地球はひとつしかない。この時代、世界はとても狭いと思ってしまっても、「認識(感じ方)」こそが本当の姿なんだとしたら、僕ら72億人の、72億通りの地球が、広大な意識のなかに、つながったネットのなかに存在しているということを教えてくれる作品たち
2007年に写真を撮り始めた色盲の炭鉱作業員 レイ・コリンズ (Ray Collins)は、サーフィン仲間を撮り始め、いつしか「波」に惹かれていく
僕らが見たことのない海の姿
彼は、生まれつき持った"能力" によって、色彩に惑わされず、神から掠め取った「形状の神秘」という財宝で、僕らの心を衝撃し、震わせる
Ray Collins
写真集「Found At Sea」