふぅ……どうでしたか和ちゃん!」
和「みんな、凄く良かったわよ!」パチパチパチ
澪「確かにみんな良かった」
律「まあ客がいるのといないのとでは」
紬「気合の入り方が違うよね!」
律「そ、そうそう!」
梓「みなさんはやっぱり凄いです!」
260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:34:18.58
律「ははっ、梓、ライブはもっと凄いんだぞ~!」
澪「こら律!調子に乗るな!」ポカッ
律「あいて~」
梓「あっ、でも凄く楽しみです私!」
唯「あずにゃんはかわいいねえ~」
和「じゃあ私そろそろ……」
澪「えっ、もう行くのか和?」
律「もう一曲、聴いていけよ~」
和「ありがとう。でもこれ以上空けるのはマズいのよ」
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:40:55.42
澪「そうか……」
唯「和ちゃん!私、少し送って行くよ!」
和「え?でも唯も練習中だし」
澪「いいからいいから」
律「唯、送ってやれ」
唯「えへへっ、ありがとう澪ちゃんりっちゃん」
和「そう。じゃあお言葉に甘えましょうか」
梓「本当に仲がいいですね」
紬「うふふ、そうよね~」
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:55:53.70
……
和「ねえ唯、カッコよかったわよ」
唯「へへ~、そうでしょ?」
和「ライブの時もそうだったけど、輝いていたというか……」
唯「て、照れるな~」
和「もう一人前ね唯も」
唯「そっ、そんな事ないよ、私はまだまだ子供だよ!」
和「ひねくれなくったっていいじゃない」
唯「ダメダメ!まだまだ和ちゃんに育てて貰わないと!」
和「あの……同い年よね私達?」
265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 19:04:56.91
唯「あれ?そうだったっけ……」
和「こら、人を年増みたいにしないの」
唯「へへ~、冗談だってば~」
和「まあ子供だって自覚しただけ、大人になったのかもね」
唯「私と和ちゃんはね、ず~っと一緒なんだから」
和「心配しなくても、唯が望む限りは一緒にいてあげるわよ」
唯「……そんなのやだ」
和「唯?」
唯「どんな時でも一緒だよ!」
おしまい
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 19:16:57.11
乙
とてもよかった
とてもよかった
276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 19:19:41.05
いい終わり方だった乙
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 20:49:34.63
乙です
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