国立・北海道大学の教授夫婦が研究費を不正に受給していたことがわかりました。
画像:【北海道大学(農学部)】
http://www.city.sapporo.jp/ncms/shimin/heiwa/rekishi_senseki/senseki/senseki_06/
1日、同大学は農学研究科の有賀早苗(57才)教授が夫で薬学研究科の有賀寛芳(64才)特任教授と共謀
し、研究費計1550万円を不正に受給したと発表。
昨年4月に独立行政法人・日本学術振興会から指摘を受けて、内部調査を実施。
有賀早苗教授は2006年~2007年にかけ、パーキンソン病患者に特有のがん遺伝子に関する研究費とし
て申請し、2006年度に800万円、2007年度に750万円を受給しながら、研究の実態がありませんでした。
調べに対し、
「研究費をできるだけ確保し、研究環境を整備したかった」
と話しています。
同大学は夫婦それぞれとも停職10カ月の懲戒処分とし、
「二度と起きないよう対策を講じるとともに、信頼回復に向けて最大限の努力をしていく」
と説明しています。
研究費の原資は国民の税金ですからね・・